東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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稼プロ!での1年を振り返って

2019-06-28 12:00:00 | 18期生のブログリレー
皆さん、こんにちは。18期生の平野です。

これが最後のブログ投稿となります。
稼プロ!での1年間で、多くの気づきを得て、学び、成長することができました。
最後のブログ投稿では、基本スキル「話す」「書く」「診る」「聞く」の4つの切り口から、稼プロ!で得た大事な教訓を書かせてていただきます。

1.話す
準備と場数。富岡先生の言葉です。これに尽きます。稼プロ!でのスピーチでは、準備不足で冷や汗をかき、恥ずかし想いをしたことが多々ありました。話す機会と場が用意されたら、早めに準備する。声に出して練習することの大切が身に沁みました。そして、自分から話をする機会を求めていくことです。もう少し訓練してから、もう少し勉強してから、では何も変わりません。積極的に手を挙げないといけませんね。

2.書く
書き始める前の材料集めと構成作りが大切です。診断士にとって文章・資料は商品そのものです。事業調査報告書、専門家派遣の報告書、補助金の申請書、事業計画書、メールでのやり取り…… 書くというアウトプットが常に求められます。そのクオリティによって評価が決まってしまいます。文章・資料の良し悪しとスピードは、パソコンに向かう前の準備で決まることを、小論文執筆を通じて強く認識しました。

3.診る
実効性ある提言でなければ受け入れてもらえないことです。中小企業はヒト・モノ・カネ・情報、すべての経営資源が不足しています。簡単でシンプルな提言でなければ、経営者は実行できません。教科書どおりのことを提言しても経営者には響きません。小林先生の熱血指導で目が開きました。また、よい提言であっても、経営者に寄り添う姿勢がなければ、聞く耳をもってもらえないことにも、心に留めておかなければなりません。

4.聴く
聴き役に徹することです。診断士は、立場上、つい自分の知識、改善策をひけらかしたくなってします。が、これは経営者との信頼関係構築に逆効果となってしまいます。この人と話していると、考えが整理される、いろいろなことに気づかせてくれる。そんな存在であることによって信頼関係生まれ、正確な現状把握、そして改善策提案へと繋がっていく。経営相談ロールプレイを通じ、よく理解できました。

教訓を得たとはいえ、これらはまだまだ自分のものとはなっていません。この4つのスキルの向上に終わりない。稼プロ卒塾後も、意識して鍛えていきます。

私は診断士登録後、実務補修のご縁から別のプロコン塾に通うつもりでいました。
それでも一応、どんなプロコン塾が他にあるのかと、調べているうちに発見したのが稼プロ!でした。
気になって頻繁にホームページをチェックしているうちに、残席がどんどん減っていくのに焦り、見学も説明会にも行かないまま、思い切って申し込んだ次第です。
結果は、もちろん大正解でした。

1年を振り返りながら、今後は地域密着で活躍し、「稼げる!プロコン」として成長していこうと、思いを新たにしています。
そして、お世話になった稼プロ!に、何か還元できればと考えています。

鴨志田塾長、講師の先生方、事務局の皆様、18期生の同期の皆様、1年間大変お世話になりました。ありがとうございました。しかし、これがお別れではありません。それぞれが「稼げる!プロコン」として活躍するための新たなスタートに立っただけのことです。
なので、これからも末永くよろしくお願いいたします。

明日の卒塾式、皆様にお会いするのを楽しみにしています。
コメント (3)
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