ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

See My Friends / Ray Davies

2018年08月06日 | クラシック・ロック

See My Friends / Ray Davies (2011)

凡そ数多のロック・アイコンの中で、ディラン(Bob Dylan)やレノン/マッカートニー(John Lennon / Paul McCartney)と共に、最も曲がカヴァーされたアーティストの1人だろうキンクス(The Kinks)のレイ・デイヴィス(Ray Davies)。2011年に発売されたこのアルバムはレイと新旧のミュージシャンが、彼の曲を一緒にカヴァーした作品。表題ももちろん彼の名曲から取られている。参加しているミュージシャンのジャンルと世代は多岐に渡っていて、若いアーティストでは自分の知らない(聴いたことのない)アーティストも含まれるがなかなか豪華な面子。

一緒にスタジオに入ったのか、別々で録ってくっつけたのか、現場の様子は知らないが(当時のプロモーション映像を見るとしっかり一緒に演っているようだ)、あくまでも原曲に忠実に曲を再演している。メタリックなギターのメタリカ(Metallica)や、スマッシング・パンプキンズ(Smashing Pumpkins)のビリー・コーガン(Billy Corgan)と演っていても違和感なし。ま、ハードロックの元祖と言ってもおかしくない程(当時としては)ハード・エッジなギター・リフを奏でていたキンクスだから当たり前か。なんて聴いていたら俄かにキンクス再結成+ツアーの噂が…。もうこの機会を逃したら二度と無いだろうけれど、本当かァ?…。無理だと思うけどなァ…(→デイヴィス兄弟は昔から不仲で有名。再結成の噂も出ては消え、出ては消え…)。

01 Better Things - Bruce Springsteen
02 Celluloid Heroes - Jon Bon Jovi and Richie Sambora
03 Days/This Time Tomorrow - Mumford & Sons
04 A Long Way from Home - Lucinda Williams and The 88
05 You Really Got Me - Metallica
06 Lola - Paloma Faith
07 Waterloo Sunset - Jackson Browne
08 Till the End of the Day - Alex Chilton and The 88
09 Dead End Street - Amy Macdonald
10 See My Friends - Spoon
11 This Is Where I Belong - Black Francis
12 David Watts - The 88
13 Tired of Waiting for You - Gary Lightbody
14 All Day and All of the Night/Destroyer - Billy Corgan

オークションにて購入(¥468)

  • CD (2011/4/5)
  • Disc : 1
  • Format: Import
  • Label : Decca
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川村屋 @愛知県豊田市足助町

2018年08月06日 | 愛知県(三河・老舗)

豊田市足助町を散策。大きな看板の掛かった和菓子屋「日月もなか總本舗・川村屋本店」へ。創業は大正5年(1916)だとのこと。元々は瀬戸市の店からの暖簾分けだとか(こちらかな?)。店の中でいただくことも出来るようだったが持ち帰りでお願いした。購入したのはもちろんこちらの名物「日月(にちげつ)もなか」。白いんげん豆を使った”白あん”と大納言小豆を使った”小豆”の2種類有り、小豆の方に”つめたて”と書いてあったのでつい「小豆」を購入してしまったが、後から調べるとどうも白あんの方がメインのような感じ。両方買っていけば良かったなァ…。

せっかくのつめたてなので自動車での移動中に包みを開ける。四角い最中種(皮)で、看板にもあった変わった書体の”日月”という文字が浮き出ている。中は小振りなつぶ餡でけっこう甘め。サクッとした最中種の歯触りとしっかり甘いあんこで、暑い日差しの中を走り回った疲れが癒される。自販機で買った緑茶しかなかったが冷たさにホッと一息。次に機会があったら是非白あんも買ってみよう。(勘定は¥140/個)

 


 

↓ 町並みの反対側、少し小高い場所を上がった学校の近くに建つ「足助町資料館(旧・愛知県蚕業取締所足助支所)」(大正12年・1923・建造)。町内から出土した縄文土器などが展示されている。建物裏手には高足の貯水槽や、朽ち果てた消防大八車(放水車)も。

 

 

 

↓ 現役の旅館「玉田屋旅館」(江戸末期建造)。江戸時代の旅籠の雰囲気を味わえるなんてすごい。夜にこの通りを歩いたらどんな感じなのか泊まってみたいなァ。

 

↓ 巴川に架かる「巴橋」(昭和12年・1937・建造)。親柱も欄干も丸みを帯びたデザインが特徴的。昔の橋はただのRC(コンクリート)構造でもこういう遊び心が素敵。今は味も素っ気もないものばかりだもんなァ。

 

↓ 「足助商工会(旧・足助警察署)」(明治19年・1886・建造)。むくり破風の風情ある建物。昭和33年まで警察署だったとは信じられない。

↓ 元は食堂らしき建物(建築詳細不明)◇。厨房と思しき窓の上には”釜めし””寿し”の文字が。

 


 

 

日月もなか總本舗 川村屋本店

愛知県豊田市足助町田町22

 

( 豊田 とよた 足助町 あすけちょう 香嵐渓 川村屋 にちげつもなか 日月もなか総本舗 和菓子 御菓子司 近代建築 )

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