ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Uh - Huh / John Couger Mellencamp

2018年11月10日 | エイティーズ

Uh - Huh / John Couger Mellencamp (1983)

MTVにどっぷりハマっていた1983年。出てくるビデオ出てくるビデオ舐めるように観ていた。とはいっても日本でケーブルテレビが本格的に普及するのはずっと後。当時は数少ない音楽番組を1週間待ちわびて観ていたと記憶する(しかもPVが観たいのに日本の番組は要らない喋りが多かった…)。そんな頃に見て気に入った曲のひとつがジョン・メレンキャンプ(John Couger Mellencamp ※当時はミドル・ネームのクーガーも名乗っていた)の「Pink Houses」。中坊には何を歌っているのかは全然分からなかったが、えらく心に残って曲は今も大好き。でもそれ位好きだったらなけなしの小遣いをはたいてでもLPを買うはずなのに、何で当時このアルバムを買わなかったかは思い出せない。ダサいジャケットのせいだろうか…。他にはCDでベスト盤を所有しているが、中古店に安く刺さっていたので35年の時を越えて買ってみた。

小気味いい冒頭のヒット曲「Crumblin' Down」から始まり、素晴らしい出来の曲が並ぶ。彼のガッツのあるロックン・ロールと、アコースティックな曲での哀愁漂う声は、いかにもアメリカの田舎らしく広大な土地を連想させる(実際の彼の出自は知らず)。当時はシンセ主体のポップな曲がチャートを席巻していたので、こういうダウン・トゥ・アースな雰囲気の曲がチャートの上の方に来るのは珍しいと感じていたが、実際にアメリカに行くとほとんどの土地がド田舎で、カントリー・ミュージックが巷に溢れているので合点がいったなァ。

中古店にて購入(¥324)

  • CD (1990/10/25)
  • Disc : 1
  • Format: Import
  • Label : Island / Mercury
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いせ @岐阜県岐阜市

2018年11月10日 | 岐阜県(岐阜)

しっかり呑んだ後に西柳ヶ瀬をフラフラ。金曜日の夜だというのにがらんとしたアーケードの下に居るのは黒服ばかり。かつては金曜日の夜ともなると恐い人の肩にぶつからないように歩いたものだったが…。締めに向かったのはうどんの「いせ」。大昔に呑んだ後先輩に連れてきてもらったことがあるはずだが、それ以来だろう(たぶんこの店だったと思うんだけれど…)。暖簾には”手打うどん”と書いてある。暖簾をくぐるとカウンター席には惣菜が沢山並んでいた。ハンバーグ、餃子、唐揚げ、玉子焼き、手羽先、それに炊き込みご飯のおにぎりなど。こういう店らしくないラインナップなのは若い黒服の連中が寄るのかな。向こう側はご高齢のお母さんが1人のみ。しこたま呑んでいてもう酒は要らなかったので大人しく麺類を。「たぬきうどん」の冷たいのをお願いした。

夜遅い時間でこういう場所にある店だから即席なものが出てきてもおかしくないが、意外にも茹で時間はしっかり。そして「(冷やし)たぬきうどん」が出来上がった。刻みネギと揚げ玉、そしてなめこがのせられている。手繰ってみてビックリ、ブリブリにコシがある麺。旨い。実は疑っていたが、これなら本当に手打ちかも。練りわさびをつけながらいただいた。堪え切れなくなって炊き込みご飯のおにぎりも手に取って食べてしまった…(←後悔するゾ)。次は早いうちにここに来て、並んだ惣菜をつまみにビールをやりたいな。(勘定は¥750)

この後の記事はこちら

 


 

↓ 再開発が予定されている岐阜タカシマヤの南側。とうとう界隈で一番古いという鮨屋の「すしやす」も閉店したようだ。「玉屋工芸社」(建築詳細不明)の見事なモザイクタイル看板もそろそろ見納めになるのかな(→11/11現在:やはりこちらも閉業しておりました。大衆食堂の「玉子屋」も10月末で閉店…)。

 

 


 

いせ (いせうどん)

岐阜県岐阜市柳ヶ瀬通5-10

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 やながせ いせ 伊勢うどん 居酒屋 惣菜 酒場 手打ちうどん 手打 そば 蕎麦 再開発 柳ヶ瀬センター 西柳ヶ瀬 )

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