「大谷翔平」の凄さ
こんにちは。稼プロ!19期生の宇野毅です。緊急事態宣言が発出(この言葉、初めて聞きました!)されて1か月を超え、自宅でのテレワーク生活にもやっと馴染んできました。テレビでは、ドラマやバラエティ番組が三密で制作できないからか、プロスポーツ選手を単独でフォーカスする企画を多く見るようになってきました。ということで、やや強引ですが、今日はMLBの大谷選手の成功の秘訣について取り上げます。
以下の図は、大谷選手が花巻東高校1年の時に立てた目標達成シートです。ご覧になったことがある方もいるのではないでしょうか。仏教の世界の曼陀羅(マンダラ)に形が似ているので「マンダラチャート」とも呼ばれています。
この図では、まず真ん中に目標を記入します。次に、そのまわりに隣接する8マスにその目標を達成するための要素を書き出します。そして、その要素を周囲の8ブロックの真ん中に転記し、最後に、そのまわりの8マスに要素を達成するための具体的なアクションを記入します。
大谷選手の目標は、8球団からドラフト1位を獲得するというものでした。そのための1つとして、例えば、160㎞/hのスピードボールを投げることを要素として取り上げました。そして、そのための具体的なアクションを8つ設定し、日々の練習や生活の中で取り組んでいきました。
さて、大谷選手のドラフトはどうだったか、覚えていますか??
彼は、ドラフト前にメジャー行きを宣言して、各球団は指名を避けました。唯一、日本ハムだけが指名し、栗山監督が足繁く通い、口説き落として日本ハムに入団することになりました。もし、メジャー行きを宣言していなかったら、彼の目標が達成されていたことは想像に難くありません。結果はともあれ、彼にその力を与えるのに、このマンダラチャートは重要であったと思います。
私が一番注目したのは、下段の「人間性」と「運」のブロックです。高校1年生、わずか15歳のときに、目標達成するために「人間性」や「運」が重要であることを彼は認識していました。また、それを達成するためのアクションとして、あいさつ、ごみ拾い、感謝、思いやり、などを具体化していることも凄いと感じました。稼プロ!の三意(誠意、熱意、創意)や「報酬はお布施である」という概念とも通じるように思います。
最近、新しい生活様式が提唱され、社会生活に大きな変化を余儀なくされる中、ともすれば自己中心的な行動をとってしまいがち、と感じることがあります。「Good Person」であることが、自身の人生を豊かにするために必要な要素、運を掴むための当然の要素であると、あらためて肝に銘じて日々の生活を送っていきたいと思います。
P.S:このマンダラチャート、ご自身のものを作成してみるのがお勧めです!私は作ってみました。
----以下、稼プロ!よりお知らせ----
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