東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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ディズニーリゾートの行動基準(最終回)

2012-11-05 13:33:27 | 講師亀田からのメッセージ

 

講師の亀田です。

 

ディズニーリゾートの行動基準(「SCSE」)シリーズ最終回は「E」についてです。

こちらは「Efficiency」の頭文字になっています。

 

Efficiencyは、「効率」という意味の単語で、行動基準としては、4つ目となり、優先順位としては最後になります。

 

営利団体としては、「効率」は優先項目としては高くなりがちではありますが、ディズニーテーマパークの場合は、安全、礼儀正しさ、ショーをないがしろにして、「効率」を追求していても、ゲスト(お客様)に「ハピネス(顧客感動、顧客満足)」は提供できない、という思いによるものです。

 

ですが、効率を追求しないわけではありません。安全、礼儀正しさ、ショーを心掛け、チームワークを発揮することで、効率を高めるとしています。

 

ディズニーファンの私としては、4つの基本理念を忠実に守りながら、「永遠に完成しない」場所として、東京ディズニーリゾートが日々進化を続けるのを、今後を楽しみにしていきたいと思います。

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企業経営と4つの幸福

2012-11-04 00:09:44 | 塾長からのメッセージ

塾長の鴨志田栄子です。

私が中小企業の指導の際に、ときどき引用する本があります。

㈱東ハト編『お菓子を仕事にできる幸福』日経BP社 です。

一度、経営破たんをした東ハトが、もう一度、菓子部門の会社を立ち上げた際に、飛び出す絵本として社員に配ったと言われています。それが好評で、普通の絵本として発売されています。

昨日の育成塾の國貞先生の講義の中で、ドラッカー氏の考えの中心には「人間の幸せ」があるとのことでした。

この本では、企業経営を4つの幸福からとらえています。以下に紹介します。

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お菓子の仕事を、つくっているもの

1.Customer「お客様を考える幸福」

 こどもをオトナにする、おとなをコドモにする

2.Fellow「仲間がいる幸福」

 組織になるより、チームになろう

3.Rival「ライバルと競う幸福」

 あたりまえは、くずかごへ

4.Society「世の中とつながる幸福」

 うそ〇(ゼロ)%

======

私は、この4つの内容、特に2~4は、とても共感しています。

今週のロシアでは、「CS向上」をテーマに3都市でのセミナー講師をしてきますが、その中でこれらについても紹介してきます。

~・~・~・~

昨日の國貞先生の講義の感想もいただけると嬉しいです。

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診断士の専門性について

2012-11-03 20:53:57 | 12期生のブログリレー

最近めっきり「稼げる!プロコン育成塾」に参加できておらず、影が薄くなりっ放しの神吉です。

今日の國貞先生の講義に参加できなかったのは残念でした。

出られた方、後で話を聞かせてください。

 

中小企業診断士はやっぱり専門性が必要じゃないかと中小機構あたりから声が出ているそうです。

総合力と気合と厚顔で勝負している自分にはドキっとする内容です。

ただ最近気付いたのですが、専門性は高めるよりも認められることの方が大事なんじゃないかということです。

(ここで大事というのは、仕事の依頼が来るという意味です。)

自身が得意な専門性を一生懸命日々磨いても仕事が来るとは限りませんが、得意じゃなくても認められれば仕事は来るからです。

 

独立してから自分の専門性の構築は大きなテーマでした。

流通業出身なのですが、製造業がやりたくて、初めは、物流に、そしてIT、次に営業に専門性を求めてきました。

多少勉強したところで、自分より優れていて経歴も実力もある人は大勢います。

もっと専門性を絞り込んで、この分野なら誰にも負けないというものを持たないと仕事は獲得できないと思いこんでいました。

でも実際は、先に実績を作った方がすんなりと製造業に関わることができています。

今やっている1件の製造業案件は、営業支援です。

受注時、この分野の実績は全くありませんでしたが、何とか実績をあげたら、契約が更新されました。

製造業の営業支援という専門性が新たに生まれてきたのです。

このように専門性は自分で決めつけすぎず、仕事を通して見出し、高めていくやり方もあるようです。

 

最近、ある製造業の新事業のマーケティング戦略を支援することとなりました。

ある公的機関なのですが、販売マーケティングなら神吉先生と推していただける方がおられたからだそうです。

その方は、前回初めてやった仕事の担当の方らしいのです。

その初めてやった仕事は、先輩診断士の紹介でした。

「建築関係の会社のマーケティングだけど、できる?」という何ともよくわからない内容の打診だったのを覚えています。

独立したての診断士には、断るとか、内容を詳しく聞いてから受けるか受けないか考えるといった選択肢はないのです。

そのときは、間髪いれず、「もちろん、できます。」と言うしかありませんでした。

実際、とんでもない案件でしたが、その仕事ぶりが認めてもらえたということでしょう。

(因みに、その公的機関では、専門家登録で専門性をマーケティングと書く人が最も多いそうですが、イコール専門性がない人とみなされるそうです。)

このように決してマーケティングの専門家というわけではなかった自分が認められたのは、実績を作ったからであって、マーケティングを誰よりも勉強して他の診断士より優れた専門性を持ったからではないということです。

他の診断士とどれだけ差別化できるかという自分視点ではなく、実際に期待に応えてくれるという依頼者視点で活動することが重要な気がします。

まあでも、期待された結果を出せなかった瞬間、いくらでも代わりはいるので、常に期待以上の実績を示さねばなりませんが。

 

ただし、再生案件は勝手が少し違います。

要求される専門性は高く、今、4件の再生案件に関わっていますが、さすがに製造業はきません。

確かに事業DDなど、専門性がないとキツイですね。

今は、専門は再生です、と言うことにしていますが、これもヘンな感じです。

あまりに漠然としているからです。

明確に専門性を答えられるように、これから数年をかけて、仕事を通して絞り込んでいこうと考えています。

 

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「世界は言葉でできている」

2012-11-02 08:30:06 | 12期生のブログリレー

おはようございます、佐々木です。
「世界は言葉でできている」というフジテレビの番組を皆さんは知っていますでしょうか。

私は、以前、日曜日に、本番組の再放送を見たのですが
非常によくできている番組だなと思いました。

どのような番組か伝えますと
①偉人の言葉のあるフレーズを○○○と隠す。
例:「○○○な人間は、生きるにふさわしくない。 」by キング牧師

②○○○部分に、テレビ出演者(複数人)が自分が良いと思う言葉を入れて表現する。
例:「■▲★な人間は、生きるにふさわしくない。 」

③「■▲★な人間は、生きるにふさわしくない。 」に対して、会場のお客さんが良い言葉と思ったら点数つける。

④キング牧師の言葉を紹介する。
例:「何かのために死なない人間は、生きるにふさわしくない。 」by キング牧師

⑤「何かのために死なない人間は、生きるにふさわしくない。 」に対して、会場のお客さんが良い言葉と思ったら点数つける。

⑥③と⑤の点数を比べて、③が高ければ勝ち抜きとなり、最終的に優勝者を決める。

という流れです。

私が秀逸だなーと感じた、良い言葉という感覚値を点数に代替し評価し、ある程度の公平性透明性をもって
勝ち負けを決めていく仕組みです。

実際、私は偉人の方が良い言葉だと思っても、テレビ出演者が考えた言葉の方が得点が上だったりして
人間の感受性の違いっておもしろいなと感じさせてくれます。

また、その番組では、偉人がどのような背景で、そのような言葉を言ったのかも紹介してくれるので
人生の教養にもなるので、また見たくなります。

私も今後マーケティングを実践していく立場として、
こういう定性的なものを定量的に表現していくことも意識していこうと思わせてもらった作品でした。

※ちなみに、ゴールデン進出の初回放送は、視聴率がかなり低かったみたいです。なんでだろうなぁ・・・?人の気持ちを捉えるのはほんと難しいですね。




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ビジネススクール

2012-11-01 09:44:30 | 12期生のブログリレー

志倉です。

私は1年前からアタッカーズビジネススクールに通っているのですが
通って良かったと思う点を考えてみました。

1.とにかく仲間が刺激的
2.定期的に学習する流れが出来る
3.大前研一のパワーが凄い

1は皆さん、数十万後半の自己投資をして通っているだけあって、皆さんとにかくアグレッシブです。

例えば・・・23歳の超生意気な男性(頭は最高に良い)、34歳(同じ年)の起業して年収5千万を超える女性
38歳のお子さんお二人お持ちだが、深夜までスカイプ議論大好きな主婦(パワフル)などなど

こういった方々との出会いは非常に刺激的で、かつ実際の仕事に繋がる経験も出来、
これだけでも入学して良かった、と思えます。

2は毎週宿題が出るので(グループ討議系)嫌でも毎日課題を実施する必要があり
毎日を学習にあてる流れが嫌でも出来ます。

3の大前研一さんは私が尊敬する人の中の一人なのですが、
やはり直接お会いしてお話を聞くと、彼のパワーが伝わってきて、
本や映像で学ぶのとは学びが圧倒的に違います。

彼はよく名言を吐く(笑)のですが、
私が最も好きな名言を締めとして共有します。

 

人間が変わる方法は3つしかない。

 1番目は時間配分を変える。
 2番目は住む場所を変える。
 3番目はつきあう人を変える。

この3つの要素でしか人間は変わらない。
最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ。
 


明日からやろう!今後は気を付けよう!など
決意を新たにする事が多い私は(笑)いつも反省してます。

行動する事でしか物事は変わらない

これですね。


志倉

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