ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

夜来香 (2) @名古屋市中区・栄

2018年11月24日 | 名古屋(中区)

栄の小路「栄銀座通り」へ。小路といっても片側が更地(駐車場)になってしまったので風情もへったくれも無くなってしまったが、南側の飲食店は残っている。でも知らないうちに老舗居酒屋「八幡屋」が無くなっていた。いつの間に…(涙)。すぐそばの「夜来香(えいらいしゃん※)」へ。創業は昭和30年(1955)。店に入ると浅い時間とあって客はおらずのんびりとした小休憩時間といった感じ。この後に予定があったので軽くと壁に貼ってあった「ハイボールセット」をお願いする。ウイスキーは「Dewar's」。大々的にプロモーションをやるようになったのか最近一般的な店でよく目にするようになったスコッチウイスキー。50円プラスで濃いめにも出来るそうだが自重して普通のままで。(※店のHPでのつづりは”えいらいしゃん”、一般的には”いえらいしゃん”、どちらが正しいかは不明)

まだ外がちょっと明るいので後ろめたさ(←ウソ、優越感)を感じながらハイボールを啜っていると「餃子」が運ばれた。小さめの薄皮餃子が放射状に10個。真ん中には酢春雨が盛られている(といっても酢はあまり感じないくらい薄い)。焼き加減はその時によっていろいろだが、この日はしっかりめにカリッと。口に入れると中はトロッと。しっかりめに味が付いているのでこの日は酢と胡椒だけで通した。思わず両方ともお代わりを頼みそうになったが時間になったので勘定してもらった。(勘定は¥650)

以前の記事はこちら

 

餃子なら夜来香

愛知県名古屋市中区栄3-2-112

 

( 名古屋 なごや 栄 さかえ 栄銀座 えいらいしゃん いえらいしゃん 夜来香栄本店 ギョウザ ギョーザ デュワーズ scotch whiskey )

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Good Times, Bad Times (MOJO Magazine) / Various Artists

2018年11月23日 | 雑誌付録CD

Good Times, Bad Times  (MOJO Magazine) / Various Artists (2010)

このブログでは毎度お馴染み英音楽誌「MOJO」の付録CD、2010年9月号は副題を「15 Original Blues Classics That Inspired Robert Plant, Nick Cave, Kings Of Leon, The White Stripes, The Rolling Stones, AC/DC & More!」と称したブルーズのコンピレーション。ま、副題を見たら「終了」ってなりそうな分かりやすいテーマと選曲だ。その内容は以下の通り。

01 Li'l Millet And His Creoles - Rich Woman
02 Junior Parker - Mystery Train
03 Bo Diddley - Pretty Thing
04 Jimmy Reed - Big Boss Man
05 Big Joe Williams - Baby Please Don't Go
06 Little Walter - Mellow Down Easy
07 Muddy Waters - (I'm Your) Hoochie Coochie Man
08 Big Bill Broonzy - Key To The Highway
09 John Lee Hooker - I'm Gonna Kill That Woman
10 Son House - Death Letter Blues
11 Slim Harpo - I Got Love If You Want It
12 John Lee Hooker - Crawling King Snake
13 Memphis Minnie - When The Levee Breaks
14 Mississippi Sheiks - Sitting On Top Of The World
15 Leadbelly - The Bourgeois Blues

ブルーズを聴いている人なら数曲を除いてほぼ誰でも聴いたことのある有名曲ばかりなのだが、コンピ盤はこうして並びを変えて聴いてみるだけで「ホゥ」と新鮮味を持って聴くことが出来る。どの曲が誰に影響を、っていうのはカブっていたりしてはっきり指摘出来ないが(誌面には書いてあるのかな)、現在70歳位のアーティストにこぞってカヴァーされている07、08、11、12、14なんていう曲はやはり当時メガトン級のインパクトを与えたんだろうナ。

オークションにて購入 (¥611)

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極 (2) @岐阜県岐阜市

2018年11月23日 | 岐阜県(岐阜)

