東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

私もChatGPTを活用してみました!

2023-12-21 12:00:00 | 23期生のブログリレー

 稼プロ!事務局の佐々木(晋)です。こんにちは。先日、外国人起業家向けのセミナーに登壇させて頂きました。初めてのセミナー講師体験が全部英語というまさかのデビューでしたが、学びが非常に多くとても良い経験になりました。

 セミナーは最初の1時間が私の話で、その後の30分が質疑応答。1時間の内容なので結構なボリュームのスライドを全て英語で作る必要があります。英語でのプレゼンテーションやスライド作りは会社で機会が多いので慣れていますが、セミナーで話す内容は会社の業務と全く違うのでいつも使っている言い回しや表現を使えません。また、プロっぽく洗練されたスライドに仕上げようとすると、通常以上に時間が掛かります。
 そこで今回フル活用したのがChatGPTです。プレゼン資料作成はChatGPTの代表的な活用方法ですが、会社ではセキュリティの懸念から使用を許可されていません。仕事での本格的な活用は今回が初めてです。

 結果は、驚きのクオリティでした。メディアではよく“仕事の進め方が一変する”と言われていますが、決して大袈裟ではないですね。まず自分でスライドに載せる英文を考え、ChatGPTに意見を聞きます。するとChatGPTが意見とともに原案をしっかりソフィスティケートした対案を返してくれます。全部が全部そのまま使えるわけではなく、ある程度の修正は必要です。でも7-8割の精度の回答を得ることができれば、自分の作業を残りの2-3割に縮小できるのでとても効率的です。知識そのものを問う質問には誤答がよくありましたので、回答の成否を判断できない場合は注意が必要ですが、確認できる場合は非常に有効なツールだと思いました。

 セミナー自体はとても楽しく、参加者のアンケート結果も好評でした。稼プロ!の教えに従って、チャンスに反射神経で手を上げたのが良かったです。さらに深掘りしてみたいテーマも見つかりましたので、また是非チャレンジしてみたいと思います。

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伏線回収

2023-12-20 12:00:00 | 23期生のブログリレー

皆様、こんにちは。23期生の松田です。

早いもので2023年も残り10日を切り、慌ただしい年の瀬を迎えていらっしゃることと思います。会社では、次年度の計画策定や年度末案件への対応、稼プロではこのブログリレーの他、ビジネス小論文、執筆規格に加えて、企業診断を迎えます。今まで以上に計画立的取組が必要ですが、取り残されないように頑張ります。

最近、某動画配信サイトの番組を見てふと思ったのですが、「伏線回収」という言葉が妙に身近になってきたと感じています。

この言葉、意味とすると「ラストの展開に備えて、関連した事柄を拾い上げていくこと、種明かしをすること」とあります。以前からサスペンス小説やドラマでも、まだ誰が犯人かわからない序盤や中盤に、敢えて、不自然に意味ありげにワンカットを入れたり、ということはありましたよね?あれが該当すると思います。

何故、ここまで私にとって身近になってきたか、私なりに3点考えてみました。

1. 動画配信サイトの普及
自分の好きな時に、好きなところから視聴可能で、何より何回でも繰り返し見ることもできます。最近では、このドラマ三周した等、複数回繰り返し見ることを周回で表現するようになりました。まだ結末を知らない、一周目だと気が付かない「伏線」を二周、三周目で確認するのも、視聴者の楽しみの一つとして確立したといえましょう。

2. SNSでの考察動画の存在
私は、土日、喫茶店でyoutubeで音楽聞きながらマイペースの時間を過ごすのが趣味なのですが、数か月前は、やたらVIVANTというTBSのドラマの考察動画を目にして流行っていることを知り、本編のドラマを見始めました。以前は学校や職場の友人が対象であったドラマの感想が、SNSで見知らぬ人と活発になされ、このシーンはこういう結末に向かった伏線ではないか?、という予想を寄せ合うことも楽しみのようです。私は、何回かネタバレサイトを踏んだので見ないようにしていますが。

3. 製作陣の企図
上述1.や2.の影響もあり、プログラム製作側も、意図的に製作をして、編集しているように感じます。私がよく聞いていた日本のバンドが今年解散したのですが、どうやら過去のビデオクリップに解散時期や解散後のメンバーの活動のヒントが隠されていた、等と話題にもなっていました。番組制作サイドとすると、敢えて説明をしないような伏線を入れておくことも完成度を上げる重要な要素となっているとようです。

