ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Brothers and Sisters / The Allman Brothers Band

2022年08月30日 | クラシック・ロック

Brothers and Sisters / The Allman Brothers Band (1973)

1973年に発表されたオールマン・ブラザーズ・バンド(The Allman Brothers Band)のアルバム。前作「Eat A Peach」はライヴ音源も含んでいたため、純粋なスタジオ・アルバムとしては3枚目となるのかな。ギタリストでバンドの支柱だったデュアン(デュエイン)・オールマン(Duane Allman)が71年にバイク事故で亡くなり、しかもこのアルバムのセッション中にベーシストのベリー・オークリー(Berry Oakley)まで同様のバイク事故で亡くなり、これが最後に参加したアルバム(2曲のみ)となってしまったので、どうしてもそうした負のイメージがつきまとってしまう。

ただ新しいメンバー、現在はストーンズ(The Rolling Stones)のバンマスをやっているチャック・リーヴェル(Chuck Leavell)や、ベースのLamar Williamsが加わり、ディッキー・ベッツ(Dickey Betts)がリーダー代わりとなって新生オールマンズとなって再生し、700万枚を売り上げたというから凄い。そんなに売れたアルバムだったとは。ディッキー・ベッツの音楽傾向なのか、カントリー色が強く感じられ、ドブロの音など牧歌的に感じられる部分もあり、アメリカ人のハートに上手く突き刺さったのだろう。不思議なのはグレッグ(Gregg Allman)の存在感があまり感じられないこと(←どうも同時期にソロ・アルバムを作っていたらしい)。自分は若い頃、この辺りの音楽を避けていたので、今聴くとちょっと新鮮に感じられる。

中古店にて購入(¥500)

  • Label ‏ : ‎ Island / Mercury
  • ASIN ‏ : ‎ B000003CMD
  • Disc ‏ : ‎ 1

 

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志乃多゛や(しのだや) (5) @岐阜県岐阜市

2022年08月30日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

岐阜市の川北で重宝する店といえば麺類食堂「志乃多゛や」。混み合っていても座れないなんてことはほとんど無いし、品数が多くて呑むことも出来る。この日も店に入るとほぼ満席の盛況。それでもすぐに出る客があったので入れ替わりで座ることが出来た。若女将はあっちで呼ばれ、こっちで呼ばれと大忙しだ。バスを使って来たので安心して酒を注文。暑かったので「生酒(大)」にしてみた。千代菊の「吉」という名前の酒だそう。300ml瓶がそのまま。つまみには「板ワサ」と「つくね(2本)」を。つまみの一品も充実しているので昼呑みには最適。

運ばれた「板ワサ」は飾り包丁の入った赤縁の蒲鉾が8切れ。醤油とワサビでいただく。口に放り込んで、酒で追っかける。旨い。「つくね」は団子状ではなく、延べ棒状で外側がカリカリになるまで火が入れてある。これもイイなァ。なんてやっていると若女将が「2時半でラストオーダーなんですが…。」と。イタタ、「志乃多゛や」までもが中休みを取るようになってしまったか…。

締めは「たぬきそば」を”冷たいの”でもらう。厨房には「たぬきころで!」で通っていた。しかし2時を過ぎても客はひっきりなし。日曜は中休み無しでもいいんじゃ…。運ばれた「たぬきそば」は”ころ”であってもつゆはたっぷり。揚げ玉と刻みネギとカマボコが2枚。市内の他の店のように甘く煮た揚げは入っていないし、わさびは付いていない。すっきりとした色と風味のつゆ。カエシよりは出汁感強め。温度は”ぬる”くらいで好み。するすると手繰って、つゆも少し飲み、箸を置いた。(勘定は¥2,000程)

以前の記事はこちら (1)(2)(3)(4

 

志乃多゛や 

岐阜県岐阜市長良福光2666-3

 

( 岐阜 ぎふ 長良 長良北町 志乃多や しのだや 志のだや 志乃だや 志乃田や 志乃多屋 麺類食堂 大衆食堂 百年食堂 うどん そば 蕎麦 )

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