「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

青空麒麟児(あおぞら きりんじ) 誕生!!

2007-08-31 17:19:10 | 仲間・先生
私の仲間の芸人さん。

このたび、『青空麒麟児』として、
『青空』を襲名された。
この方、実は、固い仕事を持ちながらの、
芸人さんである。
コロンビアトップのお弟子さんという。

昨日その祝賀会をあすなろの木で開催。
大いに盛り上がった次第。

日本に八人しかいない
切絵を技とする芸人である。

写真は、実演披露してくださりできあがった作品。
いつものはさみでない、きれないはさみと、
よわい紙でありながらも、
できあがりは、すばらしい。
「真正面からみた宝船」

祝賀に多彩な人が集まった。
地域密着で在宅医療も大いに手がける地元内科医師。
私の師匠の目白大学教授 石井貫太郎先生。
正真正銘・億単位を取引するデイトレーダーの子ども好きの女性、現在パイロット免許取得中。
・・・・・


祝賀会では、あらたなつながりも生まれた。

9月30日(日)
あすなろの木の場所を使って展開する
小児がんと闘っている子ども達を
サポートするための啓蒙のイベント
『銀座レモン計画』(主催NPOサクセス)に、
青空麒麟児さんも、
ご協力くださることに。


「青空麒麟児」さん、今は小児科だけど、
芸人として成長し、
「青空麒麟」となって、将来は内科に行くと
行っていらっしゃった。
大いにご活躍を期待している。
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チャイルド・ライフ・スペシャリスト 

2007-08-30 16:53:02 | 小児医療
 チャイルドライフスペシャリストとは、病気のこどもとその家族を精神的にサポートする専門家です.医療を受けるこどもの不安や恐怖を軽減し,そのこどもが本来の力を十分発揮できるように支援します.病気のこどもとその兄弟姉妹の気持ちも大切に考え支援します.

 遊びを通して信頼関係を築き,こどもが自分のハードルをうまく乗り越えられるように心理的準備(プリパレイション)を提供します.

 たとえ病気が治らない場合でも,最後の瞬間までその子らしく生きられるようにサポートします.

このチャイルドライフスペシャリスト、日本ではあまり知られてませんがアメリカでは、有名な国際ライセンス。日本でもこの資格をメジャー化にと藤井先生が旗揚げし400人が会員となり確実に向かっています。


 日本の小児医療の充実させるのであれば、全国の小児専門病院にこのチャイルドライフスペシャリストを配置することが、たいへん有効であると私は考えます。

 チュイルドライフスペシャリストの藤井あけみ氏の講座が、子育て広場あすなろの木で開催されています。

 子ども・赤ちゃんの心理に関する講座です。
 わかりやすい講義とともに、たのしい絵本の読み聞かせの時間もあります。お子様連れで参加可能。私もお勧めいたします。
  写真は、8/31当日の講義風景。

【新企画】 ☆るんるん子育て親育て ☆
国立がんセンターでご活躍の藤井先生は、こどもの心の発達や親子のストレス対処法など専門にするチャイルド・ライフ・スペシャリストです。お母さん方が、日々の子育てを楽しんで頂けるよう発達心理学、子育てのヒントをお話します。
後半は、絵本コーナーやフリートークの時間もあります。


講師 藤井 あけみ(国立がんセンター/チャイルド・ライフ・スペシャリスト)
日程 8月 24日(金) 赤ちゃんの神秘
   8月 31日(金) 赤ちゃんの可能性
時間 2:30~3:30
参 加 費  500円


以上。

 




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夏休みの思い出に 平家琵琶と平家物語

2007-08-30 16:41:51 | 教育
本日8/30、築地本願寺をお借りして、
子ども達へのイベントが開催された。

古典文学を平家琵琶とともに、
味わうことが出来る。

本物に触れる機会を、
子ども達にたくさんたくさん、
提供していきたいものである。

琵琶の音と語りを聞いたが、
文字と意味だけで読み、覚えてきた「祇園精舎....」に、
なにか歴史の厚みが、加えられた感じ。
より深く心にしみわたってきた。
学生時代、こういう形で、古典を味わいたかった。。。

