子どもの意見表明支援(子どもアドボケイト)について都の考え方のひとつ。
*****東京都HP******
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/01/13/10.html
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/01/13/documents/10_02.pdf
子どもの意見表明支援(子どもアドボケイト)について都の考え方のひとつ。
*****東京都HP******
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/01/13/10.html
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/01/13/documents/10_02.pdf
子ども達の中央区議会見学会を、会派で実施しました。
子ども達10名の参加。
●子ども達からの質問:
1、議員になって、楽しいことは、なに?
2、議員になぜ、なったの?
3、学校の先生方の多忙解消の対策は、なにかないの?
●子ども達からいただいた意見、感想:
1、休み時間に元気に遊びたいのに、校庭が、順番で使えない日があり、教室待機となる。体育館は空いているから、その時は、体育館を使えるようにしてほしい。
2、放課後の居場所をつくってほしい。
3、月島で、再開発多すぎる。自分は下町風情が好き、路地もなくなってしまう。小学校の教室も万杯。再開発を減らしたり、建物の課題を個別に解決すればよいと思う。
4、月島の再開発で、近隣建物の地盤沈下が生じている。
5、学校給食は、まだ、黒板を向いて食べている。向かい合って友達と話しながら楽しく食事したい。
6、中央区立H小学校の給食、とっても、おいしかった。
7、中央区立小学校の給食、とてもおいしかった。その学校栄養士の先生が異動されて残念。また、お会いしたい。
8、校舎にエレベーターがないから、車いすが上の階に上がるのが難しい。
9、校庭がせまい。
10、子ども達の意見を、学校や中央区へ伝えたい。伝えやすくしてほしい。
11、先生の配置の数を増やしてほしい。
など
今年も、たくさんご意見をありがとうございました。
子ども達も、しっかりとした意見、建設的な意見をもっていること、この機会でも実感しました。
子ども達の意見も取り入れながら、区政を作っていきましょう!
子どものためにを、子どもとともに。
中央区立T小学校4年生A君:中央区議会って、なに?
小坂:中央区民から選挙で選ばれた30人の中央区議会議員によって構成されています。その任期は4年間です。
中央区の大事な、決定事項を会議で決めます。
たとえば、最も大事なことのひとつとして、集めた税金を、どのように配分するか(予算)を決めたり、決めたとおりに効果的・効率的に税金が使われたかをたしかめたり(決算)します。「条例」という中央区のルールも決めます。
決める場合には、十分な話し合いののちに、最終的には「多数決」で決めます。
多数決の際に、少数意見はじめ多様な意見を尊重するために、それら意見を反映させながら都や国に届ける「意見書」を作成させたりします。
重要な仕事を担う会議体での区長の人選(教育委員、監査委員)がそれでよいかの同意を与えたりもします。
子ども達に近いところでは、
子ども達への一人一台タブレット配布、学校をどのように修繕するか、給食を無料にすることなど決められました。
放課後の居場所として、学童・プレディの整備についても、決められました。
中央区立T小学校4年生A君:会議は、いつ、どのように開催されますか?
小坂:年4回の「定例会」と、最低一度の「臨時会」が「本会議」としてあります。
4つの「常任委員会」(企画総務・区民文教・福祉保健・環境建設)と議会運営のありかたを議論すること(「議会運営委員会」)及び個別の案件を議論するために「特別委員会」(築地等都市基盤対策・地域活性化対策・子ども子育て高齢者対策・防災等安全対策)が設置され、月に一回程度開かれます。春に来年度の「予算特別委員会」、秋に前年度の「決算特別委員会」を開催します。
通常の委員会は、7-8人の中央区議会議員で構成されています。予算と決算の特別委員会は、審議する範囲も広いため、約半数の15人程度の委員で構成されています。
中央区立T小学校4年生A君:中央区長と中央区議会議員の違いは、何ですか?