ある晩に蕎麦屋呑みをしようと岐阜市長住町の「極(きわみ)」へ。階段を下りて店に入ると、まだ夜営業開始すぐとあって先客は男性1人のみ。さっそく酒をと山形の銘酒「樽平」をお願いすると切らしているとの事。じゃあと「出羽桜・桜花吟醸」を頼むとこれも無し。あらら山形の料理や蕎麦が売りの店なのに…。唯「初孫」はあったのでぬる燗でお願いした。まずは客席で温められている「玉こん」を1串。そして「牡蠣の天ぷら」を2個お願いする。どちらも個単位で注文できるのがひとり身には嬉しい。なぜかオールドタイムなスイング・ジャズのBGMの下、ゆっくりと杯を傾ける。

牡蠣は広島産だそうでデカくて身も厚い。ほとばしる潮の旨味をこぼさないように大口で受け止め、酒で追っかける幸せ。旨い。家でやる牡蠣の天ぷらは上手くいった試しが無いので店に限るなァ。塩で食べたが、きっと生醤油に酢橘を垂らしても旨いだろう。酒を追加。店の名前を冠した「極」。特別本醸造で奈良県の酒らしいがどこの酒造だろう? 一応”日本酒度”は12度と結構辛口表示だが、呑んでみるとそこまでは感じない。この度数っていまひとつ分かりにくい評価だ。締めは「鴨せいろ」。独特の麺肌をした蕎麦がせいろに盛られ、鴨つゆは焼物に入れられている。鴨の身は4~5片。つけつゆは胡椒が強く効いてかなり濃く、まるで昨今のラーメン屋のように旨味過剰。蕎麦にはもう少し控えめでもいいかな。でもそのつゆを蕎麦湯で割るとちょうどいい感じになってお代わりが止まらないのだった。お腹がいっぱいになるまで蕎麦湯割りを飲み干して勘定してもらった。(勘定は¥2,800程)

以前の記事はこちら

この後の記事はこちら

 

羽前そば道場 極 (きわみ)

岐阜県岐阜市長住町5-4-3-2

 

( 岐阜 ぎふ 長住町 きわみ 極み 蕎麦 そば ソバ 山形蕎麦 山形そば 山形名物 樽平酒造 たるへい 玉コンニャク 蕎麦前 かもせいろ かも )

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飯田 (3) @岐阜県大垣市 (※閉店)

2018年11月22日 | 岐阜県(西濃)

岐阜県大垣市のJR大垣駅を出て東に向かって商店街を歩いていくとその端にあるお気に入りのお好み焼き屋「飯田」(と呼んでいるが店名はどこにも書いてない)。昼過ぎ頃から店が開く、お母さんが1人でやっていらっしゃる店だ。界隈は日曜休みの店ばかりなので、日曜でも開いているのはよそ者にとっては有難い。暖簾が掛かっていたので店に入るが電気が落としてあった。お母さんの姿が見えたので「いいですか?」と声をかけるとすぐに電気を点けてくれた。まずはビールを。お母さんに「ビール貰うよ。」と土間の冷蔵庫から出そうとすると「こっちが冷えとるで出すわ。」と調理場の冷蔵庫からアサヒのドライ大瓶を取り出して、最初の1杯は注いでくれた。

以前から頼んでみたかった肉類をお願いする。「砂肝」と「レバー」。お母さんが冷蔵庫からそれぞれを出し、鉄板に火を入れて準備。鉄板に転がした砂肝は塩胡椒のみの味付けで蓋をして蒸し焼きに。量はしっかりと1人前。平皿に盛られたそれをつまみながらビールを流し込む。添え物は千切りキャベツ。「レバー」はややしっかりめに火を入れ、これも平皿に。同じく味付けは塩胡椒のみ。ちょっと塩加減は強め。こんな若輩にも丁寧な言葉で受け答えして下さるお母さんとしばしの世間話。そういえばいつ来てもその佇まいに虜になってしまっていた向かいのうどん屋(日の出食堂)の建物がとうとう取り壊されていたことを尋ねると、7~8年前までは営業していたのだそう。どこもかしこも取り壊した後には駐車場にしかならないので「この辺もつまらん町になってまった。」と嘆いていらっしゃった。ついでにこの店はいつからと尋ねると「45年くらい。」とのこと。まだまだお元気そうなので大丈夫。次は「焼めし」を頼もうっと。(勘定は¥1,200程)

以前の記事はこちら (1)(2

※閉店されました

 


 

↓ こちらも前を通るたびに写真を撮ってしまう素晴らしい佇まいの高屋町の食堂「玉屋食堂」跡。

 