☆平家琵琶の語りと茶のコラボ

日時:8月30日(木)

時間:1:00~3:00

演目:祇園精舎 他

演奏者:新井 泰子
    前田流平家詞曲相伝者
    宝王院附属伝統音楽研究所所長
    NHK文化センター弘前教室・埼玉アリーナ教室講師

会費:平家琵琶の語りと抹茶と和菓子セット

こども 1000円
おとな 2500円

場所:築地本願寺

主催:MIHO企画
協賛:みんなの子育てひろばあすなろの木

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天童市からの病児保育 見学 終わる

2007-08-29 16:23:03 | 各論:病児保育
天童市から、
保育園と児童館の職員の方が、
病児保育の見学に来られた。

天童市は、まだ、
実際開始するわけではないという。

人口は6万の市。
三世代で住んだり、
近くに祖父母がおり、
病気の子の場合、
祖父母がお預かりして、
何とかなっているらしい。

今、山形県で、病後児施設は、
3施設と言っていた。

やる気のある人、
思いのある人がいれば、
できると念を押したのだが、
なかなか、そういう出会いは、
なさそうな顔をされていた。
小児科医は結構、やろうという気を
持っている人が多いのだけれども。

“天童”市。
なんか、子どもをとっても大切にする
名前の響きがある。
もし、実際病児保育室を作られる場合、
ご協力しますとお伝えした。



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第4回区民の皆さんの声を聞く会

2007-08-29 11:59:25 | 政策・マニフェスト
積極的に、地域の皆さんの声を聴き、
かつ、
私も地域の皆さんに提案して行きたいと
考えています。

『第4回地域の皆さんの声を聞く会』を開催します。

日時:9月1日(土)
時間:午後1時00分より
場所:中央区月島3-30-3
こども元気クリニック隣り
みんなの子育て広場
“あすなろの木”の場所を借りて開催

対象:地域の人、誰でも
参加費:無料

内容:
①地域の皆様からのご提案
②第3回定例会(9月開催の本会議)に向けて
③その他、ご要望など

このような会は、
月に一回ぐらいのペースで、
開催して行きたいと思っています。
皆様の声を反映できるよう、
がんばっていきます。

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子ども家庭支援センター「きらら中央」9月3日(月曜日)オープン

2007-08-29 10:40:13 | 子育て・子育ち
 子ども家庭支援センター「きらら中央」9月3日(月曜日)いよいよ、
オープンします。
 本日8/29、オープン前の一般公開の日、何かと連携することもあるかと考え、当院スタッフにも、見学に行ってもらいました。
 サービス内容は、以下のものがあります。23区中23番目に中央区は子ども家庭支援センターを持ちました。できるのが遅かった分、先例に学び他区のよいサービスをふんだんに取り入れています。
 この施設を核に、中央区の子育て支援がどんどん充実していくことを願っています。
 
そして、私も本日の見学会行って来ました。ひとこと、「すばらしい。」
 是非、ここに、地域の子育てを担う人たちの輪がたくさんできればいいなと思います。
 *地域の人の輪がここにできるかが一つの課題。
 *この施設が、子育て支援の核となり、他機関との連携役をになえるかがもう一  つの課題。
 *自転車置き場は、道路に面したところにありますので、そちらを皆さんご利用下さい。
 写真は、保健福祉委員会で話題になった「事故防止啓発コーナー」

*****区のホームページより*****
 子どもと子育て家庭を支援する拠点施設子ども家庭支援センター「きらら中央」を勝どき一丁目に開設します。
 センターでは、区内の関係機関や児童相談所等で行われている子育て支援サービスと連携をとりながら、各ご家庭に必要なサービスの提供や調整を行い、1人ひとりのお子さんが健やかに成長できるよう、子どもと家庭を地域で支援するネットワークをつくっていきます。

