変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

明日への階段 12

2012-02-17 15:55:15 | Weblog

 一昨日、内科を受診しました。花粉症のお薬を処方してもらうために。
 やっぱり、物凄く患者さんで混んでいて、3時~の午後診で、3時10分に行ったら…
 15番目でした。一旦、家に戻り1時間後また医院へ行きました。
 が、いっこうに進まないようで、1時間20分待ちました。

 周りが風邪やインフルの患者さんの中で待つのは…なかなかキツかった!

 今年の私が処方していただいた花粉症のお薬は、一日一錠飲むだけでよく、なをかつ
 眠くならないタイプのものを処方していただきました。
 眠くならないものは、助かりますねー。
 それに、やっぱり医者の薬は保険が利くので…安い。
 市販のお薬は高いから… 待つのさえ我慢すれば、やっぱり良いですね。

 昨日から、飲み始めました。

 ‘きらら'の相棒と熱海へ遊びに行こうと考えて、今日、ネットで熱海の梅園の開花情報を
 見ましたが…
 まだまだ4,5分咲きでした。やはりこの寒さで開花が遅れているようです。

 『春よ、こい! 早く、こい!』と歌を歌って呼び込みたい、ですね。

 
 今日は、みかんさんの『明日への階段』の続きから書きます。
 術後6ヶ月経ち、順調に回復されて自転車にも乗るようになり、行動範囲が広がってきた
 所から、です。


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 新しい出会いも得た。インターネットのホームページ「変形性股関節症に負けないでね!」
 というキャッチフレーズの体操教室だ。(彦坂記:私、彦坂主催の‘きらら'のこと)
 自宅から1時間半、少し遠出になるが長女の住まいの近くでやっており、草加から一本の電車で
 行ける。同じ病気を抱えている仲間のサークルで、講師は運動指導士、手術の体験者でもある。

 この病気にありがちな「痛いから動かない、動けないを打ち破ろう、体操で元気になろう」と
 立ち上げた会だという。
 動かないでいると可動域はますます狭くなり、股関節の役目を身体のほかの部分で補うため、
 代償として膝や腰、背中などを傷めてしまうこともあるらしい。動く時は悪い方を庇ってしまう
 ため、筋肉痛も起こしやすい。

 椅子に座り音楽に合わせて行うチェアーダンスは下半身に負担をかけずに出来る。
 手や上半身を思いっ切り伸ばす動きは血行を良くし、下半身もじんわり温まっていく。
 マットを敷いて骨盤体操や股関節周りをほぐすストレッチも行い、一人ひとり左右のバランスや
 立ち姿のチェックを受ける。
 股関節を上手に動かすことを所作のなかで教わる。

 月二回、約一時間半の体操後、十数人でにぎやかなランチタイムも楽しんでいる。
 40代~80代まで、手術を受け長持ちさせたいと心掛けている人も、保存療法でがんばっている
 人も居る。

 「私たち、痛みなく普通に歩きたいだけなのよね」
 共通テーマでの情報交換は参考になる。女性にとっておしゃべりというのは本当に元気をもらえる
 ものなのだ。
 「秋には皆で旅行へ行きましょうね」
  (彦坂記:2010年に御殿場へ、富士山の忍野八海とイルミネーションと温泉三昧の旅
   昨年は、東日本大地震で中止にしました)
 
 夢だったことも実現した。マイペースなのでツアー旅行は難しいが、自前のドライブ旅行なら可能だ。
 杖旅行もかなりきつい〇〇さんは、いつもマイカーに折り畳み車いすを載せてハンドルを
 握っている。運転が出来ると心強い。
 「買い物だってピクニックだって行けるわよ」と、明るい。
 自分の状態を把握し、工夫していけば何とかなるものなのだ。

 私も足と相談しながら、これからは予定をたくさん入れていきたい。

 「もう、大丈夫でしょ」 
 2011年春、心配かけてきた友人の言葉に、自信を持って「うん、大丈夫!」と言えなかったあの日。
 このところの一抹の不安は日に日に増して行き、反対側の股関節に心配を宿すことになっていく。
 体操教室でも「右肩が少し落ちてきたわね、足の筋肉も落ちている」と助言を受け、鍛え方を
 教わる。車の両輪のように、左右のバランスはとても大事なのだ。
 いったん並んだ両足の長さが、また1cm5mmの差をつけている。
 頑張っているつもりでも、頑として差は縮まらない。立ち上がりの最初の一歩が出にくい。
 歩きたいが右足に力が入らず強張ることさえある。
 違和感は、痛みに変わっていった。

 手術から2年後、私は新たな課題を抱えることになった。
 抜け出したトンネルの向こうに、もう一つのトンネルが待ち受けていたとは……。
 私の希む「明日」はまだまだ先にあるらしい。

   (2011年5月記、みかん)



 そして、みかんさんは、2011年10月に同病院(左足の時と同じ)にて、右足の
    人工関節手術を受けられました。
    術後、経過良好なので2ヶ月で銀座サロン松本先生の施術を受け、小走りもすぐに出来、
    きららの忘年会、新年会も参加され、この1月にはご主人様と念願の奄美諸島旅行へも
    行かれ、前回のきらら体操教室では、痛みも歪みもなく、股関節の動きも良好で、
    私は、おもわず、みかんさんへ言いました。

    「本当に痛くないんですね~、動き方がいいですよ~」→特に、屈曲が良かった。
    (あまりに術前と術後の変化が大きく、とても股関節の動きが良かったのと、
    今回の『明日への階段』の内容が…
    
お話も客観的で分かりやすく、読んでいて納得がいくのと、誰もが辿る道すがらなどなど…
    これは、ぜひ、その後のみかんさんの思いも知りたい、と思い、
 
    「先日、反対側の手術への思いとその後のみかんさんのお話も…
    ぜひ、書いていただきたい、皆さんへご紹介したい」
    とお願いしましたら…再執筆を快く、引き受けてくださり、今日便でうちに届く手はずとなりました。
    
    皆様、乞うご期待!!


           『変形性股関節症に負けないでね!』

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