ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

More Songs About Buildings And Food / Talking Heads

2023年05月28日 | パンク・ニューウェーヴ

More Songs About Buildings And Food / Talking Heads (1978)

1978年発売のトーキング・ヘッズ(Talking Heads)のセカンド・アルバムを今頃になって購入。自分が最初にしっかりとヘッズを聴いたのはアメリカのスーパーで買った「Remain In Light」のカセット・テープ。その後は当時発売された「Little Creatures」や、ニューヨーク・パンクにハマった流れでファーストの「77」をレコード盤で買った。後は何枚か買っているが、いくつか歯抜けになっていて、これもそんなうちの1枚。メンバーに加えてイーノ(Brian Eno)がシンセやバッキング・ヴォーカルで参加しており、プロデュースもバンドとイーノが行っている。

ファーストから彼らのスタイルは完成されていたが、この2枚目も充実した内容。リズム隊のクリス(Chris Frantz)のドラムスとティナ(Tina Weymouth)のベースがかなりフィーチャーされていて、いわゆるロックらしくない独特なデビッド・バーン(David Byrne)のヴォーカルと曲調を下支えしている。色んなコンピによく収録されていた10「Take Me To The River」はアル・グリーン(Al Green)のカヴァー。まるでヘッズのオリジナルかのように自分達のモノにしているのが凄い。バンドはこのアルバムからイーノと共作し、米ニュー・ウェーヴの金字塔「Remain In Light」に行き着くことになる。しかしヘッズのオリジナル・アルバムには外れが無いなァ。

ネットショップにて購入(¥780)

  • Label ‏ : ‎ Warner Bros / Wea
  • ASIN ‏ : ‎ B000002KNV
  • Disc ‏ : ‎ 1
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でっちそば @名古屋市中区・伏見

2023年05月28日 | 名古屋(中区)

4月の歌舞伎観劇の際、劇場に入る前に腹ごしらえしていこうと老母を連れて訪れたのは、御園座の伏見通を挟んで東側の路地にある「でっちそば」。入ってみるのは初めて。何となく外観からどこかの資本がやっているのだろうと思っていたが、こちら昭和31年(1956)にこちらで創業した店だとのこと。現在は2代目。間口は狭いが奥に深く、左右両側にテーブル席が並んでいる。もうとうに昼は過ぎていたので落ち着いた雰囲気。観劇は”ハレの日”なので酒を呑まなくちゃいけない(笑)。という訳で「お酒(三千盛)」を常温で、酒肴はこちらの看板の品という「おかめそば」のアタマ「ひょっとこ」といういい感じのがあったので”温かいの”でお願いした。

酒とお通し(明太子、菜っ葉)が運ばれ、母にも一献注いで昼間っからの乾杯。運ばれた「ひょっとこ」は、小海老天ぷら、玉子焼き、さつま芋天ぷら、椎茸、麩、かまぼこ、等なかなか多彩に盛られていて酒をやるにはバッチリの品だった。もちろん1合はあっという間に無くなるが、観劇中にイビキをかいてはいけないので追加は自重。蕎麦で締めることに。自分は「コーチンせいろ」、母は「えび天せいろ」を注文。

「コーチンせいろ」は「鴨せいろ」の名古屋コーチン版といった感じで、鉢に入ったつゆにたっぷりと名古屋コーチンと縦切りの炙った葱が入っている。つゆは黒胡椒も効いた濃い味。コーチンの歯応えを味わいながら熱いつゆに冷たい蕎麦を浸す。蕎麦は麺線が長く喉越しの良いもの。旨い。別皿におろしや山葵も用意してある。蕎麦を手繰り終わった後は、残ったつゆに蕎麦湯を足して味わった。これで通し営業だともっと使い易くなるが、他に酒肴もあったのでまた寄ってみよう。次は「おかめそば」もいただこうかな。(勘定は¥5,500)

 

でっちそば

愛知県名古屋市中区栄2-2-35

 

( 名古屋 なごや 伏見 ふしみ 御園座 丁稚そば 蕎麦切り そばきり おかめ おかめそば 蕎麦前 名古屋コーチン )

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