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「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

子どもの心のケア 文科省、厚労省、こども家庭庁、東京都教育委員会、

2023-11-14 12:22:49 | 小児医療

●緊急対応の手引き
https://www.mext.go.jp/content/20210701-mext_jidou01-000016513_010.pdf

●学校の危機対応と心のケアの手引き(2016)
https://www.zmhwc.jp/pdf/news/gakkounokikitaiou.pdf

●東京都教育委員会 自殺対策の取組
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/press/press_release/2018/files/release20180222_02/torikumi.pdf

●東京都保健医療局 
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kenkou/tokyokaigi/torikumi/kaigi/kaigi/kaigishiryou030302.files/1220_030302_3gakkou.pdf


●厚生労働省

児童生徒の自殺対策について
https://www.mhlw.go.jp/content/12201000/000900898.pdf


●こども家庭庁
令和6年度予算概算要求におけるこどもの自殺対策関連予算の状況について
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/03006ae5-dd30-493c-ac45-e258f94b25a1/9fd10924/20230904_councils_kodomonojisatsutaisaku-kaigi_03006ae5_04.pdf

 

●こども家庭庁
こどもの自殺対策緊急強化プラン
令和5年6月2日
こどもの自殺対策に関する関係省庁連絡会議

https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/58d5e45b-0e25-4171-bc0d-4d02537d89c7/b52efd82/20230401_policies_kodomonojisatsutaisaku_03.pdf

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胎盤関連産科合併症は、予防できます。当たり前のことですが、食事です。あと葉酸やビタミン補給が適切にできればなおよいです。

2023-10-13 20:44:58 | 小児医療

 第37回江東豊洲産婦人科懇話会~プレコンセプションケアを考える Part1~に本日参加し、多くの学びを得ることができました。

 日本医科大学多摩永山病院 院長 中井章人先生による「胎盤関連産科合併症と栄養」というテーマのご講演。

 胎盤関連産科合併症(PMPC,Placenta-mediated pregnancy complications)は、胎盤の形成不全や機能障害に関連して発症する産科合併症の総称で、妊娠高血圧腎症、常位胎盤早期剥離、small for gestational age(SGA)、早産、後期死産(late pregnancy loss)などが含まれます。

 それら疾患群には、共通した特徴があります。

1,高い再発性:胎盤関連産科合併症を経験したひとは、次の妊娠でも高率で経験

2,世代間の再発性:胎盤関連産科合併症で生まれた子が妊娠したら、同じように胎盤関連産科合併症を合併する

3,将来の生活習慣病リスク:胎盤関連産科合併症を経験した母親は、生活習慣病としての脳や心血管の障害に効率でなる。
 胎盤関連産科合併症で生まれた児は、同様に高血圧、心血管疾患、脳卒中、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病の発症しやすい(DOHaD仮説)。

4,治療が難しい:アスピリン(平滑筋弛緩、抗炎症、血小板凝集抑制)や低用量ヘパリン(抗炎症のみで血栓抑制効果はない)の治療があるが、難しい。妊娠16週までの早期からの治療が肝要。血管内皮障害が根本原因にあり、そこへの治療となる。

 栄養について、みていくと、

 もともと、妊婦は、葉酸(二分脊椎の発生率に関係、胎盤関連産科合併症も予防)、ビタミンC、ビタミンD、鉄、カルシウム、マグネシウムなどいずれをとっても推奨量を下回っている問題がある。
 葉酸やマルチビタミンを、妊娠前含め全ての妊娠期間中に長期に服用することで、胎盤関連産科合併症の予防効果は高まる。
 そもそも若い女性では、主食・主菜・副菜がそろった食事をとっている割合が低い。ほぼ毎日なのは、20代で1/3程度(32.1%)。結果、やせ(BMI<18.5)が、4人~5人に一人いる(20%台前半)。
 やせで、妊娠中も体重増加不良であれば、早産率は、40%を超える。

 まずは、適切な栄養をとることが、ものすごく大事!!!






