”台湾ラーメン”では必ず名前の挙がる「ゆきちゃんラーメン」へ。鶴舞駅から少し歩いたJRの高架下にあり、ラーメン屋というよりは呑み屋の風情。創業年は分からないが屋台が発祥なのだとか。暖簾をくぐって店に入ると、夕方とはいえまだ明るい早い時間とあって先客は3人のみ。カウンターには缶の酒が並び、お姉さんはせっせとおでんの仕込み中。もちろん名古屋仕様の豆味噌おでん。”赤棒”(ピンク色をした棒状のさつま揚げ)が山のように用意されていた。呑みたいがそうもいかなかったので大人しく目当ての「台湾」を注文、といきたいところだが「しょうゆ」「みそ」「しお」があり、ちょっと迷う。この日は気分で「みそ」を選択。
お姉さんが台湾ラーメンのヘッドを炒め始めたとたん、くしゃみが。唐辛子の成分でも舞い始めたかな(笑)。しばらくして「台湾みそ」が完成。カウンターのところまで取りに行き、テーブルに戻る。ニンニクと赤唐辛子が数えきれないほど入っている。さっそく手繰ってみるとガツンとくる濃いスープ。もちろんしっかりと辛い。でも辛さは元祖の「味仙」的な痛さのある辛味ではなくスープと一体化していて旨い。麺はストレート麺。食べながら「明日の仕事、大丈夫かナ?」と心配になってくるニンニクの香り。きっと変わらないがニンニクの塊だけは避けて食べ進み、スープを飲むのもほどほどにしておいた。少々値段はするがインパクト抜群。台湾ラーメンを食べたくなったら外せないかも。次は是非呑みに入りたいなァ。電車で横に座った人、スマン。(勘定は¥910)
屋台の味 ゆきちゃんラーメン
愛知県名古屋市中区千代田5-12-27
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