 


 

飯田 (飯田お好み焼店)

岐阜県大垣市錦町6

 

( 大垣 おおがき 大垣駅 飯田 いいだ お好み焼 お好み焼き おこのみやき 焼そば 焼きそば やきそば やきめし 錦街商店街 近代建築 麺類食堂 大衆食堂 )

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Le bouchon La nature (ル・ブション ラ・ナチュール) @岐阜県岐阜市

2018年11月21日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜駅の北西、旧国際園(青線)近辺は問屋町という町名もあるように繊維問屋関係の建物が立ち並ぶ地域。その昔は”ハルピン街”とも呼ばれたとか。そんな所にフランス料理の店が出来たと聞いたのは少し前。しかも早い時間から店を開けていると知ったので寄ってみた。Le bouchon La nature(ル・ブション ラ・ナチュール)。訪れたのは午後4時頃で似つかわしくない地味なビルの1階部分が店舗になっている。お洒落で外からもよく見えるのでオッサンは一瞬たじろいだが店の中へ。カウンターのみで先客は30~40代位の女性3名。入れるか尋ねるとしばしの考慮の末、先客のすぐ隣、L字カウンターの角に案内された。他の席はすでに予約が入っているようで、この後断られる客も居たので、いいタイミングで座ることが出来たようだ(短辺に座る先客3名の顔が見えてしまう席なので落ち着かないが…)。

メニューを開き、その時の気分で魚料理とテーブルワインの白(銘柄失念)をお願いする。「エスカベーシュ」は魚の南蛮漬け。魚は何だったか忘れてしまった。切身が漬けてあり、オイルベースで人参や玉ねぎが一緒になっている。なかなかのヴォリュームで冷たいワインとぴったり。ゆっくりといただいて、次は赤を追加。料理は「タブリエ・ド・サプール」(トリッパのカツレツ)。ある程度ソテーをしてからオーブンで仕上げるようだ。シェフがちょうどフォンドボーを濾していてソースはそれを使った茶色いものと、ピクルスを使った白いものが敷かれている。カリッとした衣とトリッパのクニュッとした食感が面白く、どちらのソースでも旨い。ふわっといい気分になってきた。オープンキッチンの洗い場が目の前っていうのは難ありだったけれど、こうやって1人でもコースでなく、好きな皿を軽くつつきながらワインが呑めるのはイイ。同じテーブルに座っている位の距離感の先客は、すぐ目の前に居る自分の存在は消しているようで、愚痴やネガな話ばかりしている。注文するときは女性らしいよそ行きの声に変わるのだが(笑)、そういう話を聞きながら食事をする趣味はないのでこのあたりで退散。外が暗くなるのが早くなった。また寄るのが楽しみ。(勘定は¥3,200)

 


 

↓ 繊維問屋が集まるアーケード街は夜にもなるとこの通り。人っ子ひとり歩いておらず、区画によっては全く照明のない真っ暗な場所も。近道でも女性は歩かない方がいいと思います。

 

 


 

フランスごはん Le bouchon La nature (ル・ブション ラ・ナチュール)

岐阜県岐阜市西問屋町5

 

( 岐阜 ぎふ ラナチュール フランス料理 フレンチ ワイン 昼飲み 昼呑み ビストロ 岐阜駅 JR岐阜駅 繊維問屋街 ハルピン街 )

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なも菓 秀松堂光楽 @名古屋市中区・伏見

2018年11月21日 | 名古屋(中区 老舗)

御園座の近くの交差点角にある煎餅の「なも菓秀松堂光楽」。本店は城西にあったが2年ほど前に店を閉めているようだ。こちらは昭和5年(1930)創業で、現在3代目だとか。ある夕方に煎餅を買って帰りたくなり、初めて寄ってみた。店の外には名古屋弁番付が看板になっている。なも菓の”なも”はその番付で横綱の位置にある「あのなも(あのねぇ)」から取られたのだろうか。どこかの市長が喋る名古屋弁は何だかべらんめぇ調だが、品のあるご老人が喋る名古屋弁というのはなかなか優しくて心地の良い言葉だ。それはさておき、店に入ると80年代風ポップスが流れ、品揃えも何だか煎餅屋ぽくない感じ。持ち帰る事の出来る小さい包みの物はないかなと物色すると「なも煎餅」という4枚入りの煎餅詰め合わせがあったのでそれを購入してみた。包みには件の番付(写真下)が載っていて楽しい。

