東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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ドリカム新幹線

2015-10-26 00:00:00 | 事務局からのメッセージ

こんにちは、事務局の佐野です。

先週のことですが、本業で九州へ出張してきました。途中、熊本から博多に移動する際に新幹線を使ったのですが、乗った新幹線の車両に人気アーティストである「DREAMS COME TRUE」がラッピングされていたので驚きました。(写真参照)


ラッピング以外にも停車駅に近づく際のアナウンスの前にドリカムの曲が流れ、始発駅出発後と終着駅に近づく時にはドリカムのお二人からのメッセージが流れます。ドリカムファンには堪らない新幹線でしょう。でも果たして公共交通機関である新幹線を1アーティストの広告宣伝のために利用して良いのか?と思ったのですが、実は狙いは違うところにありました。

これは、ドリカムの宣伝ではなくJR九州による地元九州の人に新幹線を利用して頂く、つまり「九州新幹線の地元利用促進」を目指したプロモーションだったのです。
JR九州の調べによると、新幹線の利用したことがある地元九州の人は約30%、つまり3人に1人の割合しか利用経験がないということがわかったそうです。もっと多くの九州の方々に九州新幹線を利用してもらいたい、という思いを込めて発足したプロジェクトが「ドリカム新幹線」です。

このプロジェクトでは、地元の人に新幹線に乗って叶えたい夢を公募し、選ばれた150余りの夢を新幹線の車両に描きラッピングしたそうです。九州新幹線は夢を叶える!そんなメッセージを伝えたかったのでしょう。そして、夢を叶えるキャラクターとして採用されたのがドリカムで、一緒に車両にラッピングされたり、キャンペーンソングを提供したり、CMを作ったりと、プロジェクトの存在を広く知ってもらうために一役買っていたということです。来年の2月頃まで、上記以外の様々なイベントを企画し、新幹線の利用を促していくとのことです。プロジェクト開始後の効果の程はまだ公表されていませんが、おそらく大きな反響を呼び効果(地元の方の乗車率向上)もあったのではないかと推察されます。

かなり前に、株式市場にはドリカム効果という言葉がありました。ドリカムの人気が上がる(歌が売れる?)と株価が上がるという法則性があるというのです。ドリカムの歌は前向きで人の気持ちを高揚させるため、その心理的効果が投資家心理に影響するのではないか、と言われましたが、もしそれが本当であれば、今回のプロジェクトの成功が九州にもドリカム効果をもたらしてくれるかもしれませんね。

もし近々九州に行かれる方がいらっしゃいましたら、是非一度お乗りになってみてはいかがでしょうか。
詳しくは、下記のサイトにて。

http://www.dct-shinkansen.com/

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「三方よし」の「銘酒を楽しむ会」

2015-10-25 12:00:00 | OB生の近況報告・活動報告

 皆さんこんにちは、「銘酒を楽しむ会」代表幹事、育成塾13期生の山崎肇です。1年半ぶりのブログになります。

 昨日は3か月ごとに開催している「銘酒を楽しむ会」でした。早いものでもう8回目を数えます。鴨志田さんが7月のブログで会を紹介いただいていますように、この会は、13期生として学ばせていただいている中で、執筆企画として「元気な酒蔵探訪記」を5人の仲間と企画し、卒塾とともに同友館で連載いただけることとなり、さらに日本酒を軸に人脈が広まりますよと背中を押していただき、昨年の5月から始めさせていただきました。

 今年の1月までは2ヶ月毎に開催していましたが、ちょっと頻度が多すぎるので、その後は4,7、10、1の四半期初月の開催とさせて頂いています。最少催行人数を15名とさせて頂いていますが、お陰様で毎回下回ったことはありません。発足当初は知名度もなく、会員登録も少なかったため、15名キープに苦労したときもありましたが、現在はお陰様で案内後2、3日で定員に達する状況です。今回も過去最高の20名の方にご参加いただきました(会場の広さでほぼ限界です)。

 この会を通じて、本当に素晴らしい皆さまとお知り合いになることができ、活動の場も広がっています。そしてなによりなかなか普段飲めないレアものの季節ごとの銘酒の数々を堪能することができてとても楽しみです。参加の皆さんにも毎回大変ご満足いただいています。もちろん会場の新橋RINの店主小松さんのご尽力によるものですが、小松さんのお店の経営にも貢献することができて、喜んでいただいています。

 つまり、①参加の皆さんに楽しんでいただき満足いただける、②お店もお客様が増えて満足、③私も趣味の美味しいお酒が飲めて、さらに人脈も広がり大満足、と「三方よし」で私にとって大変ありがたいイベントになっています。

 日本酒、酒蔵、イベント、これは趣味と実益を兼ねてライフワークの一つにして行ければと思っています。これからも末永く続けてゆければと思いますので、日本酒好きの皆さま、これからも応援のほどよろしくお願いします。

