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商道-サンド-

2015-12-17 22:42:11 | 15期生のブログリレー

15期生の高橋です。

今日は、私が好きな韓国ドラマの中から、実在の商人を題材にしたドラマを紹介します。(全50話)
このドラマは、イ・ビョンフン監督の歴史大河ドラマ三部作の1つです。(他は、チャングム、ホジュン)

19世紀の朝鮮王朝時代、貧しい境遇に生まれながらも、庶民のために商売を行い、高麗ニンジン貿易で朝鮮一の富豪に登りつめ、晩年は財産のすべてを庶民に還元した朝鮮時代最大の大商人、林尚沃(イム・サンオク、1779~1855)。

商売の師匠、ホン・ドゥクチュは彼に言います。

「商いとは、金ではなく、人を稼ぐことだ
人が残ること、それが利益だ

人を稼ぎ、残すのが商いだ」

イム・サンオクは、師匠の教えを守り、商売を広げていきます。
人を騙して目先の利益を追うのでなく、
例えば、塩が不足して庶民が困っていたら、安価で塩を売って庶民を助けます。
朝廷が内乱鎮圧すべく兵士を動員するも、軍用米が不足していたら、自発的に献上します。
 
国家最大の危機が襲った際、誰も手の打ちようがなくなり、獄中のイム・サンオクに助けが求められました。
彼は、功労をたてても自分の罪が軽くならないと知りつつも、国家を救うために立ち上がります。
そんなイム・サンオクに多くの人が協力してくれ、国家の危機を乗り越えます。
 
彼は決して権力者と癒着せず、朝鮮一の商人に登りつめました。
更には両班にしか与えられなかった行政長の役職まで与えられました。
 
◇◇◇ 
コンサルの仕事も商人と同様かもしれません。
目先の利益でなく、いい人脈をつくる
人脈こそが利益、そんな気がします。


コメント (2)
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