ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

アルティジャーノ @岐阜県多治見市

2018年04月28日 | 岐阜県(東濃)

陶器の町、多治見市の「オリベストリート」近辺を散策。久しぶりに碗を買ったり、喰い盛りの豚児用の丼を買ったりして歩く。パンを買って帰ろうと寄ったのはテナントビル「たじみ創造館」の向かいにある「アルティジャーノ」。以前から店内の賑わいは知っていたが入るのは初めて。後から調べてみたら「フジパン」の小売会社「フジパンストアー(株)」がやっている店なのだとか。この会社の創業は昭和41年(1966)とのこと。現在この「アルティジャーノ」の店舗は他にも岐阜と金沢にある。”石窯パン工房”と名付けられていてちゃんとここで焼いているようだ。

立派な建物に入ると奥にイートイン・スペースもあるようで大勢の客で賑わっていた。シンプルなもの、惣菜パン、甘いパン、ひと通り揃っている。トレイを取って嫁と豚児が適当にパンを選んでのせていく。自分が選んだのは「パンツェロッティ・トマテ」という惣菜パン。イタリアの揚げパンの一種だそう。帰ってから食べた「パンツェロッティ・トマテ」の中にはトマトソース、チーズ、ベーコンなどが入っていて酸味はさほど強くなく、言うまでもなくピッツァ的な味わい。美味しくいただいた。(勘定は失念)

 


 

↓ 店のすぐ近くにある一般住宅(建築詳細不明)。逆光で見えづらいが塀の中の立派な日本家屋に洋風の建物が隣接している。

↓ 「市之倉さかづき美術館」の売店で酒杯を数種類購入。美術品より実用品(笑)。酒杯が変わるとまた呑みたくなる。

 


 

アルティジャーノ オリベストリート店

岐阜県多治見市本町5-34-1

 

 ( 多治見 たじみ ARTIGIANO フジパン パン屋 ベーカリー 喫茶 喫茶店 陶都創造館 織部焼 近代建築 日本酒 酒杯 三千盛酒造 )

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新大黒 @名古屋市千種区・吹上 (※閉店)

2018年04月28日 | 名古屋(千種区・守山区 老舗)

吹上ホールで仕事の用事があったので、その後で昼食をと寄ったのは飯田街道沿いの「新大黒」。交差する幹線道路を車で走っても建物の壁面に大書きされた「名物きしめん」の文字がに入る。店の場所や名前から歴史ある店だろうとは思ってはいたが明治25年(1892)創業だとのこと。夏の暖簾をくぐって中に入ると小上りが2つ、テーブル席が5つのこじんまりとした造り。厨房にも白地が目に眩しい暖簾が掛かっている。昼時とあって何組もの先客が。テーブル席に腰掛け、品書きを見回す。この日は歩くと少し汗ばむくらいの陽気だったので冷たいものをと「きしころ」を注文した。主人かどうかは知らないが給仕の男性が注文を受けて厨房の中へ。見るとブリキ製の岡持ちがいくつも置かれていた。近所からの出前注文も沢山入るんだろう。

程なくして「きしころ」が運ばれた。きしめんの太さ、厚さはごく標準的。つゆの色は古い名古屋の店らしくかなり濃い色。”ころ”と言いながらきしめんがしっかり浸かってしまう位の量が注がれている。ムロアジを使った東海地方ならではのしっかりとした出汁加減。冷やされたきしめんはぷりっとした口当たり。喉を通る冷たさが気持ちいい。別で小皿に添えてあるゴマ、刻みネギ、すり生姜を途中から使いながら平らげた。飲み干しはしなかったがつゆも多めにいただいた。出されていたお茶で錠剤を飲もうとケースを取り出したカラカラという音を聞いただけで、給仕の男性がすぐにサッとコップの水を出して下さった。もの凄い早業。感激。なんて気が利く方だろう。次は縁の赤い名古屋蒲鉾を使った「板わさ」に酒でもいいなァ。もちろん絞めはきしめんで。(勘定は¥550)

新大黒

愛知県名古屋市千種区千種通7-18

※閉店して建物も取り壊しになりました(令和6年3月現在)

 

( 吹上 ふきあげ しんだいこく 吹上ホール 飯田街道 いいだかいどう きしめん うどん そば 丼物 老舗 麺類食堂 大衆食堂 閉店 廃業 )

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