ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Making Time : A Shel Talmy Production / Various Artists

2022年08月03日 | クラシック・ロック

Making Time : A Shel Talmy Production / Various Artists (2017)

ザ・フー(The Who)とキンクス(The Kinks)という60年代ブリティッシュ・ロックの最も重要なバンド2つのプロデューサーとしても名を馳せたシェル・タルミー(Shel Talmy)。彼が関わったバンドの楽曲を、コンピレーションでは定評のある英Ace Recordsがコンパイルしたアルバム。収録されたバンドと楽曲は以下の通り。

01 The Creation – Making Time
02 The Sneekers – Bald Headed Woman
03 Manfred Mann  Semi-Detached Suburban Mr James
04 Goldie & The Gingerbreads – That's Why I Love You
05 The Kinks – Tired Of Waiting For You
06 Lee Hazlewood – Bye Babe
07 The Who  Anyway, Anyhow, Anywhere
08 The Mickey Finn – Night Comes Down
09 Pentangle – Light Flight (Theme from Take Three Girls)
10 The Rokes – Stop And Watch The Children Play
11 The First Gear – A Certain Girl
12 Perpetual Langley – Surrender
13 Davy Jones – You've Got A Habit Of Leaving (Alternate Outtake Version)
14 Roy Harper – Ageing Raver
15 The Easybeats – Lisa
16 Lindsay Muir's Untamed – Daddy Long Legs
17 Chad & Jeremy – A Summer Song
18 Ben Carruthers & The Deep – Jack O' Diamonds
19 Wild Silk – Toymaker
20 The Nashville Teens – I'm Coming Home
21 The Fortunes – Caroline
22 Oliver Norman – Drowning In My Own Despair
23 The Rockin' Vickers – I Don't Need Your Kind
24 Tim Rose –Jamie Sue
25 Trini Lopez – Sinner Not A Saint

先の2大バンドの他に、60年代のブリティッシュ・ビート・バンドの有名どころ、その後に有名になるアーティスト、あまり名前も知られていないバンド等々が並ぶ25曲。まだボウイ(David Bowie)と名乗る前のデイヴィー・ジョーンズや、ツェッペリン(Led Zeppelin)というよりはジミー・ペイジ(Jimmy Page)との蜜月でも有名になるロイ・ハーパー等、なかなか興味深いアーティストの初期音源が収録されていて、貴重なレア曲も収録されているそう。

自分はこのコンピ盤を手にするまでシェル・タルミーがアメリカ人だとは全然知らなかった。何でも休暇で訪れたイギリスでデッカ・レコードにプロデューサーとして売り込んだのだとか。どのバンドも基本モータウン等のR&Bを素地としていて、ストーンズ(The Rolling Stones)ら程ブルーズ色が強くないのが特徴か。大ヒットしたのは一部としても、こうしたモッド・バンドを多く手掛けて足が掛かりを作った手腕は凄い。

amazonにて購入(¥738)

  • Label ‏ : ‎ Imports
  • ASIN ‏ : ‎ B06Y5R9TQ2
  • Disc ‏ : ‎ 1
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力亭 @岐阜県大垣市

2022年08月03日 | 岐阜県(西濃)

岐阜県大垣市の食事処「力亭」へ。店は交通量の多い258号線沿いにある。佇まいに年季が入っているので長年やっていらっしゃる店だろう。自分は初訪なので表から入ったが、常連客は皆、駐車場のある裏から入ってくるようだ。店に入るとカウンター席と小上がり席がある。主人は意外と若かったので代替わりしているだろうか。カウンター席に腰掛け、壁に掛かった木札の品書きから給仕女性に「かつ丼」をお願いした。酒肴が多く、常連客は昼間からビールと単品で居酒屋使いしている様子。主人の調理を見ながら出来上がりを待つ。

じっくりと揚げたかつをつゆには投入せず、丼のご飯の上にのせて後からとじ玉子をかけるこの地方ではわりと多いタイプのかつ丼。出来上がった「かつ丼」に箸を付けていく。玉ねぎと青ねぎが両方使われ、三つ葉がのせられている。とろっとした玉子がいい感じ。つゆの味加減もよく旨いのだが、つゆがかなり多くて時間が経ってもご飯に吸い上げられず、最後まで軽い雑炊状態。自分は丼物の時に白いご飯が残っていて欲しいタイプ。いつ頃からか、気のせいかどこも丼物のつゆが多くなってしまって(ある牛丼チェーンの”つゆだく”が流行ってから?)自分の好みから外れることが多くなった。次は定食か、居酒屋使いしてみよう。(勘定は¥900)

 

 

味の店 力亭

岐阜県大垣市南頬町2-77-2

 

( 大垣 おおがき みなみのかわちょう ちからてい 和食 かつ丼 カツ丼 とんかつ 亜種 日本料理 食事処 居酒屋 )

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