 

 

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性暴力被害について、子どもも対象になりうるという点からは、私たち小児科医も医療的支援ができるようにせねばなりません。

2023-07-23 13:53:50 | 小児医療

 性暴力被害について、子どもも対象になりうるという点からは、私たち小児科医も医療的支援ができるようにせねばなりません。

 「医師の理解にばらつき」という記事に対し、小児科医も相談窓口のひとつとして機能する必要性を考えます。

*********朝日新聞2023.7.23*******






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学校での健診で、測定された身長・体重から簡単に成長曲線を作成する方法について

2023-07-05 17:09:48 | 小児医療

 学校での健診で、身長・体重が測定されます。
 成長が順調か、とても重要なデータです。
 成長cm、体重kgという数字だけではなく、どのように大きくなっているかを、時間軸に合わせて点をつけていき、「成長曲線」を描くと、大変わかりやすくなります。

 成長曲線作成ソフト、それは、エクセルに、生年月日と測定日における身長と体重を入れるだけで、グラフになるソフトが簡単に入手できます。

 日本小児内分泌学会が提供下さっています。

 小学生・中学生の皆さん、どうか、ご活用ください。

 *成長発達の解説
https://www.fgs.or.jp/pdf/11_booklet/305_booklet.pdf


***************日本小児内分泌学会HP********
http://jspe.umin.jp/medical/chart_dl.html


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小児科医としての使命とも考える、子どもの意見表明を徹底的に支援するための方策について(社会的養護を必要とする子ども達の意見表明権)

2023-06-25 03:53:56 | 小児医療

第1、アドボケイト(意見表明支援員)が何ができるか。

1、まずは、子どもの権利を中心とした社会を、児童福祉法改正・こども基本法制定を機に子どもの意見表明ができる仕組み作り(第9参照)をしっかりと作っていくことが求められます。

2、また、子ども自身にも子どもの権利がどういうものであるか(第6参照)、意見表明権とはどういうことかを知ってもらうことが重要で、子ども達に関わる大人が機会を作り、子ども達に伝えていくことが求められています。

3、最後に、実際に子どもが意見を言える場作りが重要です。子どもが口を開く場、ぽろっと話せる場を作る必要があります。子ども会議、意見箱、交換日記、FGC設置などもまた有効です。
 まず、子どもの意見をどのような姿勢で聴いていくべきか、第2で述べます。

第2、アドボケイトが子どもの意見を聞く場合に大切なこと

 支援の際は、子ども達が、声を上げるのが難しい状況にある。言ったことで自分がどのように評価されるかの不安、言ったことでの影響、言ったとしても何も変わらない、変わらなかったことによる無気力などが要因となる。
 しかし、感情や思考が抑圧された経験は、自分の人生なのに自分で決められないということであり、これからの人生でも孤立感・孤独感を抱き、助けてが言えないままとなるであろう。
 アドボケイトが生じる葛藤が、子ども主導と子どもの最善の利益で考えられる方策との間で生じる。それでもやはり、子ども主導という軸は、アドボケイトは失ってはならない。
 子どもと「ともに」アドボカシーを進めるには、例えば、学校教育などの場で子どもの権利を伝えることがきっかけとなるであろう。

 あらゆる子どもに通じる傾聴のありかたを以下、10のポイントを述べる。

1、安全をつくること  
 まずは、安全をつくること。笑顔で聞いてあげて、安心感を与えてあげる。気持ちを和らげてあげる。

2、目を見て聴く  
 聞いてもらえたという実感を与えられるように努力する。そのことは、本人にしかわからないとしても。目を見て話すことも重要。

3、さえぎらないこと  
 一つ一つ丁寧に、時間をかけて聴く。時間をかける中では、子どもが言ったことが、考えが変わることもあるかもしれないので、それが変わったとしても大丈夫であることも伝えてあげる。さえぎらずにに最後まで聴き切る。最後まで聞いてもらったと言えるように聴く。

4、言葉だけでなく、声、表情を受け止める  
 本人が言ったことばをそのまま受け取るのではなく、声、表情なども入れ、総合的に判断する必要がある。恥ずかしくて言えていないこともある。

