ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

From The Vault : No Security. San Jose '99 (DVD+CD) / The Rolling Stones

2018年08月02日 | DVD

From The Vault : No Security. San Jose '99 (DVD+CD) / The Rolling Stones (2018)

ストーンズ(The Rolling Stones)の蔵出し映像シリーズ「From The Vault」。今回は1999年のNo Security Tourの最終、カリフォルニア州サン・ホセ公演。このツアーは、97年からのBridge To Babylon Tourのライヴ・アルバム「No Security」発売後にアメリカを廻ったもので、比較小さめのアリーナ会場で演ったツアー(全16公演)。途中、ミック(Mick Jagger)の体調不良で延期されていたサン・ホセ公演を最終に振替えている(MCでミックが謝る場面も)。このツアーはブートレグ(海賊盤)でも定番と呼べるものが無く、新しいステージ・デザイン、小会場、レア曲演奏、など当時からファンの間では”見たい度”が高かったツアーなのでまさに蔵出しで、期待度も高まる。

発売に関してはずっとこのシリーズの日本盤を担当していたWard Recordsがシリーズ途中にして撤退(苦笑)。何とも中途半端な事になってしまった。今まで日本独自のボーナス・トラックや入魂のライナーノーツなど力が入っていただけに残念。コアなファンの中にはこれでシリーズの背表紙が揃わなくなるとお嘆きの方も多いだろう(笑)。そういう自分は最初こそ頑張って日本盤を購入していたが、Tシャツとかの過剰パッケージや、あまりにもな価格差で途中からすっかり輸入盤に切り替えていた…(今回のこれは日本盤)。

オープニングで流されるメンバーがバックヤードらしき場所を歩く映像がカッコイイ(当時からこれが見たかったんだ)。89年からずっと続いた大仕掛けのスタジアム公演からシンプルでコンパクトな会場(といっても2万人弱収容)に変わったことでメンバーの躍動感が伝わってくる(チケットはかなり高かったらしいが…)。「Some Girls」「I Got The Blues」(イントロでは「Love In Vain」になりやしないかといつもヒヤヒヤ・笑)などのレア曲、この辺りから定番となるBステージでの「Route 66」「Get Off Of My Cloud」「Midnight Rambler」や、最近では珍しくなくなったが当時は衝撃だった”やり直し”(笑)など見所も多い。CD2枚組も同梱だが、Bステージ移行のブリッジ部分(JB's!)がカットされていたりと、これはやっぱり映像の方が楽しい。あれからもう20年近く経っているとは…。先日ミックは75歳(!)の誕生日を迎えたが、この時だってすでに56歳。驚愕…。

amazonにて購入(¥4,948)

  • Region: region2
  • Disc : 3
  • Label : ユニバーサルミュージック
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パンシノン @岐阜県岐阜市

2018年08月02日 | 岐阜県(岐阜)

以前から評判を聞いていたものの、日・月曜日が休みの店なのでなかなか伺う事が出来なかった岐阜市神田町の「パン・シノン」。ここは御浪町だとずっと思っていたが、ここまでは神田町なのね。車をコイン・パーキングに入れ歩いて店へ。店は洒落た鉄扉の引き戸になっており、中に入るとすぐ売場がある。奥にはイートイン・スペースもあるようだが、この日はすぐに帰らなくてはいけなかったので見送り、並んだパンを物色。思ったより小さいスペースに平置きしてあるもの以外にも、窓口のついたガラス・ショーケースに色々なパンが並んでいた。ちょうど見ている間に出来上がったものも。どれも旨そうで迷ったがきりがないので、帰ってから嫁と食べようと「ハムとチーズのパニーニ」「フランスパン」「クロワッサン」「アンチョビのクロワッサン」「モンブラン」を購入した(※正式名称じゃないかも)。相変わらずシンプルで地味なものしか選べない…。

綺麗な焼き色の付いた「フランスパン」は小振りな大きさ。カットしてそのままでいただく。買ったときはまだ焼き上がったばかりのようだったが、時間が経って落ち着いてしまっているので、クープのカリッとした所も感じにくいが、クラムはしっかりと詰まって噛みしめるとじんわりと旨味が拡がっていく。「クロワッサン」はどちらも綺麗に層になって焼かれている。「アンチョビ」の方は、効かせ方こそ控えめだが風味が良く、ワインとやっていると何個でもいけそう(でもバターたっぷりなのでカロリーには要注意…)。「パニーニ」は軽く電子レンジで温めた後にトースターで炙る。シンプルな総菜パンなので間違いようがないが、安ワインが進んでいく。「モンブラン」は2種の栗と、栗のクリームがのったもの。見た目からクロワッサン的な生地かと思ったらしっかりとした生地。ドぎつい甘さじゃなくてデザートとしてもちょうど良かった。昼にイートインで利用することは難しいかもしれないが、こちら夜もやっていてお酒もあるのだとか。そうなると話は別(笑)。次は夜に目指して行ってみよう。(勘定は¥1,200程)

この後の記事はこちら

 

パンシノン (Pain Chinon)

岐阜県岐阜市神田町3-4

 

( 岐阜 ぎふ かんだまち パン・シノン パンシノン ベーカリー ブーランジェリー ランチ ワイン 酒 食パン 厚焼き玉子サンド サンドイッチ 総菜パン )

コメント (2)
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