変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

明日への階段 9

2012-02-06 16:12:03 | Weblog

 今日は、外は氷雨が降っています。
 昔、カラオケで氷雨をそういえば…歌いました。
 音痴ですから…カラオケは好きではありませんので…ほんのちょっとの思い出しかありませんが、
 この私が、なんとなんと、、、自身の結婚式で、、、「銀恋」を歌いましたから…
 今思えば、あーーーーーーだ。

 今朝のテレビで話題になった、ローザンヌ国際バレエコンテストで優勝した菅井さんの
 所属しているカンパニー「佐々木三夏バレエアカデミー」の佐々木さんと、昔、ご一緒に何度か
 お会いし、レッスンも致しました。
 (私の舞踊家現役時代に私は、現代舞踊を精進しておりましたが、
 クラシックバレエは基本でしたので、クラシックの先生に習ったおりました。
 その時のクラシックバレエの先生のお弟子さんが、佐々木三夏さんでした。)

 よく、先生の講演や発表会で踊ってらした姿を覚えております。立派にお弟子さんをお育てになって。
 テレビでご覧になられたかと思いますが、菅井さんは、2曲踊られております。
 クラシックと現代舞踊と。その現代舞踊というのを私は、舞台活動として精進しておりました。

 朝から、お祝いを言うすべもありませんが…気分がいいです!
 が、自分の身の上が…少し、悲しい。が、致し方なし…


 今日は、また、みかんさんの『明日への階段』の続きをご紹介します。
 いよいよ、リハビリが本格的に始まりました。

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 4人部屋の3人が股関節、1人が膝関節の手術を受けた。
 年代も術前の症状も術後の経過も個人差があるが、不安なく歩いて日常生活を送れるように
 なることに期待している。順調に進んでいくようでも滅入る日もある。

 左お尻のエクボ、梨状筋という
らしいが、立っていることさえ苦痛、痛みが走るので力が
 入れられない、歩くのも難儀ですと訴え
ると、「これで少し凝りがほぐれるかもしれません」
 とゴルフボールを貸してくださる。

 凝りを溜めないようにすることは理想なのだが、希うようには体の方が応えてくれない。
 ほぐさないと体のあちこちに影響が出そうだ。

 平行棒に掴まって歩けるようになると、次はT字杖での歩行訓練だ。梨状筋がまだ痛むので
 思うようには歩けないし、ストレッチもきつい。躓きそうで段差も恐い。
 リハビリを含めて2、3週間入院が最初の予定だ。あと何日も残っていない、このままリハビリを
 延長してもらいたいが、手術待機の患者が多くそうもいかないらしい。

 「ここまでこなせたのだから」と、自宅訓練用のリハビリメニューと、脱臼しないための図入り
 日常生活の動作表をいただく。順調にいけば、3ヶ月検診の頃、歩行の不安はかなり減って
 いるのではとのこと。次女の出産にも間に合いそうだ。

 「家の間取りと動線を図に書いてみてください」
 理学療法士から、家庭生活でのアドバイスを受ける。術前にベッド生活にしたことはよかった。
 調理中の立ちっぱなしはきついので、椅子に腰掛けながら慣らしていくのがいいらしい。
 
 足を崩す女座りや交叉は駄目、しゃがみこむことも正座もできるだけ避ける。

 階段の上降は手すりにつかまってゆっくりと。降りるときは股関節への衝撃に気をつける。
 浴槽へは足を後ろに回しながら入る。自転車はサドルに腰掛けた状態からこぎ始めること。
 それにしても術足は上がりにくい。力も入らない。

 一番恐いのは転ぶことだ。脱臼して再手術という事態にもなりかねない。
 耐久年数15年から20年の人工股関節は痛みがなくても緩みが生じることがあるから、
 定期健診を欠かしてはならない。また、体の中に異物が入ったのでウイルスにも注意が必要だ。
 手術とリハビリで全て解決というわけにはいかないようだが、
 「これまでよりは、きっと、動きやすくなる」ことを期待する。
 
 術後16日目で退院。明日からは自宅リハビリだ。達成表を作ってがんばろう。

 足の長さ矯正課題は、座った膝の位置で計ると5㌢もある。


まだまだ、みかんさんのお話は続きます。
 寒いです。筋肉が腱がこわばります。
 今日も明日も温かくして、しっかりほぐしましょうー!!

        『変形性股関節症に負けないでね!』


 

コメント
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