5、言いたくないことは言わなくて良い、言ったことも撤回できる  
 言いたくないことは言わなくてよいこと、途中でやめてもよい、言ったことを撤回してもよいことを伝える。言いたくないことや表情が固くなることなどもあり、その場合は、体が固くなって苦しそうにみえるよなどナレーションを入れて対応する。間を大切にしながら聴く。その子の発したマイナスの感情もとても重要で、待つことも大事。

6、遊びの場なども活用  
 遊びをしながら、ぽろっということも非常に重要な意味を持つことがある。心の傷の体験などもごっこ遊びででることもある。

7、大人としてではなく対等な立場で聴く、専門性の帽子を脱ぐ  
 大人の経験や専門性はまず横に置いておいて、アドバイスは途中でせず、聴き切る。誘導はしない。思い込みで聴く側も判断しない。アドバイスを求めているかなども判断してから、行う。

8、子どもには力がある  
 子どもには、力があることを信じて聴く。その子なりの経験や考えがあり、敬意をもってきく。

9、トラウマインフォームドケアのスキル  
 トラウマインフォームドケアについても学びながら傾聴のスキルを上げていくことが重要。

10、学校連携  
 学校などの他機関との連携を行う。 

第3、一時保護所でのアドボケイトの大切なこと

 一時保護所がどのような場であるか、アドボケイトは、その活動に関わる一時保護所の状況を自らの目で把握する必要があります。
 また、他地域との比較も重要で、永留里美氏の本講座『一時保護所の子どもとアドボカシー』や慎泰俊氏著『ルポ児童相談所』もまた参考になります。
 もし、子どもの人権が著しく侵害されているような場合があったなら、システムアドボカシーとしてその改善を図る必要があります。  
 本講座藤林氏によると、子どもが突然連れてこられ、学校の友達にもなにも言えなかったということや、いったいいつまでいるのか説明がつかない、携帯もとりあげられ、手紙もすぐに届かない、自由に外に出れないなどが述べられていた。  
 もちろん、メリットもあります。たいていの子ができなかった、安心・安全が保障され、食事がきちんと提供され、きれいな環境で生活し、規則正しい生活を送れることとなります。  
 連れて来られるにあたり、運動会・体育祭などの行事を、子どもの安全も図りながら可能なものを実現させていくことも配慮はされるとのことであり、もちろん、当然されるべきことと同感です。  
 きっと子どもは、不安であり、孤独であり、悪くない本人が、自分が悪いから連れてこられたと自己肯定感を否定してしまう子どももいるはずである。心のケアが必要です。  
 接するアドボケイトは、きちんとその子に寄り添い、連続した心のケアを行なっていかねばなりません。  
 所属学校とつなげることも大事であり、担任の先生やスクール・ソーシャル・ワーカーと連携し、それら先生が一時保護所に来所できるようにしていきたちものです。できるのであれば、オンラインで学校の授業に参加できるように、GIGA構想下、実現していきたいと考えます。

 なお、講演の際に、一時保護書での子どもの手紙が、見られてしまうことが話題になった。刑事事件等での一時保護では、やむを得ない措置だが、それ以外は、手紙を通信の秘密が守られるべきである(憲法第21条第2項後段)。

第4、里親制度を活用する子どもへのアドボケイトで大切なこと

 当然ではあるが、里親制度をきちんと理解した上で、里親制度を利用する子どもの声を聞くこと。  
 特に里親では、第三者が増えるということをまずは、意識せねばならない。  
 本人にとっても、支援者がころころ変わるということがないように、入るならずっと関わることが大事である。  
 里親の場合は、山本氏が実践されているような「子どもスペシャル」という遊びの時間が重要である。そこで子どもが主体に過ごせ、他の子らと里親利用の子や里親の実子が愚痴を言えるし、情報交換ができる。  
 アドボケイトができる一番重要な役割は、そのような話し合いの場で、ファシリテーターを務めることであろうと現実的なプランとして考える。

