ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Not Fade Away (Uncut Magazine) / Various Artists

2019年09月26日 | 雑誌付録CD

Not Fade Away (Uncut Magazine) / Various Artists (2008)

英音楽雑誌「UNCUT」の2008年4月号の付録は、副題が”15 Classics That Fired Up The Rolling Stones”と付いたストーンズ(The Rolling Stones)が影響を受けたアーティストの特集。やり尽くされた感のある企画だが、当時ライヴで取り上げた曲(13)もピックアップしているし、正式に録音した曲だけでなくデビュー前にライヴで演奏していたといわれる曲(02、07、10、14など)も含まれるので、何曲かは新鮮味がある物が収録されている。自分もこの辺りの曲を演っていたというのは、以前に細かいタイムラインを載せたに記述してあったのを読んで初めて知った。ま、よく聴いた曲ばかりであっても、昔からアーティストのルーツを探るこういう企画物は個人的に大好物なので充分楽しめる。

この盤にはJB(James Brown)の07が収録されているが、そういえばちょっと前にストーンズがJBの「Try Me」をカヴァーしたスタジオ音源が発掘されて驚いたことがあった。もう出尽くしたと思っていた60年代初期の未発表スタジオ音源がまだ残っているとは。しかも高音質で(オルガンは誰が弾いているんだろう。スチュ?、もしかしてブライアンかな)。これからMarquee Clubとかデビュー前に演奏していた62~63年頃のクラブでのライヴ音源なんていうのが出てくる可能性はあるのかな。想像するだけでワクワクする。週末毎に観客数が膨らんであっという間に手狭になってしまったという若かりし頃のストーンズの勢いを味わってみたいなァ。 

  • 01 Chuck Berry - You Can't Catch Me  
  • 02 Howlin' Wolf - Baby How Long  
  • 03 Little Richard - Keep A Knockin'  
  • 04 Dale Hawkins - Susie-Q  
  • 05 Muddy Waters - I Just Want To Make Love To You  
  • 06 Buddy Holly - Not Fade Away  
  • 07 James Brown - Please, Please, Please  
  • 08 Bo Diddley - Who Do You Love  
  • 09 Jimmy Reed - Honest I Do  
  • 10 Gene Vincent - Pink Thunderbird  
  • 11 Slim Harpo - I'm A King Bee  
  • 12 Carl Perkins - Honey Don't  
  • 13 Roosevelt Sykes - Night Time Is The Right Time  
  • 14 John Lee Hooker - Dimples  
  • 15 Hank Snow - I'm Moving On

オークションにて購入(¥500)

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石田屋 新瑞橋店 @名古屋市瑞穂区・新瑞橋

2019年09月26日 | 名古屋(昭和区・瑞穂区)

金山の「石田屋」に支店が出来ているというのを知ったのはまだ最近のこと。日中の酷い暑さがほんの少しだけ和らいだある日の夕方に店を探してみる。新瑞橋(あらたまばし)駅近くの路地にあった店はガラス壁と自動ドアで外から中が丸見え。白を基調とした”らしくない”明るい店内なのは他業種店舗の居抜きだろうか。調理場に居る男性は確かに本店で見たことのあるお兄さんだ。先客は1組。カウンター席に腰掛け、何は無くとも瓶ビール(キリンラガー大瓶)をお願いした。焼物は「さがり並」と「心臓」と「小袋」。品書きには”合わせて2本から注文”と書いてあったが、1種類2本という意味ではなく全部でということなので、それぞれを1本づつにしてもらう。本店同様味付けは”塩””タレ””しょうが”から選べるが、この日は気分で”しょうが”にしてもらった。

何だか「石田屋」に居る気分がしない明るくてだだっ広い店内で、焼き上がった串がアルミの皿にのって出された。まずは「さがり」のしっかりとした歯応えを楽しむ。生姜醤油がすっきりとしていてなかなかイイ。次は「心臓」の軟らかい食感を。「子袋」は独特なクニュッとした歯応え。それぞれ違って旨い。たったの3本であっという間に大瓶が空になった。サワー系の酒は普段あまり頼まないが、この日は気分で「レモンサワー」を追加してみた。本店では昔は生で出していた”逸品”は、生食禁止の為、現在は湯通しして出されるが、こちらは品書きに「茹で子袋」「肝」「さがり」「心臓」と4種も書いてあるわりに、この日は残念ながら無いとのこと。ただし「やわら」という豚の膵臓があるというのでそれをいただいた。茹でられた「やわら」は初めて聞く部位だが、ねっとりとした食感。少し重いがたっぷりとわさびを付けて爪楊枝でいただく。旨いのだが正直途中で飽きてしまう。この半分の量でいいかな。レモンの皮を擦って入れた「レモンサワー」で口中をすっきりとリフレッシュして勘定してもらった。(勘定は¥1,940)

本店の記事はこちら

とんやき 石田屋 新瑞橋店

愛知県名古屋市瑞穂区姫宮町2-75-2

 

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