 さて、昨日のメニューをご紹介します。テーマは「秋のひやおろしを楽しむ会」でした。

 「ひやおろし」とは、冬にしぼられた新酒が劣化しないよう春先に火入れ(加熱殺菌)した上でタンクに貯蔵し、ひと夏を超して外気と貯蔵庫の中の温度が同じくらいになった頃、2度目の加熱殺菌をしない「冷や」のまま、タンクから「卸(おろ)して」瓶詰出荷することからこう呼ばれ、秋の酒として珍重されています。一夏を超しちょうどいい頃合いに熟成し、 味ノリしてまろやかな、旨みたっぷりの円熟の味わいが特徴と言われています。

今回楽しんだ銘柄は以下のとおりでした。 

1.大信州(だいしんしゅう)別囲い純米大吟醸ひやおろし(長野県)大信州酒造

使用米:長野県産金紋錦100% 歩合精米:49% 日本酒度:+6 酸度:1.6  ALC:16.6%

※別囲いとは…特別な仕込で特別な貯蔵で丁寧に造ったお酒。仕込はすべて小仕込。その工程は、①自家精米 →②手洗い洗米 →③限定給水 →④自然放冷 →⑤30日以上の長期低温発酵 →⑥無濾過 →⑦瓶貯蔵 →⑧冷蔵保管

綺麗な吟香、広がる吟味。柔らかな口当たりは大信州ならではの醍醐味です。

2.雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)純米吟醸ひやおろし(秋田県由利本荘市)斎弥酒造店

使用米:山田錦100% 精米歩合:55% 日本酒度:+2 酸度:1.5 ALC:16~17%

秋上がりの熟成感も出しつつ、その風味は比較的ライトに感じます。軽快で吟醸香もほのかで味わいに雑味が無く上品な酸味も感じられます。飲み飽きせずぐいぐいと飲めてしまうお酒です。

3.七田(しちた)七割五分磨き 雄町ひやおろし(佐賀県小城市)天山酒造

 使用米:岡山県産雄町100% 精米歩合:75% 日本酒度:+2.7 酸度:1.8 ALC:17%   ※入手困難 希少品

山田錦や雄町は品質的に素晴らしい酒米なので、あえて削らずに丁寧に醸す事により、そのお米の良さを引き出そうと挑戦したもの。丁寧に醸した酒を貯蔵前に一回火入れして瓶詰しそのまま蔵内に寝かせたもので、爽やかさと瓶貯蔵熟成による旨さが堪能できます。

4.羽根屋(はねや)純米吟醸ひやおろし(富山県)富美菊酒造

 使用米:富山県産五百万石100% 精米歩合:55% 日本酒度:+5酸度:1.5  ALC:15%

金沢酵母で醸す風格ある味わい。落ち着いた吟醸香。口に含むとふくよかで透明感のある旨味綺麗な酸味が広がります。甘味、酸味、旨味のバランスが良く、しっかりとしたコクがある日本酒です。後味は軽やかでなめらかな舌触りと共にスッと消えていきます。

※金沢酵母とは…きょうかい酵母14号のことで、通称「K14号酵母」「金沢酵母」などと言われる事があります。生成される酸が少ない為に綺麗な味の仕上がりになる酵母です。

5.神亀(しんかめ)純米ひやおろし(埼玉県)神亀酒造  ※ 入手困難 希少品

 使用米:山田錦100% 精米歩合:55% 日本酒度:+6 酸度:1.9 ALC:15~16%

通常の神亀純米酒は2年以上熟成させますが数少ない早出しです。「ひやおろし」と言っても神亀の中では若さを感じる味わいです。スッキリとした辛口、旨みのある濃醇な味わいは神亀の特徴です。甘味、米の旨味、コクをしっかり感じます。旨みが広がりボリューム感もあり円やかです。冷酒はもちろん、燗酒もイケます。

 さて「ひやおろし」の逸品のお味は・・・この参加者の笑顔を見れば一目瞭然ですね。これからもお酒を通して、一期一会を大切にして行きたいと思います。

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共に生きる

2015-10-24 20:00:00 | OB生の近況報告・活動報告

こんにちは!

14期生の日野卓郎です。

皆さんのブログを毎日楽しく読ませて頂いております。

本日もどうぞ、宜しくお願い致します。

 

さて、私事で大変恐縮なのですが、この場をお借りしてご報告させて頂きたいことがあります。

 

 

私、日野卓郎は   することになりました。

 

 

お相手は私より2つ上の姉さん女房でして、早くも頭が上がらなくなってきた感があるのですが、

お互い協力して笑顔の絶えない家庭を築いてきたいと思っております。

思えば、私が育成塾の飲み会の場で「彼女ができました~!」とご報告させて頂いてから約半年が経ちました。

あの時も彼女が将来の妻になることは少し想像していたのですが、

まさかこんなに早く結婚することになるとは思ってもみませんでした。

独身の時は「結婚は勢いだ」とか「(結婚は)タイミングだ」と聞いてもいまいちピンと来ませんでしたが、

実際に結婚する立場に立ってみると、確かに結婚は「流れ(=勢い)」と「タイミング」だな!と妙に納得しました。

   