《子どもと子育て家庭の総合相談》
0歳から18歳未満の子どもとその保護者等 0歳から18歳未満の子どもと子育て家庭に関するさまざまな相談に応じ、必要により専門機関の紹介等を行います。月曜日から金曜日はご相談の内容に応じて、保健・心理・教育・福祉などの専門相談員が個別にお話を伺います。できるだけ予約をお願いします。
<相談時間>午前9時から午後5時

《一時預かり保育》
生後57日から未就学児まで 冠婚葬祭等の理由により、保育が一時的に難しくなったときに、子ども家庭支援センターでお子さんをお預かりします。
<利用時間>午前9時から午後5時(1時間単位で利用可)
<利用料金>1時間800円

《トワイライトステイ》
2歳から小学校6年生まで 仕事等により帰宅が夜間となる場合に、子ども家庭支援センターで一時的にお子さんをお預かりします。
<利用時間>午後5時から10時
<利用料金>1回2,000円 夕食代1食400円

《子育て交流サロン》
「あかちゃん天国」 3歳到達後最初の3月31日までの間の乳幼児とその保護者の方、妊娠中の方 親子のふれあいと交流の場を提供するとともに、子育てに関するさまざまな情報提供や育児に必要な相談をお受けします。
<利用時間>午前9時から午後5時
<利用料金>無料(ミルク等は各自持参)

《情報交流室》
どなたでも自由にご利用になれます パンフレットやビデオ、掲示物等で子育てに関するさまざまな情報を発信します。
◎子どもの事故予防展示
事故予防に関するパネルやグッズを展示し、安全な育児に関する意識の啓発を行います。
◎保育用品交換掲示板
 不用になった保育用品を有効に活用するために、譲りたい人や譲ってほしい人の情報を掲示しています。

《地域活動室の貸し出し》
区内で子育て支援に関する地域活動を行っている人やグループ・団体等 子育てグループ等の活動を支援するため、地域活動室(定員20名)を無料で貸し出します。
<利用時間>
午前 午前9時から正午
午後 午後1時から5時
夜間 午後6時から10時
<申込方法>利用する日の2カ月前の同日から前日までに申請書を提出

《ショートステイ》
0歳から中学校3年生まで 保護者の病気や出産等の理由により、お子さんの保育が一時的に難しくなったときに、区で委託した乳児院、児童養護施設でお子さんを短期的にお預かりします。
<利用期間>7日間以内
<利用料金>日額3,000円

《緊急一時保育》
(1)保育園事業
 3歳から未就学児まで
(2)家庭福祉員事業
 生後4カ月から3歳未満
(3)援助事業
 生後4カ月から未就学児まで
保護者の病気や出産等によって緊急一時的にお子さんを保育することが困難となった場合に、保育園または家庭福祉員の居宅において保育を行い、または保育員を雇用する費用を助成します。
<利用時間>
(1)午前8時30分から午後5時までの時間帯で1日につき8時間以内
(2)午前8時30分から午後5時までの時間帯で1日につき8時間以内
(3)午前8時から午後6時までの時間帯で1日につき9時間以内
<利用料金>(1)日額1,500円 (2)日額1,000円 (3)利用時間および家庭の所得により異なる

《病後児保育》
生後7カ月から小学校3年生まで 病気回復期で、病状が軽度と診断されたお子さんを、保護者が家庭で看護することができないとき、区が委託する医療機関等で預かり保育をします。
<利用時間>午前9時から午後5時30分
<利用料金>日額2,000円

《育児支援ヘルパー》
母子健康手帳交付時から出産後6カ月以内の家庭 育児や家事の支援を必要とする妊娠中または産後のご家庭に対して、区と協定を結んだ事業者がホームヘルパーを派遣します。
<利用時間>午前8時から午後6時までの時間帯で1日につき2時間以内
<利用料金>家庭の所得により異なる

