まちづくりは、中央区の大切なテーマのひとつです。
「まちが健康でなければ、人は健康に生活できない」と私は思っています。築地市場への思い入れの一端はこの思いから来ています。
周辺区も同様な課題を抱えています。
他区の議員とも連携をして、課題解決に向け取り組んで行きたいと考えます。
まちづくりの中でも、象徴的な港区の都市計画審議会が、昨日7/30開催され、これまた重要な『景観計画』に関する議題であったため、傍聴してまいりました。
審議会で委員から出された意見など(順不同)をメモ程度に箇条書きします。
①環境アセスと景観計画の手続きのタイミングの面での整合性を。
②高さ制限では、開発を進める側の意見も、意見募集で出されている。
港区では、高さ制限の導入を検討中。
23区中10区に高さ制限が入れられている。
高さ制限があるものの、総合設計、再開発の手法で、制限を受けないようになされうる。
③実効性が問題である。罰則は、意匠と色だけにある。罰則は、1年以下の懲役、罰金50万円。
④区役所内の横の連携は、景観は、都市計画課であるが今後、まちづくり支援部とも連携を図る。
⑤日本は歴史や文化の保存が遅れている。
⑥外国人のしめる割合が高い区であり、外国人の意見も参考に。
⑦今後は。まずは景観計画⇒区民の景観意識の高まり⇒地域ごとのルール⇒まちづくり条例で進める。
⑧まちづくりの組織は、7つ登録されている。
⑨市民の動きが肝心。
⑩協議の内容の公開を。
⑪駅のうちから見た景観も美しく。
⑫古川の上の高速道路のライトアップなども。
⑬海をバックとした町並みを美しく。
⑭アドバイザーは、会議だけでなく、現場に足を運んでもらえるように。
⑮公共事業からまず取り組みを。
⑯既存の建物へは、拘束するものではない。
⑰アドバイザーの選び方は?建築関連2名、造園2名、色2名の全体6人。
⑱屋外広告のルールづくりを。
⑲これさえ守ればよい。というより景観の新しいあり方を、港区から。
⑳コンペでは、トータルな議論を。
など。
****港区ホームページより****
(「港区景観計画(案)についてのご意見」というページから)
港区では、法的根拠を持ってきめ細かな景観形成に取組むため、これまで区民意見等を踏まえて港区景観計画の検討を進め、平成21年6月1日付けで景観条例を施行し、景観行政団体に移行しました。
そこで、今回は港区景観計画(案)について、改めて皆さんからのご意見を募集します。
なお、今回の意見募集の後、港区景観審議会への諮問、港区都市計画審議会への意見聴取を行った上で、本年8月を目途に港区景観計画を策定する予定です。その後周知期間を設けて説明会の開催等を行い、10月から港区景観計画を適用する予定です。
「港区景観計画(案)」の概要
以下のPDFからご覧になれます。
「港区景観計画(案)」の全文
以下のPDFからご覧になれます。また、都市計画課(区役所6階)および各地区総合支所管理課で閲覧を行っています。