昨日の‘きらら体操教室'は盛況でした。
年の初めに来られなかった方が…お元気な姿でいらしたり、(なぜか、2月生まれの方が
6人もいらして、順番にバースディソングを歌ったり)
痛みを抱えたながらでも、何かを見つけたくて…久しぶりに参加された方とか。
…体操もお食事もコーヒータイムも…体も頭もお口も忙しく動かしました。
その時の話題の一番は?
何といっても、やはり、普通に痛みなく歩いたり生活がしたい! でした。
色々な方々の発症の仕方、生活様式の違い、考え方、運動経験の有無、今の股関節の状態
などなど…本当に異なりますが…
やっぱり、行き着く先は、人生を楽しむために股関節症を克服したい!
ということでした。
一人ひとりにことなる体験談があるように…
一人ひとり、改善策は違うかもしれません、が、前向きに病気と向かい合い努力することこそ
一番の薬だと、皆さんから、私も元気を頂きながら…
また、「変形性股関節症に負けない!」と気持ちを強く思いました。
今日もみかんさんの体験談「明日への階段」を続けます。
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(三)トンネルを抜ける
T大学病院で変形性股関節症の手術を受け、16日目で退院した私に、長かったトンネルの出口
がやっと見えてきた。
「痛みが無く、ふつうに歩けるようになりたい」希いから、リハビリの先にあるものへの期待が
膨らむ。「術後3ヶ月もすれば……」の言葉が励みになり、日記を兼ねた達成表を台所の壁に
張り出した。
足の長さ矯正や、筋力をつけるためのトレーニングとストレッチ、家の中だけでなく外での杖歩行
に慣れていくなどの項目を入れた。
一日の歩数を4000歩から6000歩にし、家事もゆっくりやっていこう。
表に〇印が並び、前日より少しでも上向きになると気分がいい、後退しても、
「焦るな、焦るな、大丈夫」とよくなった自分を思い描く。
「半月経ったが、買い物はまだきつい」、術前まで通っていたプールへは自転車を20分こぐが、
「2ヶ月後、バスと電車の乗り継ぎで試してみる。乗り降りの段差がとても恐ろしかった、
足元がおぼつかなくてくたびれた」などと書いている。
術後2ヶ月半の検診では異状なし、リハビリ室にも立ち寄り、順調に回復していることが判った。
あとは体力と筋力をつけていくだけだ。
次女の出産も近づいてきた。無理は出来ないが、自信を持って産後の世話を引き受けられると
使命感が蘇ってきた。出産前から逗留していたが、いよいよその日を迎える。
付き添って行ったお婿さんが「お母さん、生まれそうです」と知らせて来た。
デイルームで待機する母親二人とお婿さんの妹、三人の祈りの中で元気な産声が響いた。
しばらくして、この世に生を受けた小さな命と母親が肌を触れ合って過ごすカンガルーケア中の
分娩室に招ばれた。
立会い出産の感動を興奮しながら報告する婿さんと、奮闘した娘を心から労い、白い毛糸帽を
かぶった孫に「生まれて来てくれてありがとう。よろしくね」と声をかけた。
まもなく駆けつけて対面を済ませた夫と外へ出ると、高く登った師走の月が冴え冴えと輝いて
いた。
またまた続きます。みかんさんのお話を書いていたら、
我息子24歳(今、彼女と月島デートをしているらしい? なんとか、6ヶ月仲良く続いて
いるらしい?)
が、うまくいって…私もおばあちゃんになりたい!!
姪の赤ちゃんももちろん可愛いが。。。
股関節の痛みも気になるけれど。。。。。
『変形性股関節症に負けないでね!』