小坂:どちらも18歳以上の中央区民が選挙で選びます。
両者、中央区の政治を行うとても大事な役割を担います。
中央区長は、中央区を代表し、中央区の方向性を、予算や条例提案の形で示します。
特に大事なこととして、予算の提案権を有しているのは区長だけです。中央区議会自身が条例提案することも可能ですが、予算は修正することはできても提案することはできません。
中央区議会は、議決機関であり、中央区長が示した方向性をそれでよいかを決定します。
中央区長と中央区議会は、車の両輪のようにして、区政を前に進めて行く役割を担っています。
中央区立T小学校4年生A君:どのように、僕たち私たちの声を、中央区政へ反映するとよいですか。
小坂:政治の主役は、まさにそこに住む子ども含めた住民です。
中央区も中央区議会も、住民の皆様の声を受けながら、政策を作って行く必要があります。
ぜひ、様々な形で、意見を届けて下さい。
①選挙、②請願・陳情や③条例提案で区議会に届けること、④区長への手紙・⑤計画策定時のパブリックコメント・⑥提案制度で区長へ届けること、⑦まちづくり協議会・防災拠点運営委員会・区政懇談会・こども議会などの各種会議での意見・提案などいろいろな機会があります。
まずは、なんといっても、①選挙。
自分の考え方を区政に反映くれる人を、中央区長と中央区議会議員を選挙で選ぶことが大切です。
選んで終わりというのではなく、選んだあとも、その選ばれた区議会議員に、区政を一緒に作ることをしていきましょう。
私も、極力、毎朝に道に立って、子ども達の登校の見守りと挨拶をしています。
その時に、ご意見をじかに届けて下さるとありがたいです。
もちろん、メールやfax、お手紙、お電話でも構いません。
区民が、②請願・陳情という形で、区の仕事でやってほしいことを文書で書いて提出することができます。それは、委員会で審議され、最終的に本会議で採択することの可否が判断されます。
③区民の一定数の署名(選挙人の50分の1以上、直近2024.6.19付選挙人144,201人の50分の1で2,885人https://www.city.chuo.lg.jp/a0053/kusei/senkyo/seido/meibotourokuzinin.html)が集まれば、区長に条例制定を求めること等も可能です(条例制定の直接請求制度)。
④「区長への手紙」https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/mayor/kuchouhenotegami/index.htmlや、⑤計画策定時に手続きとして実施される「パブリックコメント」https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kouhoukouchou/kouchou/publiccomment/index.html、⑥「区政への提案」https://www.city.chuo.lg.jp/a0003/kusei/mayor/kuseiteian/kusei_teian.htmlも準備されています。
⑦区や区議会が主催する会議で、その構成委員となって意見・提案をすることもできます。
子どもが構成員となる会議はまだまだ少ないですが、学校での児童会・生徒会、学校保健委員会や、環境施策の提案を実施する「チームカーボンゼロ」などがあります。
中央区立T小学校4年生A君:子どもの声って、本当に反映されるものですか。
小坂:少なくとも子どもに関わる政策を決める場合、例えば、現在策定作業中の『子ども・子育て支援事業計画』や『教育振興基本計画』、公園整備、学校整備などでは、当事者である子どもの声を反映させねばならないと、法律など(こども基本法第11条、子どもの権利条約第12条)で定められています。
アンケートやパブリックコメントを実施して、子どもの声を反映させようと中央区も努力していますが、どうか、積極的に子ども達のほうからも、中央区へご提案をお願いします。
中央区立T小学校4年生A君:提案するには、今、区政で何が起きているかを知らなければなりません。どうやったら、区政を知ることができますか?
小坂:まずは、見ること。本会議や委員会の開催日に、中央区議会に足を運んで、直に審議されている内容を「傍聴」することが可能です。
それぞれの議員が各自の方法で、区政の現状を発信しています。
私も、紙媒体の区政報告を発行したり、ブログとX(旧ツイッター)そしてfacebookを使っています。
中央区は、月に二回(1日・15日)広報紙『区のお知らせ ちゅうおう』を発行しています(。
中央区議会のほうでは、本会議の中央FMでの同時中継や後日のインターネット録画配信、本会議や各委員会の議事録がホームページ上で後日公開されています。
主な審議の内容は、『ちゅうおう区議会だより』(年5回)で広報されます。
ネットを通じた本会議や各委員会の同時中継や、AIを用いた速記録公開の迅速化など課題であり、実施に向けた検討が進められています。
中央区立T小学校4年生A君:そもそも、「権利」って、なにですか?
小坂:それは、一言でいえば“力”です。誰もが、平等に、“力”をもっています。その力を存分に使っていきましょう。
「義務と権利はセットである。権利を主張するなら、義務を果たせ。」という言い方をするかたがおられますが、それは、時と場合によるのであって、すべてには、あてはまりません。
義務は義務であり、権利は権利で、本来別々のものです。
原則、他人の人権を侵害しないようにするならば、どんな権利も、義務なしで行使できます。自分が権利を持つように、他人も大切な権利を持っていることは、想像できるはずです。
中央区立T小学校4年生A君:「人権」って、なにですか?
