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ツールより中身

2015-12-08 22:27:24 | 15期生のブログリレー

15期生の田本秀行です。

  先日、マインドマップを描きながら議論を進めるのを目の当たりにして衝撃を受けました。 こんなに巧みに操るのを初めて見たからです。あまり周りに解説することなくスムーズに。

  私、無類のツール好きで、マインドマップもその一つです。しかし、使いこなせず結局やめてしまっています。私は、フォトリーディングの本でマインドマップを知りました。毎日、午前様の超多忙なプロジェクトの中でいろいろなことを学びながら処理せねばならず、どうすれば少ない時間でこなせるかが課題でした。そこで、速読術をいろいろかじったあげくフォトリーディングにたどり着きました。フォトリーディングした後に、頭の中にある本の映像をマインドマップでアウトプットすることで、その本を短時間で会得できるというのです。本に書かれているとおりに何度も試してみました。確かに全体像、というより輪郭がつかめるのですが、いかんせん、詳細はきちんと読み込まないと理解できません。ただ、後でその本を読み返すときに読みやすくなったような気はします。マインドマップでアウトプットするのも、綺麗にしようとすればするほど時間がかかります。結局、本を何度もじっくり読んで時間短縮にならないのです。

  その後、マインドマップだけは面白いと思い、10年くらい、設計書の目次がわりにしたり、備忘録に使いました。しかし、あまり効果のほどを実感できずに自分の中で廃れておりました。

  川田さんの手さばきは見事でした。ずっと見てて気づいたのですが、マインドマップの良し悪しではなく、発想の仕方や段取りの力というか、使う側に力量があるかどうかが本質的な問題のようです。ぜひ、一度、本質のあたりをご指南いただきたく。

コメント (3)
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