ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Desire Of The Rhino King / Adrian Belew

2023年05月01日 | パンク・ニューウェーヴ

Desire Of The Rhino King / Adrian Belew (1991)

エイドリアン・ブリュー(Adrian Belew)のソロ・アルバム、Island時代の最初の3枚「Lone Rhino」('82)、「Twang Bar King」('83)、「Desire Caught By The Tail」('86) からコンパイルされた編集盤。1曲のみ雑誌の付録にソノシートで付けられたアウトテイクも追加されている。ファーストが発売された82年には既にブリューがキング・クリムゾン(King Crimson)に参加していたが、この3枚のアルバムには意識的にかクリムゾンのメンバーは誰もゲスト参加していない。なぜか彼のソロ・アルバムのCDは市場の玉が少なくて入手出来ていなかったので、まずこのコンピでお茶を濁した次第。

ザッパ(Frank Zappa)、ボウイ(David Bowie)、トーキング・ヘッズ(Talking Heads)と名だたるアーティストに参加を要請され”変態”ギターで席巻していた頃なので、創造意欲も活動意欲も満タンだったに違いない。ファースト収録曲は彼お得意の動物鳴き声ギターが頻出(昔コレで日本のCMにも出ていたっけ)。アフロっぽい原始的なリズムやエスニックな風味はクリムゾンでも表出しているので当時の彼の周りでの流行だったのかも。もちろんブリューが持ち込んだ可能性もある。音的にはまさにあの時代のニュー・ウェーヴ(この頃の音っていいなァ)。彼の音楽性からいってヒット曲には成り辛いのは致し方ないところ。でも捻くれた曲やトリッキーな曲の中にも生来の明るさが滲み出ているのが彼らしい。

ネット・ショップにて購入(¥369)

  • Label ‏ : ‎ Polygram Records
  • ASIN ‏ : ‎ B000001DTU
  • Disc  : ‎ 1
コメント (2)
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ユートピア @岐阜県関市 (2)

2023年05月01日 | 岐阜県(中濃)

以前にも伺ったことのある岐阜県関市の喫茶レストラン「ユートピア」。この日も仕事先で昼を食べそびれ、こちらへ車を向かわせる。広いフロアーにはいくつもテーブル席が並んでいる。そのひとつに腰掛けた。遅い時間とあって食事をしている人は少なかったが、客は間断無く入ってきている。メニューから選んだのは”創業以来変わらぬ味”とある「オムライス」を大盛で。チーズ入りとあり、嫌いな訳ではないがオムライスには要らないので抜いてもらい、トマトソースでお願いした。

しばらくして平皿にのって「オムライス」が登場。和風ドレッシングがかかったサラダと味噌汁が付く。こんもりと盛り上がった綺麗な紡錘形の「オムライス」は大盛とあってなかなかのデカさ。トマトソースがたっぷりとかかっていて、てっぺんにはパセリが飾られている。早速スプーンを入れると、中はハム、玉ねぎ、マッシュルーム、コーン、ピーマンと多彩な具材を使ったバターピラフ的なライス。薄皮巻きタイプではあれど、巻いてある玉子もふんわりとした食感が残り、旨い。酸味控えめのトマトソースとの一体感もいい感じ。お腹も満たされた。これにまだ食後にたっぷりのコーヒーが付くというのだから恐れ入る。(勘定は¥930)

以前の記事はこちら (1

ユートピア

岐阜県関市円保通1-3-16

 

( 関 せき UTOPIA 喫茶ユートピア 喫茶店 純喫茶 ランチ 定食 コーヒー 本格ネルドリップ珈琲 洋食 オムライス  )

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