小坂:あなたがあなたらしくいるために、守られなければならない大切な権利です。
日本の最高法規である『日本国憲法』が、国が、子どもはじめすべての国民のどういった内容の人権を守られなければならないかを定めています。
さらに、子どもが、どんな「人権」をもっているかということは、『子どもの権利条約(別紙参照https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/b8cfa406d687f5ef2f9be07a1f31f72c)』が細かく定めてくれています。
大別して、4つの権利が、子ども達に守られなければなりません。
①生きる権利
②育つ権利
③参加する権利
④守る権利
特に、参加する権利(条約第12条)や休み・遊ぶ権利(条約第31条)などが手厚く守られなければならないと、小児科医として思っています。
中央区立T小学校4年生A君:私は、参加する権利をもっと使いたいです。
小坂:まずは、身の回りの至るところに、たくさん課題はあります。
学校のルールもそのひとつ。
みんなで話し合って、よりよいルールづくりをしていってください。
「先生が言ったから」で、思考停止にならないでください。
「前例がないから」で、あきらめないでください。前例がなくても、よく読むと「国や地方自治体は、そうしなさい、そう努力しなさい」とすでに法律には書いてあることが多々あります。
ぜひぜひ、25歳を超えたら、中央区長や、中央区議会議員など自治体の長や都道府県・市区町村議会議員・衆議院議員(代議士)にもなって下さい。(参議院議員、都道府県知事は30歳以上)
先日の都知事選挙では、残念ながら、自身の裸を選挙ポスターに使う候補が出るなど、一線を越えた選挙戦となりました。
想定外のことで、私も動揺しましたが、だからと言って、こんな恥ずかしい大人の姿を子ども達に見せるわけにはいきません。明らかな『東京都迷惑防止条例』違反であり、私も、区内で貼られないように全掲示板を告示日当日にチェックに走りました。幸い、中央区内では貼られていませんでした。
今後、「表現の自由」(日本国憲法第21条第1項)が、この事件を逆手にとって、規制が強化されないことを願うばかりです。
こんなのが政治のように、子ども達にはうつってしまっていないでしょうか。
ただ、だからといって、このまま政治をあきらめてしまうと、待っているのは、民主主義の崩壊です。
私も、政治をあきためたくないと思うものの一人です。
一現役の小児科医として診察室の中でいただく子ども達や親御さんの声を責任をもって議会に届けるべく(子どもアドボカシー)、区議会議員(政党には無所属、4期目)に臨んでいます。
ぜひ、中央区政を一緒に考えていきましょう。
いろいろ、お気軽にご相談下さい。
小児科医/中央区議会議員
小坂和輝
メール:kosakakazuki@gmail.com
電話:03-5547-1191
fax:03-5547-1166
住所:中央区佃1-9-3こども元気ビル1F
言論を暴力で封じ込めようとしているところは、憤りを強く感じます。
トランプ氏の負傷が、大事に至らないことをお祈り申し上げます。
ただ、いろいろと謎が多いです。
狙撃犯を見つけておきながら、なぜ、事前に演説をストップさせなかったのだろうか。
●https://twitter.com/elonmusk/status/1812256998588662068
https://twitter.com/naoyafujiwara/status/1812256952556339400
●https://twitter.com/jack_hikuma/status/1812266295238512814
●https://twitter.com/jack_hikuma/status/1812291343516917976
●https://twitter.com/moment_mirthful/status/1812275179160277032
●https://twitter.com/EndWokeness/status/1812273630702952543
●https://x.com/jack_hikuma/status/1812298454724648987/photo/2
子ども達のご意見を聞かせて下さい。
登下校で会った時でも。
問い:中央区小学4年生で実施するセカンドスクール柏学園の宿泊行事は、1泊2日と2泊3日のどちらがよいですか。
もし、1泊を選んだ場合、2泊にするためのアイデアはある?
