東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

75歳まで働きましょう!

2017-10-15 01:40:17 | 17期生のブログリレー
こんにちは。稼プロ!17期の小口です。
唐突ですが、日本の高齢者関係データを列挙します。
1. 2025年には団塊世代は75歳を超える
2. 2015年時点で、健康寿命は74.9歳(継続的な医療、介護に依存しないで自立した生活ができる生存期間)
3. 65歳以上で働く意欲のある人は6割以上。
4. しかし、60歳以上の常勤者は1割程度。7割は地域における活動にも従事していない。多くの人は定年後日々テレビを見て過ごしている。
これらのデータは、経済産業省の若手官僚を中心とした「若手次官プロジェクト」が今年5月に公開した資料「不安な個人、立ちすくむ国家」から抜粋したものです。

皆さんはどのような感想を持たれますか? 
「若手次官プロジェクト」は、これらのデータをもって、一律に年齢で「高齢者=弱者」とみなす社内保障をやめ、働けるかぎり貢献する社会を提言しています。私もまったくもって同意見です。働く意思がある限り、年金を貰いながら日がなテレビを見て過ごすのではなく、労働をもって健康寿命年までは社会貢献をしたい。そんな社会が実現して欲しい。

しかし、そのような社会の実現のためには、個人レベルでの努力も必要となるはずです。
私もそうですが、日本の多くのサラリーマンは勤務する企業の業界のみで通用する知識、ノウハウをもって仕事をしているジェネラリストであり、汎用性に欠けます。規模の比較的小さい業界出身の退職者は他業界に職を求める場合かなりの苦労をしているようです。(私の勤める企業の先輩も同様のことを言ってました。。。) したがって、「他業界でも通用する汎用性のある能力」の取得を多くのサラリーマンに求めないと、「働けるかぎり貢献する社会」の実現は難しいものになります。しかし、退職後に「汎用性のある能力」の取得を開始するのは困難といえます。企業在職中から定年後を見据えての準備がサラリーマンとしての標準になる必要があります。

私個人は、定年後の独立を今のところ目指していますが、どのような状況になっても対応できるよう、定年までの残り5年を通じて汎用性のあるスキルを磨いていき、「働けるかぎり貢献する社会」到来の準備をしたいと思います。皆さんもともに75歳まで頑張りましょう!
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする