東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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アーティストのライブからプロの精神を学ぶ

2014-11-04 12:00:00 | 事務局からのメッセージ

育成塾事務局の佐野です。

先週の日曜日、クレイジーケンバンド(以下、CKB)というバンドのライブに、小学五年の息子と二人で行ってきました。場所は、東京・中野サンプラザ。会場周辺では青森県産フェアが開催されていて、津軽三味線による白熱のステージが繰り広げられている中をすり抜けて(汗)の入場でした。

CKBは1997年に結成され、ボーカルの横山剣さんを筆頭に12名のメンバーで構成されており、横浜を拠点にして全国規模で活動しています。ドラマの主題歌となった「タイガー&ドラゴン」や西友のテレビCMなどで、おそらく一度くらいは曲を耳にされた方もいらっしゃるでしょう。ロックだけでなく、ヒップホップやブラックミュージック、ソウルなど様々なジャンルを取り込み、いわゆる何でもアリなんですが、それが幅広い年代のファン層を獲得している要因でもあります。

詳しくは→ http://www.crazykenband.com/

ここでは彼らの紹介よりも、この公演を通じてプロフェッショナルというものがいかなるものかという”気づき”について、お伝えしようと思います。

公演は、静かに始まり徐々に盛り上がって大興奮のうちに終了。2回のアンコールを含めて、終わったのが3時間後。正直かなりの疲労感がありましたが、それ以上の満足感もありました。生まれて初めてプロのアーティストのライブに参加した息子は「次はいつ来ようか、来月はどう?」というほど感動的だったみたいです。さて、これほどまでなぜ親子で満足できたのか、を考えてみました。理由はいろいろありますが、印象に残った良さとして大きく3つあると思っています。

1.ファンへの”おもてなし”
会場には3歳くらいの女の子から80歳代と思われるおじいさんまでいました。小学生も数多く来場するのがこのバンドの特徴です(きわどい歌詞の歌もあり、正直微妙なのですが(苦笑))。昭和歌謡を髣髴させるメロディーラインや、子どもが気軽に口ずさめる曲(最近もNHKの「みんなのうた」で流れていました)、来場した幅広い年代層がそれぞれ楽しめるセットリストになっているのです。そして、曲間にファンと会話のやり取りをしたり、曲中に握手やプレゼント交換をするなどふれあい(?!)の時間も用意されています。よく有名アーティストの公演で見かけるファンの乱入を防ぐ最前列の鉄柵やガードマンもありません。自分たちはバンドメンバーにもてなされている、という感覚になったのが印象的でした。

2.一切の手抜きなし
あたりまえのことかもしれませんが、全て演者による生演奏で、しかも自分の知る限りで1度のミス(歌詞、演奏とも)もありませんでした。安心して聴いていられるというのは、ライブを楽しむ上での基本原則だと思います。また、ボーカルの横山さんは54歳ですが、縦横無尽に飛び跳ね周っても、息を切らすことも無く、約30曲を最後まで歌い切りました(自分にはできません!)。その体力とともに、それができる体調に仕上げていることも、プロとしての自覚の高さを見た瞬間でもあります。

3.飽きさせない演出の工夫と努力
CKBのライブは長丁場で有名です。子ども達もいる中での3時間です。そのためには飽きさせない工夫が必要です。舞台にイギリスの名車・オースチンヒーレーを登場させ、その運転席から登場し最後はそこでお別れするという意気な演出。曲に合わせて車のヘッドライトやウィンカーを点滅させるなどの趣向が目を引きました。また、年に1回はニューアルバムを出し、そこから何曲か演奏することで、ライブに新鮮味を与え、リピーターを喜ばせています。もちろんオールドファンや今回初めて訪れたファンにも聞き慣れた曲も挟むなど、新旧のバランスをとって上手にとっていました。歌本を持ち込んで、ファンに聴きたい曲を自由に選ばせ演奏する(事前に練習していないのに、完璧に演奏!)コーナーもあり、相当考え込まれ準備された演出だったと思います。

と、振り返ってみると彼らの取り組みは、まさに育成塾で学んでいる「三意」そのものでした。

1.ファンへの”おもてなし”→「誠意」
2.一切の手抜きなし→「熱意」
3.飽きさせない演出の工夫と努力→「創意」

人気商売、つまりリピートによって仕事を継続して獲得するための基本は、やはり「三意」なんですね。

CKBは結成17年。その間バンドメンバーも一人として変わることなく続いているというのも、移り変わりの激しい芸能界において奇跡的なことです。横山さんの経営者(実際レコード会社の社長でもある)としての才覚も素晴らしいものがあるのではないかと思っています。

ますます次のライブが楽しみになってきました。

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■中小企業診断士になってみて感じたこと

2014-11-03 23:35:14 | 14期生のブログリレー

第14期生の高橋裕司です。

中小企業診断士二次試験を受験された方、お疲れ様でした。
まずはホッと一息、再現答案を作成し、他の受験者の解答と比較しながら一喜一憂されているのではないでしょうか?あるいは試験終了の解放感とともに、今まで我慢していたことに没頭されていたりとか。
あとは天命を待つのみ、なにはともあれ、お疲れ様でした。

今回は「中小企業診断士になってみて感じたこと」を書いてみたいと思います。といいつつ、私自身この10月に登録したての身のため、本当のうまみ(?)みたいなものはよくわかっていませんが、そのあたりはご容赦いただければと。

なお、釣り業界の話題は釣り船リサーチ後に書きたいと思います。


1.ひととの出会いの場が増えたこと
これはもう一番の大きな変化ですね。
現状、本業では外部との接触が極端に少なくなっていたのですが、中小企業診断士合格後、実務補習にはじまり、プロコン塾や各種イベントに顔を出したりすることで、さまざまな出会いの場にめぐりあうようになりました。
そこでお会いする方々は、それはもう本当にさまざまなバックグラウンドをお持ちの方々で、多様性に富んでいてとても刺激的であったりします。


2.「中小企業診断士」の知名度の低さ
これは試験を受ける前からある程度感じていましたが、診断士になってみてあらためて感じたことでした。
「中小企業診断士の資格を取得した」と説明すると、「それって何やる人?」といった定番の言われ方から、「儲かるの?」や「ちょっと名前がお固いよね?」などなど。お世辞にも知名度がある状況ではないなということでした。


「中小企業診断士になってみて感じたこと」は大きくこの2点なのですが、それぞれにおいて気を付けていきたいと思うことがあります。

まず、「常にビジネスを意識した出会いの場であること」です。
友人・知人同士の近況報告的な意味合いはあるものの、「飲んで騒いで、はい、おしまい」の単なる飲み会ではなく、常にビジネスを意識していくということです。

そして「常に中小企業診断士を代表している意識を持つこと」です。
成果を上げることだけでなく、人格的にも高みをめざしていくということです。
ひとりの行いが全体のイメージダウンとならないよう、常に意識していくということです。

「言うは易し」「当たり前」なところではありますが、結局は「ひととしてどうか?」ということが問われているのだと思います。

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自分の診断士試験を振り返る(11月2日ぶん)

2014-11-03 08:59:33 | 14期生のブログリレー

こんにちは!

14期生の日野卓郎です。

坊山さんよりご連絡を頂き、代打で投稿させて頂きます。

日付は変わってしまっていますが、11月2日(日)ぶんの投稿ということで宜しくお願い致します。

  

先日、何名かの方が診断士試験について投稿されておりました。

私もコメントで診断士試験について触れさせて頂いたのですが、

今回このブログでガッツリ書かせて頂きたいと思います。

というのも私、受験指導といいますか、勉強の方法論とかに非常に興味があるというか、

自分の確たる信念(といっては大袈裟ですが)がありまして、いつか機会があれば

診断士試験の受験生の助けになることがしたいなぁと思っております。

また偶然にも、先日ある方から診断士試験についてインタビューを受けまして、

その内容を少し踏まえて、Q&A方式で自分の診断士試験を振り返りたいと思います。

完全に自己満足な内容ですが(笑)、どうぞ宜しくお願い致します。

 

Q:インタビュアー    A:ひの 

Q.何回目の受験で合格されましたか?

A.2回目です。

  1回目は一次試験合格、二次試験不合格(猛省)。

  2回目の二次試験で奇跡の合格を果たしました。

  

Q.受験勉強はどのように行いましたか?

A.資格予備校を活用しました。

  具体的には、資格の大原でDVD講義を受講して一次試験を合格しました。

  しかし二次試験に落ちてしまい、1人で勉強するのに飽きてしまったので

  TAC(横浜校)に通いました。TACではゼミを組んで勉強もしていました。(ほぼ雑談でしたが)

  当時、静岡の御殿場に住んでいたので、毎週 横浜まで通っていました

 

Q.受験生時代の反省点はありますか?

A.はい、ズバリ本試験直後に全く勉強しなかったことです!(痛恨)

  特に1回目の一次試験後、私は自己採点もせずに合格発表まで全く勉強をしませんでした

  「二次試験は採点基準が曖昧だし、まぁ何とかなるでしょ?」という謎の自信を持っており、

  見事に撃沈しました。。

  受験生の皆さんには、「本試験直後は勉強をしてください!」と強くアドバイスしたいです。

 

Q.逆に、合格できた秘訣は何かありますか?

A.はい、ブレなかったことだと思います。

  私は合格するまで、TAC・大原の答練と本試験の過去問以外は何も手をつけておりません。

  また、勉強スタイルは過去問の問題演習中心。

  過去問を徹底的に「潰す」⇒間違えた個所・不明点はテキスト⇒また過去問を「潰す」をひたすらに繰り返してました。

  ここに言う「潰す」とは、単に問題の〇×ではなく、一次試験でれば「全ての肢について口頭で〇×の理由が説明できる

  という意味です。こうすることで、過去問演習を中心として知識の補充ができます。

  これは私のオリジナル勉強法なんかではなく、むしろ王道です。

  この方法がやっぱり最も効率的だと思います(人によって合う・合わないがあるのかもしれませんが)

   生活習慣も、なるべく「毎日勉強する」という姿勢を貫くようにしました。

  こうした勉強方法と生活習慣にブレを生じさせなかったことが、私の合格の秘訣です。

 

Q.受験生へのアドバイスはありますか?

A.はい、繰り返しになりますが、「本試験直後は勉強をしてください」ということです。

  その理由は、本試験直後が受験生の力が最も伸びるときだからです。

  また、ほかの受験生が本試験直後は勉強しないので、ここで一気に差がつけられます。

  ほぼ全員の受験生は本試験直前に知識をピークに持っていきます。

  そのピークの状態に更に知識や経験を上乗せできるのは、本試験直後ぐらいしかありません。

  逆に、私のように試験後に全く勉強をしなければ、みるみるうちに知識が抜けていき、

  二次試験や翌年の試験は悲惨なことに。。

  そうならない為にも、合否を問わず、合格したつもりで本試験の翌日から勉強をしてほしいです。

  (※そういった意味で、一次試験後に自己採点するのは個人的にはおススメしないかも?)

  

Q.どうもありがとうございました。

A.ありがとうございました。

 

といった感じで、私は中小企業診断士の試験を突破できました。

因みにコレは間抜けなエピソードなんですが、二次試験の合格発表を私は携帯で確認しました。

私の携帯は少し古かったので、合格者の受験番号が掲載されているページの半分しか開けていませんでした。

しかし私はそのことに気付かず自分の番号を探し……ない。番号がない!!!!(涙)

勝手に3回目の受験を覚悟したのでした。

とはいえ、しばらく何もやる気が起きず(←全然こりてない)、ぼけーっと毎日を過ごしていたのですが、

ある日、寮の郵便受けをみると一通の手紙が診断士協会から届いています。

「ん?あーそっか、不合格でも成績表が来るんだよねー」

とか思いながら封を開くと…

 

「二次試験(口述試験)のお知らせ」

……え?

   

暫く寮の郵便ボックスから動けなかったのを覚えています(笑)

口述試験まであと1週間あまり、他の受験生は二次試験の合格発表後から

バリバリと準備をしているわけです。

私は非常に焦り、仮病で有給を2日とって朝から晩まで口述対策を行っていました。(笑)

今となってはこれも良い思い出ですが、受験生にはちゃんとしたネット環境で自分の番号を探しましょう

ということも併せてアドバイスしたいですな、ハイ。

  

ここまで読んで頂きどうもありがとうございました。

初心を忘れず、これからも努力を重ねたいと思います。

受験生の皆さん、口述試験も頑張ってください!!

 

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ハロウィンの普及

2014-11-01 13:49:11 | 講師亀田からのメッセージ

亀田です。

昨日はハロウィンでしたが、みなさんはどうお過ごしでしたでしょうか。

渋谷や六本木では、街中でも大騒ぎになったようですね。

いつのまにか、このようにイベントとの市民権を得たハロウィンですが、東京ディズニーランドの功績が大きいようです。

 

東京ディズニーランドでは、1997年には「ディズニー・ハロウィン」とっして小規模ながイベント実施していました。

その後も毎年「ディズニー・ハロウィン」は開催され、2014年の現在では、9~10月のメインイベントにまで成長しています。

つまり、15年間にわたり、ハロウィンの認知・浸透に貢献したわけです。

 

東京ディズニーランドでは通常は、ゲストがディズニーキャラクターの全身仮装を禁止してます。

しかし、2002年からは「ディズニー・ハロウィン」の期間に限って、ディズニーキャラクターの全身仮装を解禁するようにしました。

このことで、ハロウィン=「非日常」に仮装を楽しむ、というイベントの内容の理解促進にも影響を与えています。

 

そんなハロウィンですが、まだまだクリスマス、バレンタインデーなどと比較すると経済効果は小さいようす。

来年以降のますますの浸透、拡大が予想されますね。

 

子を持つ私としては、一年に1回、近所の商店街を子どもたちだけで歩き、大人と対等に会話を交わし、交渉(?)をする、

良い機会になっていると思っています。

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