では、年末を迎え今年を振り返る意味で、私も自分のブログを振り返って、「伏線回収」をしてみたいと思います。

唐突ですが、私、4度目の転職が決まりました。現職場は来年の1月末迄で、2月からは次の会社に勤めることとなりましたが、今回の活動は非常に長く2か月半程かかりました。この様子が、ブログの内容で散らばっていないか振り返ってみたいと思います。

第一回:1年後の自分へ 10年前の息子から今の息子へのタイムカプセルを目にし、一年後の自分に期待。この時は、現職で診断士活動邁進の一心。
第二回:手段と目的の混同 診断士合格が目的だった今までの自分への戒め。手段としての診断士をどうやって活用していくかを考えていきたいとの一心。
第三回:名古屋での実務補習 ようやく診断士らしい活動を体験。充実感より罪悪感。もっと勉強しなければの一心。
第四回:転職活動 別件でブログ書いていたが直前に久々にエージェントから声掛かり。これはたぶん転職すると思い、テーマ変更。
第五回:苗字について 転職候補とも現在仕事をしているが、先方の窓口も松田さん。松田同志だな、と思い、以前調査した苗字について記載。
第六回:外国の名前について 転職先では久々に海外出張を味わうことになりそう。そういえば、昔の同僚を思い出し名前の多様性に着目。
第七回:スウェーデンについて 前職のスウェーデン人から、久々にAre you still in “the other side”?との連絡(現職は、前職の強力な競合なのでthe other sideとの暗喩)。もう転職する気だったので、「今はね」と返答したが、そういえばスウェーデンって、マイナーかもと思い紹介することに。

伏線ところか第四回がそのままの内容ですし、それ以降ずっとひきずっています。こんな、構成では、とても伏線とは言えず、ドラマの演出としては失格ですね。残念ながら、最初から結末がわかっていない現在進行形の生活の中では、意図した伏線ときれいな回収はできないようです。

執筆活動では、先日、太田コースマスターの講話でもありました通り、終わりから書き始めるというのも手ですね。自分の思うように記述ができる論文では、きちんとして意味のある章立てをして、きれいな伏線回収をするような構成と論述を心掛けたいと思います。

皆さん、良い年越しをお迎えください。

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泪橋

2023-12-19 12:00:00 | 23期生のブログリレー

塾生の皆さん

稼プロ!事務局の田本です。

昨夜からいきなり寒くなり、急に冬の気配になってきました。

体がなかなかついていけません。

そして、今年もあわただしくしているうちに年末を迎えております。

さて、皆さんは「あしたのジョー」というマンガをご存知でしょうか。私が子供の頃に一世を風靡したボクシング漫画です。貧乏のどん底から拳ひとつで這い上がるという内容ですが、その舞台となっていたのが泪橋です。橋は明治時代になくなっており、交差点の名前として残っているのみです。

この近辺にはかつて山谷という日雇労働者のための簡易宿泊所街がありました。当時、ドヤ街と言われて、私が20代の頃は、まだ、当たり屋と呼ばれる、わざと車にひかれて金を要求する人がいると言われていました。泪橋あたりを車で通るときはちょっと緊張した記憶があります。(当時のこのあたりの当たり屋は生活が困窮していて食費を得るためでした)

今でも宿泊施設はけっこう残ってますが、昔の危ないイメージはなくなってきました。ここ数年はバックパッカー向けの宿泊スポットとして人気があります。浅草、上野まで程近く、日比谷線を使えば東京、銀座、六本木へのアクセスも良く、東東京の街に進出するには絶好のロケーションです。

下町情緒あふれるジョイフル三ノ輪商店街、うなぎの名店尾花、小塚原刑場由来の史跡、都電荒川線などなど魅力的な見どころが近くにあり、浅草まで都バスで10分程度と抜群のアクセスです。

コロナで停滞縮小を余儀なくされてましたが、コロナがあけてインバウンドの復活が期待されています。皆さんも近くに来た際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

私は以前、泪橋の北西にある三ノ輪橋から南千住までの地域を診断士の仕事の一環として商業アンケート調査で回ったことがあります。このあたりも昔ながらの簡易宿泊所がまだ現役で残っていますが、今では閑静な住宅街といった風情です。商売をやっているところはどこも大変そうでした。

ちなみに、過去のアンケート調査の体験談を、月間企業診断2019年10月号の後ろの方のコラムに書いております。もしご興味があればご覧ください。

年が明けて最初の講義は「診る」です。

診断先の事業戦略イメージをよく想像して講義に臨みましょう!お楽しみに!

