ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

極楽茶屋 @岐阜県関市

2018年11月13日 | 岐阜県(中濃)

関市と各務原市の間にある迫間山の山頂には「迫間不動尊」がある。若かりし頃、どういう経緯だったか友達と深夜にここへ肝試しに行こうということになって真夜中の参道を歩いて登っていると、蝋燭を立てた白装束の年寄りとすれ違って本当にビビったことがある(笑)。その迫間不動の入り口にある茶屋が「極楽茶屋」。以前は向かいにも茶屋があったようだ。調べてみるとこちらの創業は昭和33年(1958)とのこと。想像した程古くはないが、それでも60年もの歴史がある。店頭にはなぜか大して古くなさそうなブリキのおもちゃ等の小物が陳列してある。店に入るとビックリ、日曜の昼だったが結構な客入り。給仕女性が2人も居て、こんな場所なのに大繁盛だ。

テーブル席に座り、おでんで一杯…といきたいところだが生憎バイクで来ているし、酒類の品札は下がっていない様子(どのみちこちらで酒を呑んでは帰れないか)。なので「田舎五目めし」をお願いした。すぐに運ばれた「田舎五目めし」はやや大きめのご飯茶碗に盛られている。添えられたたくあんは黄色くて甘いやつ。五目めしは鶏肉、ごぼう、人参が入っていてやや甘め、濃いめの味付け。”田舎”が味付けを意味するのか、作り方を意味するのか分からないが、参拝で階段を登り降りしたり、近辺を歩き回って疲れたらこの甘さもごちそうだろう。(勘定は¥300)

極楽茶屋

岐阜県関市迫間891

 

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親玉本店 @滋賀県長浜市

2018年11月13日 | 滋賀県(老舗)

大混雑の長浜市・黒壁スクエア近辺を嫁と散策。和菓子を買って帰ろうと寄ったのは創業天保年間という歴史のある「親玉本店」。こちらの店の前の細い路地もマルシェ(市場)開催とあってテントが立ち並び、立ち止まれない程の人出。逃げ込むように店に入った。購入するのはもちろん「親玉饅頭」。紅白で作られた薄皮の饅頭。面白い名前の由来は、味、風味が「饅頭の親玉なり」と評されて名付けられたのだとか。味が変わらないだろうことは承知で紅白それぞれ購入。もうひとつは名前を失念したが栗を使った饅頭。

家に帰ってから抹茶を点てていただく。「親玉饅頭」は餡がうっすらと透けて見える位の薄皮。滑らかな口当たりのこし餡が入っていて甘さはやや控えめ。酒元種だが”らしい”香りがもっとあると思っていたがかなり控えめな感じ。シンプルだが旨い。酒饅頭でもバランスひとつで違うものだ。もうひとつは羽二重餅(求肥)に白餡が詰められた菓子。中にやや硬めに歯応えを残した栗が一粒入っている。軟らかめの皮と硬めの栗のコントラストが楽しい。(勘定失念)

 

 


 

↓ 長浜駅の南にある「長浜鉄道スクエア(旧・長浜駅舎)」(明治15年・1882・建造)。現存する最古の鉄道駅舎だそうで、綺麗に整備され展示公開されている。前回訪問時は時間切れで中を見学出来なかったので入ってみた。中の展示はいまひとつだったが、前庭に並べられた旧北陸本線のトンネルに掲げられていた扁額(石額)の数々が素敵。

 

 

 

 


 

親玉本店

滋賀県長浜市元浜町22-33

 

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