第5、児童福祉移設を活用する子どもへのアドボケイトで大切なこと

 施設に入っている子への社会的なレッテルをどうするかは、この問題だけではなく、社会の根源的な問題、多数が少数を差別、偏見でみるということにあり、その脱却へは道が長い。  

第6、どのように第5を解決するか、権利教育から始まる
 そもそも、権利とは何か、日本では小学校6年生で、その言葉を学ぶらしい。  小学校3年生で扱う、ちがいのちがいという場面から、すなわちちがいがあってよい場合と、ちがいがあって悪い場合を理解するところから権利の概念が出てくる。  
 反対の意見があってもそれを尊重すること、また、意見を表明することができたということと、その表明したことが実現したことが違うということを分けて考えることがわかっていくことが重要である。  
 自分にも意見があって、それと対立する反対の意見もある。  
 意見と意見が対立し、両方が実現できないこともある。  だからこそ、対話して、解決がなされていく。  
 現在、文科省がやろうとする「主体的対話的深い学び」に、実は、権利を教えることと通じている。  


第7、障がいのある子へのアドボケイトで大切なこと
 障がいがある子へのアドボケイトのありかたは、ない子への対応と同じと考えてよい。  
 ただ、虐待のリスクは、ない子の4倍という統計もあり、一時保護所での入所の割合も高くなるであろうし、よりアドボケイトとして対応することも多くなる。  里親も、障がいのある子への特化した取り組みをされている方々もおられる。  権利をどう伝えるか、自分らしく幸せを感じることできることである。  
 白紙でその子を見ることがとても大切であると考えます。  
 また、脱施設は、障がい者施策全体で言えることであるが、日本が脱却せねばなりません。 


第8、休む権利
 支援に入る際に、自身の体調を感じておくことは、とても大切である。
 教師、職員でさえ、疲れることががある。  
 しんどい場合は、その場から離れる、一旦休憩し休むこと。そのことによって自分らしさが回復できる。  
 子どもにも、大事な、休む権利が保障されねばならない。

第9、令和6年施行、改正児童福祉法、子どもの意見表明権に関する部分の施行する上での注意点

 子どもの権利条約批准、こども基本法施行、児童福祉法令和4年改正などにより、子ども達の声を聴いていくことが法律に織り込まれ、実施されることとなりました。  
 その中でも、最も重要な課題のひとつは、社会的養護を必要とする子ども達の声を聴いていくことであり、児童福祉法令和4年改正で位置づけられたところです。  ポイントは、「児童等の意見聴取の仕組みの整備」として述べられ、令和6年4月1日施行となります。  
 具体的には、「意見表明等支援事業」が始まります。   
 改正(新設)された条文で、子どもアドボカシー学会が出されている意見書なども参考に、その条文の問題点や課題を記載します。

1,新設 第6条の3 17項
①子どもの「意見又は意向の把握」だけではなく、そもそも「意見又は意向の形成及び表明の支援」をしていく必要があります。

②子どもの意見を聴くひとは、「児童の福祉に関し知識又は経験を有する者」であり、なおかつ、「児童の意見表明等の支援に関する専門的知識・技術を有する者」である必要があります。

③子どもの意見を聴くひとがすることは、「連絡の調整」が、本当にメインの位置づけでよいのか。「権利主張の支援とその実現」にこそ、重きをおいた「調整」が必要です。

2,新設 第33条の6の2
①子どもの声を聴くことが、着実に実施されるために、「児童の意見表明等の支援に関する専門的知識・技術を有する者」が人材として必要です。

3,新設 第34条の7の2
①都道府県が、本当に意見表明等支援事業を行ってよいかという根本的なところに問題があり、都道府県と“独立”した組織が、同事業を担えるようにしていく必要があると考えます。

4,新設 第33条の3の3
①「年齢、発達の状況その他の当該児童の事情に応じ」と条文で述べるところは、その年齢及び成熟度に従って“正当”に意見が重視されることでなければならず、低年齢であることや、未だ成熟途上にあるからという理由だけで、意見を軽んじたり、重視しなくてよいということは、意味していないことに注意しなくてはなりません。