2枚が麩焼き煎餅、2枚が堅焼き煎餅という内容。麩焼きせんべいの方はサクッとした食感で表面には焼き色が付いている。塗られた砂糖がほんのりと甘く軽い。堅焼き煎餅の1枚は醤油味で大葉の葉が付いている。葉も乾いているのだが、ほんのり大葉が香り旨い。もう1枚は同じ堅焼きだが海苔が巻いてある。甘くない醤油味でお茶請けにぴったりだった。(勘定は¥475)

 

なも菓 秀松堂光楽

愛知県名古屋市中区栄1-10-13

 

( 伏見 ふしみ しゅうしょうどう しゅうしょうどうこうらく なもか なも菓せんべい 御園座 御園通 せんべい かたやきせんべい ふやきせんべい 秀松堂総本店 閉店 )

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Playlist : The Very Best Of / Men At Work

2018年11月20日 | エイティーズ

Playlist : The Very Best Of / Men At Work (2009)

80年代に活躍したオーストラリア出身のメン・アット・ワーク(Men At Work)。何曲かが大ヒットしたので覚えている人も多いかも。81年にファースト・アルバムが出て、自分は2枚目の「Cargo」をアナログで所有している(はず)。出身地の固定観念を除いても当時から垢抜けていなかったし、ヴォーカルを担当するコリン・ヘイ(Colin Hay)が斜視で外見のイメージが強過ぎるのだが、”泥臭いスティング(Sting)”みたいなハスキーな声が耳に残り、あの時代にぴったりの雰囲気だった曲の数々が印象に残っている。中古店の棚にこのベスト盤が刺さっているのを見付けて、安価だったのと懐かしさで購入してみた。

この「Playlist」シリーズはソニー系のベスト盤シリーズで、安価、簡易包装(デジパック)、曲数は最小限、インタラクティヴなデータ付き、という”コンパクトにまとめる”というコンセプトの基に作られているようだ。確かに過去のアーティストを試してみる時に、充実し過ぎた内容の2枚組ベスト盤なんかはトゥーマッチな場合も多々ある。録音時期順では並んでいないが、ヒット曲の数々とアルバムに収録されていた佳曲の数々はサックスやフルートなども効いてとてもいい。しかしながらこのバンド、あれだけ80年代に強くインパクトを残したのに、たった4枚のアルバムしか発表していなかったとは知らなかった。

中古店にて購入(¥324)

  • CD (2009/9/15)
  • Disc : 1
  • Format: Import
  • Label : Playlist
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長春堂 @岐阜県可児郡御嵩町

2018年11月20日 | 岐阜県(中濃)

 

最近は遠出する際には新しく綺麗なバイパス道路は避けて、旧道、旧街道をわざわざ通ることが多い。風情ある古い建物がないか探したり、歴史ある町並みに少しでも触れるため。バイパスは便利で早いが沿線に出来る店はチェーン店やコンビニばかりで面白味が無いしね。土岐方面に行く際にも多治見からの21号線バイパスは通らずに御嵩方面から鬼岩公園を抜けていくことが多い。こちら「長春堂」は近くに酒造があることもあって以前から知っていたのだが、ゆめ未来さんのブログで名物菓子があることを知り、ある日に前を通り過ぎた際に「あ、そういえば…」と思い出し、引き返して寄ってみた。店に入るとその銘菓「栗すだれ」が並んでいる。ひと棹購入して持ち帰った。

包みを開けると簾(すだれ)に巻かれた羽二重餅(求肥)が、その中に栗の餡がしっかりと詰まっている。黒文字ではちょっと大変なので包丁で切り分けて嫁といただく。軟らかい羽二重餅の食感の中に、しっかりと粒感の残った栗きんとんといった塩梅の優しい風味と甘さがあり旨い。切り分けた厚さで感じが変わるのもイイ。そういえば犬山の「もちたけ」にも似たような菓子があった。もちろん食べ切れないので置いておいて、翌日に包みを開けたら随分と減っている…。嫁がもう少し、もう少しと減らしていったようだ(苦笑)。この他にも「抹茶すだれ」「柿すだれ」「桜すだれ」などのヴァリエーションがある。次は「抹茶すだれ」を買ってみようかな。(勘定は¥1,200程)

