みなさま、こんにちは。
稼プロ!24期の小林と申します。
今回は、私が今一番の趣味として楽しんでいるサウナについて書きたいと思います。
サウナは以前、おじさんが利用する施設というイメージが強く、若者はあまり訪れない場所でした。
しかし、2019年頃から始まったサウナブームにより、多くの若者がサウナ施設を訪れ、2024年現在もサウナブームは続いており、多くの若者が今もサウナを楽しんでいます。
なぜサウナブームがこれほどまで長く続き、人々の習慣になったのか考えたとき、私はタナカカツキ氏の漫画『サ道』が生み出した「ととのう」という言葉が大きな要因だと思います。
「ととのう」とは、サウナの後に水風呂に入り、その後にイスなどに座り休憩することで得られる快感、一種のトランス状態のことを指します。
おそらく、ブーム以前からこの感覚を味わっていた人々はいたと思いますが、それを言語化しておらず、それぞれが独自に楽しんでいたのだと思います。
「ととのう」という言葉が生まれたことで、「ととのう」ってどういう感覚なのだろうと人々の興味を引き、それがサウナに行く動機となり、実際に「ととのう」を経験した後は、SNS等で感覚を共有することで、爆発的なブームに繋がり、現在も続いているのだと思います。
そして、この「ととのう」という感覚はサウナでしか体験できないため、サウナが人々の生活の一部となり、習慣化したのでしょう。
私がサウナブームを通して考えたことは、価値を言語化することの大切さです。言語化することで、そこに新しい価値が生まれ、新たなマーケットが広がるということをサウナブームを通して感じました。実際に、昭和初期から錦糸町にある銭湯の「黄金湯」など、サウナに力を入れたリニューアルを行うことで、町の昔ながらの銭湯に多くの若者が訪れる現象も起きています。
今後、診断士として、企業の価値を見つけ出し、その価値に新しい意味を持たせることで企業の成長に繋げていけるような診断士になりたいと思います(無理矢理診断士とつなげた感じはありますが‥)。
これから1年間、宜しくお願いします!