スタッフの武井です。
先日、清水寺で恒例になっている今年の漢字として「安」が発表されましたね。
安倍内閣による平和安全法制が注目集めたこと、
世界情勢などからくる不安、世界の安らぎと平安を願う思いなどから、1位を獲得したようです。
これをうけてなのか、
先日の懇談会で教室には子供達が今年1年を漢字1文字に表し、
その理由も一緒に書いて貼ってありました。
今年は3年生になってクラス替えもあったので環境が変わったことあらわした子、
習い事などがんばっていることを表現した子、
大人がビックリするような字を選んで書いている子もいて、
理由を読んでみると、ウンウンと頷いてしまうものもあり、
子供達の個性が出ていて面白かったです。
その中でも「友」という漢字が一番多かったように感じます。
親としては、この漢字が多いということはクラスの雰囲気もよく、
みんなで仲良く遊びも勉強もできていて、
某お笑い芸人じゃないですが、「安心してください!」と思いました。
ちなみにわが子は「恐」と書いてあり、
理由の欄は「とっても怖いことがあったから」、
こちらは「安心してください!」じゃない!
懇談会終了後にはクラスのお母様たちから、
「なんか、最近怖いことあったの??」
という質問が相次いだのはいうまでもありません。
宿題やテストの直しなど、ビシビシやっていたから、
やりすぎたかな?と反省しつつ、できるだけやさしい顔と声で
「どうしてその文字にしたのか」子供に聞いてみました。
そしたら、私も知っていた内容だったのですが、
ここ1週間くらいの出来事で、友達にからかわれたことなどがあり、
それが「怖かった→恐」となったようです。
その内容もホント、小学生にあるよくある内容なんです。
しかも、今年1年を表す漢字が、この1週間になっているし・・・と突っ込みどころ満載でした。
たしかに大人からみてたいした事がなかったり、当たり前のことが、
子供にとっては、一大事だったり、当たり前じゃないことがあるんですよね。
あと2週間弱で1年が終わりますが、この1年が「恐」で締めくくらないように、
今夜の夕飯は息子の好きな「から揚げ」にして、
息子の中での「一大事→たいした事ない」に変換させてあげようと思います。
寒さが厳しくなっていますので、みなさまの体調崩さないようご自愛くださいませ。
読んでいただき、ありがとうございました。