私が彼女にプロポーズ(*1)をしたのは夏真っ盛りのお盆シーズン、

無事に彼女からOKを貰えたその足で彼女のご両親に報告に行きました。

大変有難いことに、ご両親は私のことを快く受け入れてくれ(事前に2・3回ほどお会いしていました)、

報告をしたときも泣いて喜んでくれました。

ここ最近、私のことで人が泣いて喜んでくれた事なんて全然なかったので、

「あー結婚って良いものだな」とご両親とは別の点で感動しました。

    

しかしその2週間後、彼女のお父さんは他界されてしまいました。

今年の1月から癌を患われ、半年以上にもわたり闘病を続けられていました。

私としても、ぜひお義父さんには娘のウエディング姿を見て貰いたいと密かに画策をしていたのですが、

あと一歩、間に合わせることができませんでした。

葬儀の席で、彼女の親戚の方から「お義父さんは(結婚の報告で)安心しちゃったんだろうね」と仰って頂き、

私自身こんな僕で本当に安心して頂けたか不安でしたが、

天国で見守ってくれているお義父さんを心配させないためにも、

妻と楽しく、共に生きていこうと心に誓いました。

    

このブログを読んでいる方々の大多数は(全員?)、

同じ育成塾の仲間であると同時に、私にとって人生の先輩でもあります。

今後とも診断士活動などを通じて、人生についてもご指導ご鞭撻の程、どうぞ宜しくお願いしたいと思っております。

    

*1 ちなみにプロポーズの言葉ですが、

同じ14期生で独立診断士であるA藤さん(昨年ご結婚)のアイデアを拝借させて頂きました。

色々と考えたのですが、将来の独立も考えている僕にとって、これしかないなと。

    

「僕の趣味に、一生付き合ってください」

     

本日も最後まで読んで頂き、どうもありがとうございました。

日野 卓郎

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秋大会に参加して

2015-10-23 23:33:23 | 講師大草からのメッセージ

こんにちは。
講師の大草 昭人です。

10月17日に開催された診断協会の秋大会に参加してきました。
といっても、懇親会だけの参加でしたが。

私が中小企業診断士試験に合格した最初の年は震災の影響で
スプリングフォーラムがありませんでした。
春がなかったので、この年の秋大会は例年と比べると、
スプリングフォーラムに近い雰囲気があったような気がします。

さて、今年の秋大会に参加して改めて思ったのは、診断協会の活動や
イベントに参加するのも悪くないなということです。

忙しくなったり、大変な時もあるかもしれませんが、
ご縁が広がるのはありがたいことです。

私は企業内診断士なのですが、本業の仕事上での付き合いだけですと
どうしても人とのつながりが狭くなりがちです。

私の場合は、診断協会の活動に参加したことで出会う人がぐっと増えました。
イベントなどに参加している内に、段々と知っている人が増え、
私のことも覚えてもらえて、直接仕事につながろうがそうでなかろうが、
こうしてつながりが増えていくのなら、参加するのもいいものだなと思いました。

それと、誰がどんな活動をしているのかや、普段どんな風にふるまっているのかなどを、
見ている人は見ているんだなと感じました。
自分では見られていると思っていなくても、意外と見られているようです。

見られては困る振る舞いをしないように、時には自分の言動を振り返ることが大事ですね。

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創業して感じている事と後悔している事

2015-10-22 09:25:28 | OB生の近況報告・活動報告

12期の志倉です。2015年4月に独立して半年が経過しました。

現在は中小企業を支援するビジネスモデル(正確にはマッチングサイト)構築とコンサル活動を主要事業としています。

それなりに日々充実した日々なのですが、サラリーマン時代を振り返って後悔している事があります。

それはもっと部下を大切にすればよかったなぁ

という事です。現在は私を合わせて3名の組織で動いているのですが、それこそ一緒にやってくれている社員さんが本当に愛おしくて、何といえば良いか、自分の事と同じくらい大切な存在です。

咳をすれば気になるし、悩みを聞くと気になるし、とにかく気になります(笑)

何より一緒にいてくれる事が嬉しいです。

サラリーマン時代は多くの部下がいました。一緒にご飯に行ったり勉強会を実施したり、プライベートでも遊んだり、それなりに大切にはしていたつもりでしたが、今振り返ると、もっと時間をかけてコミュニケーションを取ればよかったと後悔しています。

先輩経営者にその話をすると、

「起業時に一緒にやってくれる人に感謝する気持ちは、ズット持っていろよ」

とアドバイスをいただきました。

今後会社がどうなっても、起業時に一緒にやってくれる決断をしてくれた人の事、お金を出してくれた人の事、

色々と気にかけアドバイスをくれた人の事は決して忘れずにいようと思います。

 

 

 

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