名鉄柴田駅から少し北上した路地にあるたこ焼きの店へ。民家の軒先に小さな店が設えてあり店名も掲げていないので正式名称は不明。話によると以前は大同町駅前にあったらしい。実はこの日、近くの角打ちが出来るという酒屋に出掛けたのだが、呑むことが出来るのは夕方からと知って諦め、こちらまで歩いてやって来た。路地の端東西に幟が1本づつ立つだけで、知っていないと全然たこ焼き屋があるとは分からない場所だ。小窓から声をかけるとご高齢の女将さんが1人でやっていらっしゃった。「8コ」をお願いすると発泡スチロールの皿に盛り、緑色の紙に包み、ビニール袋にまで入れてくれた。
店を離れてとある場所まで行き、行儀が悪いが包みを開ける。「たこ焼」は青海苔も鰹節もかかっておらず、中はタコ、キャベツ、紅生姜で醤油味という、まごうかたなき”名古屋風”。少し前までは”名古屋風”なんて全然気にせず、ソースがかかったり、マヨネーズがかかったりしたのを意識もせずに食べていたけれど、最近は選んでこのタイプばかりいただいている。こんな場所だから作り置きかな、なんて思っていたがまだ口の中を火傷するくらい熱々(した)。旨いなァ。こちらの方に来る機会はあまり無いけれど、近くを通ったらまた寄ってみよう。(勘定は¥280)
たこやき (店名不詳)
愛知県名古屋市南区柴田町1-1-9
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