2年前までは、2泊3日でした。今は、1泊2日に減りました。
旧優生保護法違憲判決の記事を探していたら、偶然見つけた記事。
政治への参加では、自分もひっかかっていたところがありました。
そこを可視化してくれるのが、このケアリング・デモクラシーのように感じます。
すなわち、「自律した政治的主体」が政治に参加するだけでは十分ではないということへの疑問が私もありました。
先日、『利他とは何か』を読みましたが、そこでも、ケアの視点が述べられていました。
こちらで述べられるケアとも通じると感じています。
*****毎日新聞2024.7.3*****
都知事選挙の公開討論会が開催されたため、こちらでも共有します。
⇒ https://www.youtube.com/watch?v=GSCrT5fuIdE
*****記事*****
7月7日投開票の東京都知事選に向け、東京青年会議所主催による立候補者討論会が24日、都内で開催された。 討論会には、小池百合子知事(71)、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)、前参院議員の蓮舫氏(56)の4人が出席。都知事選には、タレントの清水国明氏(73)を含め計56人が立候補している。【時事通信映像センター】
友人から、利他について、アーカイブ公開されている会議を教えていただきました。
持続可能な社会のための、個人ひとりひとりの行動規範に、利他は欠かせないものではないでしょうか。
ご参考までに。
⇒ 利他学会議 第二日目 全体会「理工系大学のなかの人文社会系研究(未来の人類研究センターメンバーによる2日間の振り返り)」 (youtube.com)
非常に残念でならない、そして、悔しい。
あのような暴力的表現の選挙ポスターが許されてよいものか。
以下、友人の弁護士から、対処法のアドバイスをいただきました。
もし、そのような選挙ポスターを見つけたら、「東京都迷惑防止条例違反」であるとして、警察への通報をして撤去してもらってください。
その際、絶対に、ご自身では撤去せず、警察に撤去してもらってください。
友人の助言に勇気を得て、以下の順で、中央区内の選挙ポスター掲示板を昨夜総点検。
有馬小、浜町公園
日本橋中、久松小、日本橋小、十思スクエア、常盤小
城東小、阪本小、明正小、
中央小、明石小、京橋築地小、泰明小、銀座中、月島第二小
佃島小、佃中、月島第一小、晴海中、月島第三小、晴海西小・中、豊海小
中央区内全17区立小学校、全5区立中学校周辺の掲示板は、
2024年6月20日深夜の段階で、問題のポスターの掲示はなく、無事を確認しました。
その後について報道より:
東京都知事選の選挙掲示板にほぼ全裸の女性のポスターを張ったとして、警視庁から都迷惑防止条例違反の疑いで警告を受けた候補者の陣営が20日夜、ポスターの撤去を始めた。捜査関係者への取材で分かった。(2024/6/21共同通信社)
**********友人の弁護士からのご回答*************
今回の都知事選挙、とても残念な形での選挙ポスターとなる候補がおられます。
これが、表現の自由で許されてよいのか。政治的な表現の自由は、最も尊重せねばなりません。
ただ、子ども達への暴力であり、表現ではないと考えます。どうか、子ども達を守ってほしい。
警察が立ち上がっていただけないだろうか。
令和6年中央区議会第二回定例会、予定議案一覧、付託される委員会別にお示しします。
本事件は、絶対にあってはならない事件です。
そして、その公判で行われた傍聴の妨害もまた、絶対にあってはなりません。
「傍聴」において、組織による動員(例えば、アルバイトが傍聴者になりすます)の防ぎようがなかなか難しい。
ある自治体の審議会・検討会でも、これは組織による動員ではないかなと思ったことが何度かありました。傍聴の枠には定員があるため、真に聞きたい住民が、排除される結果が生まれてしまう。
この動員はおかしいと、声をあげる職員はどれだけいたのだろうか。
裁判所は、部屋を大きくする対応をしたのだろうか。
「開かれる」ということは、民主主義の大原則です。
******記者会見資料、黒塗りは、小坂による******
***************朝日新聞2024.5.22********
社会に蔓延る「低温やけど」にどうか、お気をつけください。
民主主義をさせないようにする集団にとって、一番都合がいいのは、「無関心と諦念」。
同日、こちらの記事も、衝撃的。
「傍聴」において、組織による動員(例えば、アルバイトが傍聴者になりすます)の防ぎようがなかなか難しい。
ある自治体の審議会・検討会でも、これは組織による動員ではないかなと思ったことがありました。傍聴の枠には定員があるため、真に聞きたい住民が、排除される結果が生まれてしまう。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240521/k10014456441000.html