東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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診断士2次試験

2011-10-28 00:05:15 | 11期生のブログリレー

10月27日木曜日のお昼を迎えました。

と言いたいところですが、日またぎとなってしまいました。

11期生の小林です。

今日は寒いですね~。暖房を入れようか迷ってしまいます。


さて、

取り急ぎ去年の今日をニュースで振り返ってみます。

・ひげの社員、二審も勝訴!賠償額52万円に増額

・ゆるきゃら選挙1位は「ひこにゃん&タボくん」

・もう秋は終わった?東京でも木枯らし1号

・「北海道のカニ」実は650円のダシ用だった

うん、こんな感じで、幸せな一日だったみたいです。

平成23年10月27日も幸せに終われたことに感謝です。


さて、さて、

ちょっと遡りまして、10月23日は何の日だったかわかりますか?

そうです、中小企業診断士2次試験の日でした。

診断士を目指す人には本当に特別な一日です。

ちょっとリバティータワーをのぞいてみましたが、それはそれはピリピリしたムードでした。

少し前の自分もその状況に置かれていましたので、あの独特の雰囲気、あの何とも言えない高揚感はよく解ります。

合格率2割以下の1次試験を突破した人のうち、さらに2割しか合格しない試験。

並大抵の覚悟では合格できないはずです。

改めて中小企業診断士に合格するって大変なことだな~と感じました。

そして、合格したからには、合格できなかった95%の人の想いを汲まなければならないんじゃないか、、、

そう改めて考えさせられました。


本当に頑張れ、頑張れ、自分。

そう改めて思うのでした、、、

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なぜガンダムはこんなに売れるのか?

2011-10-26 03:02:51 | 11期生のブログリレー

11期生村山です。
出張で札幌に来ていますが、特に出歩くこともなく
ホテルで仕事してたりとか・・・まあ出張なんてそんなものです。

それはともかく先日facebookのグループで「Gの会」という会の
会合に参加してきました。なんやねん?それ?と言われたら、タイトルにもあるようにこれです。

まあみなさん詳しい人ばっかりで私みたいな絵しか
描けない人間ではまったく話についていけませんでした。

きっと、こういう人たちがいろんな商品を買ってるんだろうなと思って、
ガンダムの版権を持っているバンダイナムコホールディングスの
IR資料を見てみると、グループ全体でのガンダム関連の売上げは以下のとおりでした。

2007 509億
2008 428億
2009 428億
2010 346億
2011 283億
2012 420億(見込み)

こういう人たちの購買力高すぎる・・・・
ここのところ減少傾向が続いていますが、大人気漫画のワンピースの売上げが
2009年:46億、2010年:43億、2011年:154億であり、一世を風靡したたまごっちの売上げが
2009年:10億、2010年:20億、2011年:29億であり、昔からのコンテンツであるウルトラマンの売上げが
2009年:43億、2010年:31億、2011年:28億であることを考えると売上げ規模として
ガンダムというコンテンツが十分すぎるぐらい優秀であることが分かります。
グループの売上げが4000億円ぐらいだそうなので、売上げ比率はだいたい10%ぐらいですかね。

いったいなんで、こんなに売れるんでしょう?いろいろ考えてみたんだけど、あまりピンと来る
答えが導き出せないんで、みなさんに丸投げしてみようと思います。みなさん分かりますか?
分かる人はぜひコメントで私に教えてください(^^;

今回の4コマ

PCといえば私はデスクトップ派です。
ちなみに今使ってるのは5万ちょいのですけど(^^;

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千葉 労働局

2011-10-25 05:51:24 | 11期生のブログリレー

11期生 3番目の大塚 校市です

最近、ブログの順番が回ってくるのが早く感じられます。

 

千葉労働局

10月から経済産業省の地方局である「千葉労働局」に短期臨時職員(パートタイム)として働いております。来年の3月末まで、「雇用均等室」に雇用均等相談員として月に15日の勤務になります。これは中小企業診断士の業務ではなく、社会保険労務士としての業務です。

社労士は25年前に取得し、休眠状態でしたが、業務に必要のため10月から再登録しました。初めて、国家公務員の臨時職員となったのですが、そこで気付いたことを少し述べます。

 

雇用均等室

雇用均等室は職員が全員で25人ですが、その内の8割20人が臨時の職員で、正規の職員は5人しかいません。

ここでは、男女雇用均等法、育児・介護休業、短時間労働者(パート、アルバイト)関係を担当しております。法律を守ることと、率先して育児介護休業を取らせた中小企業には助成金を支給するなどを行っているところです。

 

第1の疑問

臨時職員は、公務員でありながら、共済組合ではなく雇用保険や厚生年金の対象者になります。公務員としての守秘義務、コンプライアンスが言われておりますが、保険等は公務員的ではないことになります。

 

第2の疑問

雇用均等室では、パートタイム労働者を正規従業員に転換する活動、企業に伺い転換をPRする活動、転換した企業には助成金を支給するなどを行っています。この転換指導をしているのが、パートタイムの臨時職員ですから疑問を感じます。

 

第3の疑問

事業仕訳で廃止となった外郭団体の業務が当局に還流し、職員を増やしています。

廃止の団体から、当局に再雇用されている臨時職員もいるのです。予算も多少削減されていますが、還流しています。

 

こんな疑問を感じていますが、今回ここで相談員として働くことになったのは、当局での業務は中小企業経営者の相談や指導があるため、今後の中小企業指導に役立つと思ったことと、社労士としてのステップアップを図るためです。半年で身に着くか分かりませんが・・・

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相関分析は仕事でどう使えるのか?

