こんにちは、塾長の山﨑です
令和4年実務補習夏の陣、第3回9月コースが始まりました。夏の実務補習は、7,8,9月の3回行われますが、中小企業診断士は人気資格で年々合格者が増えて、東京地区は9月コースでは33班、約190人の受講生となっています。私は今回この9月コースの指導員を担当しています。
私の班では受講生は6人20代から50代まで女性も交えバランスよく、とても優秀なメンバーが揃いました。副指導員の先生が先日古希を迎えられたので、指導員も含むと、20代から70代の各年代が揃うという豪華?メンバーです。
中小企業診断士は年齢、性別に関係なく、共に仲間として学べる点が本当に素晴らしいと思います。もちらん、指導員という立場ではありますが、私も副指導員の先生と共に学ばせていただいています。
ちょうど昨日2日目が終わったところで、初日のヒアリングを踏まえて、環境分析、SWOT分析、課題の体系化、提案骨子の検討、報告書概要・執筆体制の確認、といったステップで進んでいます。
受講生も3社目ということで、経験値が上がり、非常にスムーズに進められてとても助かっています。今回の企業は飲食店ですが、受講生は全員初めての業種ということで、とても興味深く取り組んでいます。初日は事業者の近くに会議室が取れたので、ヒアリング前の昼休みにこっそりお昼を食べに行き、受講生同士事前に意見交換して、ヒアリング項目を見直す余裕がありました。担当、副担当も一発ですんなり決まり、いいチームワークが組めています。
一方、診断先は飲食業なので、ご多分に漏れず、コロナで大きく売上が落ちて回復できずに苦労されています。コロナ前の業績にいかにしてV字回復できるか、そのための具体的な提案がいくつ出せるか、この1週間にかかっています。
私が実務補習を受けたのはかれこれ20年近く前になりますが、経験のない受講生たちが懸命に考え、知恵を絞りだし、提案したことが懐かしいです。その中でも、診断先の社長が「この提案をやってみます」と受けていただいた時には本当に嬉しかったことを思い出します。
受講生の皆さんが、この手ごたえ、喜びを味わっていただけるように、残り10日弱ですが、最後まで三意をもって、支援したいと思います。
勧誘はできませんが、できれば、この受講生のメンバーが塾の新たなメンバーになってくれることを祈りつつ。