<参考>

●法改正の該当箇所 https://www.mhlw.go.jp/content/000991032.pdf
●子どもの意見聴取等の仕組みの整備 https://www.mhlw.go.jp/content/000994205.pdf
●スケジュール https://blog.goo.ne.jp/admin/newentry/

第10、子どもの意見表明権を実施し、防いでいくべき状態、ACEサバイバーを守ること

 小児期逆境体験(ACE、Adverse Childhood Experiences)が成人になって及ぼす影響が多大であり、それを防ぐことが小児科医の使命であると考えます。

 ACEとは、0歳から18歳までの子ども時代に経験するトラウマ(心の傷)となりうる出来事を指し、①身体的虐待、②心理的虐待、③性的虐待、④身体的ネグレクト、⑤心理的ネグレクト、⑥親との別離、⑦近親者間暴力、⑧家族のアルコール依存・薬物乱用、⑨家族の精神疾患・自殺、⑩家族の服役の10の質問項目で経験した数の合計が、ACEスコア(0~10)です。

 1980年代から米国で始まった研究で、ACEスコアと成人後の心身の疾患や問題行動に明らかな関連があり、スコアが4以上の人はゼロの人と比べ、がんになるリスクは1.9倍、脳卒中は2.4倍、アルコール依存は7.4倍、自殺未遂は12.2倍高いという結果が出ています。
 また、失業や貧困、社会的孤立や子育ての困難も高率に来たします。
 発症のメカニズムは、ストレス反応の変化、脳そのものの変化、遺伝子発現の抑制などと考えられます。
 小児期にACEによって受傷しながらも、その子どもが地域で信頼できる他者と関りをもつこと等で、その傷とうまく折り合いをつけて強く生きていくことが可能です。
 トラウマへのケアもなされます。ACEサバイバーが生きやすい社会そしてACEそのものを予防できる社会を考えて参りましょう。
 三谷はるよ著『ACEサバイバー』が入門書の一つとして参考になります。

以上



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子どもの自殺対策、タブレットで異変察知

2023-06-15 11:18:58 | 小児医療

 タブレットが、SOS発信に役立つのであれば、ぜひ、活用を考えていきたいと思います。



********朝日新聞2023.6.3*******








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子宮頸がんワクチンの積極的勧奨が始まっています。予診票が配布されていますが、1回目、2回目で終わっている人へは、予診票が改めて配布されません。残りの接種をお忘れなく!

2023-06-15 09:24:36 | 小児医療

 子宮頸がんワクチンの積極的勧奨が始まっています。

 予診票が配布されていますが、1回目、2回目で終わっている人へは、予診票が改めて配布されません。

 どうか、ご自身で気づき、残りの接種をお願いします。

 中央区としては、接種が途中で終わり完了していないひとへのお知らせなり、予診票が再配布できないか、お願いしてみます。


*********中央区 ホームページ**************
https://www.city.chuo.lg.jp/a0031/kenkouiryou/iryou/yobousesshu/shikyuukeigan/sikyukeiganyobou.html


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思春期の拒食症(小学生へと低年齢化の傾向ありさらに注意が必要)、小児科医として警鐘を鳴らします。やせたい願望が、体を蝕みます。死に至るほどに重大な疾患です。

2023-06-05 22:15:57 | 小児医療

 毎日新聞が、大変重要な記事を掲載くださっています。

 思春期あたりの拒食症の話題。

 子ども達の間で、どうしても発症してしまう例があります。

 やせたい願望が、体を蝕んでしまいます。
 警鐘をならさせていただきます。


******毎日新聞2023.6.5*********






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中には、「五月病」で、学校、行き渋っている子、おられませんか?ゆっくり気持ちを受け止め、体をならしていきましょう!

2023-05-21 00:55:23 | 小児医療

 2022.5.13に掲載した記事ですが、念のため、再掲します。

 新しい学校、学年が始まって、緊張していた糸が、GWで、ゆるんで、そのまま、戻らずに、学校行き渋っている子、おられませんか。

 まずは、気持ちを受け止め、回復を待ちましょう。

 低学年では、それだけで、発熱や腹痛にもつながります。

 小児科にも、ぜひ、ご相談ください。

 ゆっくり、体を慣らしていきましょう!

