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PDFってなに?

2020-05-08 12:00:00 | 19期生のブログリレー

事務局の木村です。予想はついていましたが、緊急事態宣言は、5月末まで延長されてしまいましたね。自分にできることは、とにかく3密を避けるよう、気をつけて生活をすることかなと考えています(普段からインドアなので、それほど苦ではないのですが)。また、ちょっと高くても、地域貢献のつもりで近所の飲食店のテイクアウトはいろいろ試してみています。鬱憤が溜まっている方もいるかもしれませんが、普通の生活を取り戻すために、もう少し頑張っていきましょう。

 

先日、日経新聞に掲載された『在宅勤務「月末の壁」 取引先「PDFってなに?」』という記事がネットで話題となっていました。記事の内容としては、テレワークを推進するなかで、請求書や書類の押印などの月次処理のために出社を余儀なくされることがある、取引先とPDFでのやり取りを打診したところ、PDFってなに?という回答が返ってきたというような内容です(詳細は、日経電子版などでご確認ください)。

 

これは笑い話のようで、笑い話ではない。特に中小企業を支援する中小企業診断士は、真剣に考えないといけないと思っています。会社では経理をしていますが、1年以上前からクラウドのWeb請求書サービスを活用しています。Web化を進めるためには、個々の取引先に同意していただく必要がありますが、おそらく全体の5割も進んでいないと思います。現状を変えたくない、面倒だ、わからないなどといった理由で、対応を保留される取引先は、多く存在します。

 

利用しているサービスは、同意のない取引先にはアップロードデータを元に紙の請求書を発送してくれる仕組みがあります。そのため、自社ですべき作業は、同意のあるなし問わずクラウドへのデータアップロードのみです。押印のためだけに出社するという状況は、自社では発生していませんので事前に導入しておいてよかったと思っています。

 

話を戻しますが、今後の社会情勢では、面倒だ、わからないというだけで、IT化に抵抗することはできなくなるでしょう。対応できない企業は、取引を打ち切られるといったことも考えられます。そういった意味では、この状況は、効率化を進めるためには、大きなチャンスとも考えられます。

 

診断士としても然り、さまざまなツールを活用して、自身や中小企業の環境構築をしっかりできるようになればと思います。

 

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コメント (3)
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