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ペリー提督が見た日本の若者

2023-12-18 12:00:00 | 23期生のブログリレー

こんにちは!稼プロ!23期生の前川昌隆です!

 

過去の記事でも書かれていますが、小伝馬町にはかつて吉田松陰が処刑された伝馬町牢屋敷がありました。

吉田松陰は、9歳から地元のエリート学校「明倫館」で師範になりました。
あの有名な「松下村塾」には、久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、山県有朋など多くの人が学びに来たそうです。

 

1854年、24歳の吉田松陰は、弟子の金子重輔と日本に来ていたペリー率いる黒船に乗り込み、アメリカへの密航を頼み込みました。
それが国禁を犯す行為で捕まったら死刑になることも打ち明けたそうです。
アメリカに行く目的は、西洋の進んだ兵学などを学ぶためでした。

 

ペリーは、個人的には日本人をアメリカに連れて行けたら良いと考えていたそうです。
そこで、停泊期間があるからそれまでに国から許可を得るように吉田松陰たちに伝えました。
しかし、2人は、もう陸に戻ったら捕まってしまうので密航しかないと粘りました。

ペリーは、日米和親条約の締結に向けた交渉中であったため、日本との間で問題を起こしたくありませんでした。
そのため、吉田松陰たち2人をアメリカへ連れて行くことはしませんでした。

 

ペリーは後に「ペリー提督日本遠征記」に次のように書き残したそうです。

『この件は、日本の厳重な法律を破り、知識を得るために命を賭けた教養ある日本人2人の知識欲を示すもので、興味深いことであった。
日本人の志がこのようなものであるとすれば、この興味ある国の前途は何と実のあるものであるか、その前途は何と有望であることか。』

2人の密航未遂の罪は、考えられない程軽い処分で済みました。

 

吉田松陰終焉の地の近くで学ばせていただいていることに不思議な縁を感じます。
自由に好きなことを学べる環境に感謝していますし、ある意味で責任を感じております。

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しっかり休養しつつ、次の準備をしていきましょう!

2023-12-17 12:00:00 | 23期生のブログリレー

12月17日(日) 
コースマネージャーの武井です。

2023年も2週間弱となりましたね。
前回11月下旬の第7回講義から、次回1月13日の第8回講義まで1か月半ほどあきます。
現在、塾生は2つの課題に取り組んでいます(どちらも個人ワーク)。
・【書く】ビジネス小論文の執筆、相互添削(日限:12月30日)
・【診る】ヒアリング項目の抽出(日限:12月31日)

ビジネス小論文の執筆、ヒアリング項目の抽出が終わったら、
3月、4月講義も含めた全体的な流れを確認することを個人的にはお勧めします。
それぞれ15分プレゼンテーション、決意表明があります。

ヒアリング、プレゼンテーションともに事前準備が非常に大切です。
(何事においても準備は大切なのですが)

この間に過去のテキストを読み返したり、プレゼンテーション要綱を確認したり、
今後の講義準備を並行しておこなっていくとよいかと思います。
(とくにプレゼンテーション要綱は、講義資料と丁重に保管している方が多いのではないでしょうか・・・)

何かとイベントが多い時期ですが、オンオフをしっかり切り替え、
後半戦を乗り切るパワーを貯めていきましょう。
また、インフルエンザを筆頭にいろいろな感染症が流行っています。
みなさまどうぞご自愛くださいませ。

ーー稼プロ!よりお知らせです。ーーーーーーーーーーーーー
今年も『診断士はじめの一歩セミナー』を下記の日程で開催いたします。
このセミナーは、筆記試験合格者や養成課程修了予定者など、これから診断士活動をはじめる方が対象です。診断士活動や情報収集方法やツールの使い方、診断士としてはじめの一歩を踏み出し、充実した診断士ライフをおくるにはどうしたらよいかなど、次へつながる内容となっています。
また、診断士活動に関するいろいろな疑問にもお答えいたします。
当日参加された方には、オリジナルミニノウハウ集をプレゼント!

日時:2024年1月15日(月)19時開始 18:50開場
場所:東京都中小企業診断士協会 中央支部事務所
   (最寄り駅は小伝馬町、人形町、馬喰横山)
費用:無料(参加者にはオリジナルミニノウハウ集をプレゼント)

セミナー終了後には会費制懇親会を予定しています(希望者対象、会費約3,000円)
みなさまふるってご参加ください。
申し込みはコチラから 

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