 本日2022.5.13、東京新聞でも取り上げられていました。

*********東京新聞2022.5.13*****************


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小児医療の現場では、白血病治療はじめ感染症医との連携ほど、大事なものはございません。感染症医に患者さんがいないことはなく、麻生太郎氏のご見解を正していただけることをお願いします。

2023-05-18 20:03:06 | 小児医療

 小児科医にとっては、感染症医はとても大切な存在です。

 小児科外来イコール感染症外来といっても過言ではありません。

 また、小児科では、白血病などの治療を行います。

 その際にも、がん細胞を叩く際に、白血球が極度に減少し、感染症との闘いでもあります。
 その時は、常に、感染症医と連携を取ってきました。

 感染症医は、患者がいないという文脈が、大きく現実から乖離したものであり、認識を正していただけますようにお願い申し上げます。


*******時事*********

https://medical.jiji.com/news/56842







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徹底的に子どもを守る覚悟を社会がもつこと。「西鉄バスジャック事件」の反省から。(公約5)

2023-05-03 10:50:42 | 小児医療

 池本 修悟さんのSNSでご紹介されていた記事。シェアさせていただきます。

 加害者にも、被害者にもさせない丁寧な対応が求められています。
 多忙な学校で、担任の先生おひとりでは、なかなか手が回らないことも多いと思います。
 地域や、かかりつけの医師なども入りながら、対応していく必要があると考えています。

 
 中央区では、令和5年度に、スクール・ソーシャルワーカーSSWが2名から3名へ増員されました。
 学校と地域をうまく繋いでくださることを期待いたします。
 自身の公約5でもあります。
 
 徹底的に子どもを守る覚悟を社会が持つことが必要であると考えています。





最新の数字: 年度途中である令和4年12月末の数字 小学校249件、中学校36件



******ヤフー記事 転載*****
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf7a60a5ba4a04c367c46a5250d0036b5d0215db

西鉄バスジャック事件の時、犯人の少年に「牛刀」で切りつけられた被害者が語ったあまりに「意外な想い」

配信

牛刀をふりかざし、大人たちを支配した少年

少年を殺人者にしたくないという思いが命をつなぐ
 

逃げた人々が受けた社会的制裁

少年の両親による謝罪
 

 

少年との面会
 

被害者だからこそ見えた少年の傷

阿部 恭子(NPO法人World Open Heart理事長)

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子どもアドボカシー=子どもの意見表明権(子どもの権利条約第12条)について、意見公告しました。

2023-05-01 09:25:16 | 小児医療

 子どもアドボカシー、すなわち、子どもの意見表明権(子どもの権利条約第12条)について、意見公告しました。

 子どもの権利条約第12条では、子どもが意見を述べ、それを反映させていくべきことが定められています。

 きちんと子どもの声を受け止め、政策に反映さえていくべきときが来ていると考えています。

 子どもの声の代弁者のひとり、小児科医として、積極的に進めて参る所存です。



●子どもの権利条約 第12条

第12条
  1. 締約国は、自己の意見を形成する能力のある児童がその児童に影響を及ぼすすべての事項について自由に自己の意見を表明する権利を確保する。この場合において、児童の意見は、その児童の年齢及び成熟度に従って相応に考慮されるものとする。
  2. このため、児童は、特に、自己に影響を及ぼすあらゆる司法上及び行政上の手続において、国内法の手続規則に合致する方法により直接に又は代理人若しくは適当な団体を通じて聴取される機会を与えられる。
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小児科医武内一先生の記事シェア。なぜ、小児科医である自分が、選挙に出て、中央区議会議員(無所属)になっているか、その気持ちととても通じるところがあります。

2023-04-26 10:02:38 | 小児医療
 小児科医武内一先生の記事を、シェアさせていただきます。
 なぜ、小児科医である自分が、選挙に出て、中央区議会議員になっているか、その気持ちととても通じるところがあります。
 子ども達の課題は、診察室の中だけでは、解決できないものが多くあります。
 書かれている「社会小児科学」フォローして参ります。