 

御菓子処 長春堂

岐阜県可児郡御嵩町中切1439-4

 

( 御嵩 みたけ ちょうしゅんどう くりすだれ 和菓子 御菓子司 栗きんとん 中山道 御嵩宿 平井酒造場 )

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三本足 @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2018年11月19日 | 岐阜県(岐阜)

仙人が居るという噂の(笑)、柳ヶ瀬の中国料理の店「三本足」。あまり詳しくは知らないが、主人は数々のホテルでシェフを務め平成9年(1997)に岐阜で店を開いたそう。以前の店は西柳ヶ瀬にあったのだとか(その頃は知らず)。名前はずっと前から知っているがたぶん初訪問。まだ遅い時間でもなかったのでカウンター席には先客が何人か居るだけ。こちら若宮町も周りは水商売の店ばかりなので同伴や締めで寄る客が多いのだろう。背後の壁には有名人のサイン色紙がびっしり。調理場には主人ではない年配の男性が1人(40年以上も調理を担当していらっしゃるのだそう)、給仕は女性が1人。カウンター席に座ってメニューを眺める。料理のいくつかだけ赤字で書いてあり、それがいわゆる”おすすめ”なのかなと「麻婆豆腐」をお願いした。

しばらくして「麻婆豆腐」が登場。見ためはごく普通の町の中華料理屋で出てくる日本式な感じ。豆腐は滑らかでゆるゆるとしている。餡と共に口に入れてみると、見ためとは裏腹にしっかりと花椒の痺れが効いていて、でもバランスも良く旨い。自分は山椒由来の”麻味”が好きなので普通の店の麻婆豆腐だと大抵自分でカスタマイズしたくなってしまうが、こちらでは必要ない。1品料理なので1人には多いが、思わずご飯を追加してしまった。茶碗にこんもりと盛られたご飯と麻婆豆腐を交互に口に入れていく。場所柄値付けはやや高めだし、1人だとちょっと使い難いのだが、次は「餃子」と「岐阜湯麺」を。(勘定は¥1,200)

※令和3年7月に閉店されました

中国料理 三本足

岐阜県岐阜市若宮町4-22

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 やながせ 柳ヶ瀬商店街 さんぼんあし 斉藤譲二 四川料理 中華料理 ラーメン 安田朝一 陳健民 陳健一 陳麻婆豆腐 閉店 廃業 )

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赤れんが @岐阜県可児市

2018年11月18日 | 岐阜県(中濃)

用事で美濃加茂・可児方面へ行った際に昼食に入ってみたのは可児市広見にある「赤れんが」。”カフェレストラン”というこの地方ではよくある食事寄りの喫茶店。道を隔てた場所にある駐車場に車を停めて中へ。店内も喫茶店の風情。腰を下ろしてメニューを手に取る。定食、丼物、ハンバーグ、スパゲッティー、と豊富なランチメニューが載っている。外看板にもあったが県内産肉を使ったり、食材やソースにはしっかりとこだわって手作りしているようだ。その中から選んだのは”赤れんが自慢”と書かれた手ごねハンバーグ。いくつか種類があったので、その中から「デミグラスハンバーグ定食」を選択した。

しばらくして運ばれた「デミグラスハンバーグ定食」には、大きめの飯椀に多めのご飯と、味噌汁、小皿の麻婆豆腐、たくあん、が付いている。ハンバーグは平皿に野菜サラダと一緒に盛られている。濃いめの色をしたデミソースがかけられていて、その上からタルタルソースとコーンがトッピングされている。なのでなかなかのこってり感。デミソースはしっかりとコクがある。ハンバーグは外側がカリッとした食感。これは薄く衣を付けて揚げてあるのかな? なのでまるでメンチカツのようでもある。肉汁がだだ漏れになる最近流行りのものと違い旨い。お腹もいっぱいになった。次はお店の”オススメ‼”という鉄板スパゲティーを食べてみようかな。(勘定は¥930)

カフェレストラン 赤れんが

岐阜県可児市広見3-5

 

( 可児 かに あかれんが 赤レンガ 喫茶 洋食 定食 ランチ 鉄板スパ 鉄板スパゲッティー コーヒー 珈琲 モーニング ) 

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