2011-10-24 00:04:54 | 11期生のブログリレー

こんにちは、矢本です。

今日はは相関分析の事例をご紹介してみたいと思います。
以前相関分析の記事を書いたときに、実例でどう使われるかのご質問があったので。
私自身はまあまあ使える分析だと思っています。


1.テーマ

住宅素材メーカー(主に北米向け)が投資判断の参考にしたいので
「今後の北米住宅重要の見通しはどうか?」と質問を受けた。8月ころ。

2.背景

・最大顧客である米国会社は弱気と強気の見通しが混在。
・しかし、エコノミストの需要の見通しは悲観的。米国消費者の購買意向を示す指標は以下のとおりなので。
・よって、社長は現在さらに米国向けに投資をすることには懐疑的。

根拠のグラフ(横軸は年、縦軸は指数・つまり購買意向の強さ)




3.分析

1)住宅の購買意向はどうか?

品目ごとの購買意向のデータがあるので、住宅を調べてみたら、住宅の購買予想は全くトレンドが違っている!。 
購買意向が急伸している。リーマンショック後に回復して急上昇を示している。購入意向は復活している!

北米は景気が悪いと言われているのに、これはほんとうだろうか?



2)本当にそうか?

a)住宅と同様の購買意向を示すものはないか?共通する特徴はないか?

まず、消費者の購買意向は28品目ありますので、住宅の購買意向と同様の傾向のものがないか調べます。
すると、商品のなかでは自動車の購買意向が類似(相関係数は0.61)。以下のグラフのように。

・・・どちらも耐久消費財(大きな買い物)。つまり米国消費者は大きな買い物をしたいと思っている?




b)根拠となる指標はないか、理由を想定できないか?

ここも相関係数の出番。
入手できる全ての統計指標(GDP、経済指標、物価指数、販売統計など)4000以上と住宅の購買意向との相関を見る。
相関のプログラムを利用すれば計算は可能。その中で一番相関が高かった(相関係数約0.6以上)ものは、やはり所得! 

つまり、所得が伸びてきたので、住宅などを買いたくなるという、経済の教科書通りの結果がでています。
(この図では自営業個人所得と住宅のグラフを重ねています)

→ やはりこれは個人所得が上昇し、住宅の購買意向も急上昇している(教科書どおり)と解釈すべきでしょう。
   実際にも、所得推移と住宅購買意向を3カ月ずらすともっとも相関係数が高くなります(0.62に増大)




3.結論

消費者の購買意向は冷えているが、住宅など耐久消費財の購買意向は回復している。
自営業者の所得の伸びが背景にある。よって、強気の見通しでも間違っていないと思われる。

つまり、北米の消費意向の回復の兆しが見えていた!いうことです。

(ただし8月以降は、米国債の格下げ、欧州金融不安などがありますので、また別な傾向ですからご注意を!)


4.知見

全体の動向の話と、個別商品の動向が正反対を示していることすらある。
だからデータソースを当たることはやはり大切。手間がかかるが、世間の経済記事のはあまりにマクロなので仕方なし。
そして、同じような傾向を示しているものを把握する(相関分析する)と、ある程度仮説が見えてくる。


今回は相関分析の実例のご紹介でした。

PEST分析や、業界動向の分析などには使えます。仮説形成にちょっとお薦めの分析です。

 

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ロケットの薦め。

2011-10-23 12:16:59 | 11期生のブログリレー

11期生第1号、小山誠一郎です。



「下町ロケット」

もう読んだよ、という方も大勢いらっしゃると思います。
第145回直木賞受賞作にして、既にドラマ化された作品です。


先日の東京支部実務従事カンファレンスでは
支部長さんのご挨拶で紹介されていました。


もともと●●賞受賞作という肩書きにはあまり惹かれない性質なのですが、
”診断士は読んでおきたい”との推薦の辞で興味を持ちました。


読んでみると。


 中小企業を取り巻く苦しい台所事情。

 エンジン特許を巡る大企業との法廷闘争。

 現場・管理職・経営者それぞれの立場。

 仕事を2階建ての家に例えて社員に説き、
 「夢と飯の狭間」に悩む経営者の内面の葛藤。


中小企業診断士が先方のお立場を推察させていただく上で、
参考になる観点がいくつもあるように感じました。

(中小企業経営者の方の中には「現実はさらに厳しい」との声もあるそうですが)


読み物としても、傑作と思います。

日々の研鑽の合間に、さらっと読める408ページ。
診断士には特におススメです。

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