*******月刊誌「福祉のひろば」5月号の「ひろばトーク」******





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昨日お伝えしました胃腸炎のはやりの件につきまして、本日4/13、中央区からもプレス発表がなされましたので、共有いたします。81人(全児童・教職員743人の10.9%)で原因調査中。

2023-04-13 17:11:45 | 小児医療

こんにちは、小坂クリニックです。

 昨日お伝えしました胃腸炎のはやりの件につきまして、中央区からもプレス発表がなされましたので、共有いたします。

 全児童・教職員743人の一割強10.9%の81人がり患。

 原因は調査中で現時点で不明ですが、給食の開始がない一年生のり患が多いことから、給食による食中毒は否定されています。

 対象校だけではなく、全体的に、胃腸炎が流行っており、当該校だけではなく、区内の皆様、よく石鹸で手洗いをお願いします。

 おそらくウイルス性で、胃腸炎の場合、アルコールが効きませんので、ご注意願います。
 消毒は、次亜塩素酸になります。

 *吐いたら、お腹を休めてください。(吐いたら飲むな、「脱水注意」といいながら最初は飲むと吐くだけなので飲まないでください。)

 *吐き気が落ち着いてきたら、少しずつ水分を。OS-1のゼリータイプをお勧めします。

 *下痢になったら、少しずつ消化のよい食事を。便と同じ硬さの食べ物を。

 *救急受診のタイミング 1、吐き気が続く 2,元気なく顔色悪い 3,唇乾いて、目がくぼんで、おしっこ出ない(脱水注意)

 ご心配の場合、お気軽にクリニックにお電話ください。
 電話03-5547-1191

文責:小坂こども元気クリニック・病児保育室
   小坂和輝

************中央区HP 抜粋*****************
https://www.city.chuo.lg.jp/a0003/kusei/kouhoukouchou/press/230413.html



欠席者(4月12日時点)

81人(全児童・教職員743人の10.9%)

  • 1年生 126人中32人(25.4%)
  • 2年生 118人中18人(15.3%)
  • 3年生 134人中6人(4.5%)
  • 4年生 102人中13人(12.7%)
  • 5年生 103人中3人(2.9%)
  • 6年生  99人中8人(8.1%)
  • 教職員 61人中1人(1.6%)

調査

4月12日(水曜日)に、教育委員会事務局と保健所が月島第二小学校で発生状況等の調査を行いました。なお、現時点で原因は不明ですが、給食実施前の1年生の欠席者割合が最も高いことから、給食による食中毒の可能性は低いとされています。

対応

4月13日(木曜日)から同月16日(日曜日)まで1年生と2年生を学年閉鎖することとし、全学年の保護者に周知しました。また、月島第二小学校の放課後子ども教室(プレディ)利用者の全保護者と同校児童が利用している勝どき学童クラブ利用者の全保護者に周知するとともに、同校の1年生と2年生の利用自粛を依頼しました。なお、全体保護者会であらためて状況を説明します。

今後の対策

校内の消毒を徹底し、児童の保護者に対して朝の体温測定等健康管理を行うとともに、体調不良の場合は学校に連絡するよう依頼しています。

お問い合わせ先

教育委員会事務局学務課保健給食係

〒104-8404 築地一丁目1番1号 本庁舎6階

電話:03-3546-5515

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注意!胃腸炎が大はやりです。学年閉鎖となった学校が出ています。吐いたら、一端飲食やめて、お腹を休めるのが基本です。

2023-04-12 17:25:40 | 小児医療

 該当する学校の皆様は、すでにご存じかとは思いますが、胃腸炎が、たいへん流行っています。

 学年閉鎖となった学校があります。

 アルコールでは消毒できないこともあり、手洗いをお願いします。

 吐いたら、飲食止めてお腹を休めて下さい。OS-1ゼリー等で水分補給を。


******中央区感染状況*******

第13週 3/27-4/2 (三月下旬の状況で、現状の反映はできません。)

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