ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Discover America's Hearts & Spirits Vol.4(名盤探検隊) / Various Artists

2018年08月21日 | クラシック・ロック

Discover America's Hearts & Spirits Vol.4(名盤探検隊) / Various Artists (1998)

本秀康のイラストでおなじみのワーナーの名盤探検隊シリーズ(※現在は「新・名盤~」)。一般的には知名度が高くないアーティストも含めた隠れた名盤をCDで発掘していくこのシリーズ。以前には市販されているコンピ盤を紹介したが、こちらは副題は同じだが実際にサンプル盤として作られた非売品(のはず)の第4弾。紙ジャケットは収録もされているタイニー・ティム(Tiny Tim)の名盤(写真下)をレコスケ君でパロディー化。

内容はこの時期に発売された同シリーズの9枚の中から選りすぐった18曲を収録。シリーズの発売スケジュールに合わせて編集されたようで、アルバムから2曲づつという構成なのでアーティストがダブって偏ってしまっているのは仕方がないところ。既にもっているデラニー&ボニー(Delaney & Bonnie)が6曲も入っているのはちょっと痛いナ。いわゆる”スワンプ”という表現がされるアーティストが多く、毛色は違っても不思議と統一感のあるダウン・トゥー・アースな音色のロックが多い。このシリーズはつまみ喰いしかしていないので、こういうサンプルで音を確かめて、また摘んでいくのも楽しいだろう(ってこの編集盤で満足してしまいそう…)。

01 Bring It To Jerome / L.A. Getaway
02 L.A. Getaway / L.A. Getaway
03 Medley:
  a) Come On In My Kitchen 
  b) Mama, He Treats Your Daughter Mean
  c) Going Down The Road Feeling Bad / Delaney & Bonnie & Friends
04 They Call It Rock & Roll Music / Delaney & Bonnie & Friends
05 Never Ending Song Of Love / Delaney & Bonnie & Friends
06 Lonesome And A Long Way From Home / Delaney & Bonnie & Friends
07 Things Get Better/ Delaney & Bonnie & Friends
08 ThatUs What My Man Is For/ Delaney & Bonnie & Friends
09 Ocean In His Eyes / Jimmy Webb
10 Just This One Time / Jimmy Webb
11 The Highwayman / Jimmy Webb
12 The Moon Is A Harsh Mistress / Jimmy Webb
13 Tip-Top Thru' The Tulips With Me / Tiny Tim
14 Fill Your Heart / Tiny Tim
15 I've Got A Thing About You Babe / Tony Joe White
16 The Train I'm On / Tony Joe White
17 Saturday Night In Oak Grove, louisiana / Tony Joe White
18 Takin' The Midnight Train / Tony Joe White

オークションにて購入(¥554)

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二葉 @岐阜県羽島市

2018年08月21日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜県羽島市の竹鼻町にある名鉄竹鼻駅近辺をウロウロ。このあたりは道幅も狭く、すぐに自分がどこを走っているのか分からなくなる。古い商店街もあるにはあるが、羽島市内は新しめのバイパス道路が多いので、こういう狭い路地はわざわざ入っていかないと辿り着かない(少なくとも自分は)。駅近くの細い通りにあった大衆食堂「二葉」に入ってみた。向かいに小さな”双葉神社”があったのでこの名前なのかな。中に入ると少々雑多な土間に出前用のステンレス製岡持ちが置いてあった。土間にテーブル席とごく小さな小上がり席が2つづつ。親子でやっていらっしゃるのかな。黒電話も健在で、テレビは脚付き、使用されていないカウンターの下には”ミリンダ”のステッカーと、時間は昭和でストップしている。でもよく見たらテレビの画面はフラットのようなので脚付きのテレビに液晶テレビを嵌め込んだのだろうか。ナイスアイデア! カウンター上の紙短冊の品書きから「かつ丼」を注文した。

調理は御母堂が担当。しばらくして運ばれた「かつ丼」は丼ぶりを持ち上げるとずっしりとした重量感。ちょっと怯む。見た目はとじ玉子を後からのせたタイプのかつ丼かと思いきや、細かく切ったかつはしっかりと煮てあり衣は軟らかくなっている。つゆは甘めの味付けで、丼ぶりの底のご飯までつゆを吸って染まっていた。自分には少し甘さが強いので、一味を振りかけたり、付け合わせの漬物を挟みながらいただいた。ご飯の量が多かったがなんとか食べ切って満腹。お母さんに冷たいお茶を出してもらい勘定してもらった。(勘定は¥620)

 


 

↓ 店の前の通りにあった日本家屋(建築詳細不明)。すっきりとした見た目が素敵。2階の窓の高さが低いように見えるのは何でだろう。明かり取りなのかな。

↓ パステル調の外壁で細長い開き窓の付いた下見板張りの建物(建築詳細不明)と、その並びの「花村タンス店」(建築詳細不明)。前にはバイパスが横切ってしまっているが、近くの古い橋といい、かつてはいい雰囲気の通りだったんじゃないかな。

 

↓ その橋の名は「昭和橋」(昭和4年・1929・建造のよう)。親柱の上部は明かりを入れるようになっていただろうか。

 


 

 

二葉

岐阜県羽島市竹鼻町2394-1

 

( 羽島 はしま 竹鼻町 竹鼻駅 名鉄竹鼻線 たけはなちょう ふたば 大衆食堂 麺類食堂 麺類 丼物 寿司 近代建築 )

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