以上、



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中央区の夜間対応型訪問介護事業

2007-08-28 16:59:19 | 医療
本日8/28、中央区の夜間対応型訪問介護事業につきまして、
中央区の担当の方に、ご説明を受けて参りました。

実施は、はるみ訪問介護ステーションで
中央区の全域のサービスを
『ナイトサポート』という名のもとに行っております。


1)サービス概要について

まずは、そのパンフからの引用です。
*****************

《ナイトサポートとは?》
介護認定を受けている方にご利用いただけます。
例えば・・・
室内で転倒、一人では起き上がれない。
夜間、救急車を呼ぶような事ではないけれど
ご家族だけでは対応が難しい。
そんな時、コールを押していただければ
職員が直接応答、状況に応じて訪問いたします。
ご希望に合わせて、コールのほか毎日定期的な訪問もいたします。

地域密着夜間対応型訪問介護サービス:地域の方によりよい在宅生活を送っていただくためのサービスです。
17:00~翌朝7:00までの間、コールを押していただければ、
看護師(または介護員)が応答いたします。

コールの内容に応じて介護員が訪問いたします。

《サービス利用の流れ》
ケアマネージャーにご相談下さい
定期訪問をご希望の場合は希望の時間、
サービス内容をお伝え下さい。

ケアマネージャーよりはるみにご連絡下さい

はるみの職員が訪問
サービス内容の確認等を行います。

ご契約

ご都合のよい日時に専門の業者が
コール機の設置を行います。

サービススタート

《定期巡回の主なサービス内容》
・オムツ交換
・体位交換
・トイレ介助
・お体の清拭
・着替えのお手伝い
・移動介助
・軽食や水分補給の介助
・その他 ご相談下さい
◎上記内容など30分未満の
 身体介護を提供させていただきます。
◎定期巡回のみのご利用の場合でも
 コール機の設置が必要となります。
◎17:00~翌朝7:00の間での
 ご利用となります。
******************

パンフレットからは、以上。

2)サービスにいたるまでの経過
在宅介護の夜間の不安をなくし、
24時間365日地域で暮らしていけることを目指し、
区独自で、
平成17年7月より、サービスを開始。

平成18年4月から介護保険事業の一つとなり、
実施されるようになる。

3)現在の利用者数
月に10人程度の利用

4)今後の課題(あくまで、小坂の考え)
4-1)サービス利用者側の視点から
①潜在的利用希望者の掘り起こし
中央区全域で、月に10人程度の利用とは、少ないと考える。
利用したいが、利用できない問題点があるはずである。
ケアマネージャーの声、介護サービス利用者の声を聞き、
そのあたりの現状を分析して行きたいと考える。

②サービス利用の家族の声
夜中に、介護サービス利用者のもとに、
訪れることになるが、
その家族にとっては、
深夜に他人に家に上がられるところに
抵抗があるようである。


4-2)サービス提供者側の視点から
①人材確保難
介護事業自体に人材難であり、
それの夜間での仕事となれば、
人材の確保は非常に厳しい。

②人材のスキルアップとそれに見合った報酬体系
これも、介護事業全体にいえるが、
スキルアップをしても、
それに見合った報酬を受け取れない
システム上の問題がある。


4-3)行政の視点から
①実施計画
中央区全域で、何人の利用を見込んで
この事業を立て、予算化して行ったのか。
『中央区高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画』を、
参考に分析をして行きたいと考える。
(予算規模に合った、サービス提供をしているかの検証も含め)

5)目指すべきゴール(あくまで、小坂の考え)
①24時間365日住み慣れた街で暮らしていける中央区を目指す。
行政の考えと同じで、24時間365日の安心を、
行政は保障する責任があると考える。
そのために、
この夜間対応型訪問介護事業は、
難しいが、難しいがゆえ、
行政の力で解決しなくてはならないと考える。

②在宅療養実現を目指す。
昨日在宅医療について書いたが、
病気で入院し、
落ち着いたら、
住み慣れた街で療養することができるように、
その環境を行政は、整えなくてはならないと考える。
それには、在宅医療、在宅看護、そして在宅介護
これらが欠かせない。
とくに夜間での対応ができるかが、鍵を握る。


夜間対応型訪問介護事業は、充実させねばならない。
この問題は、
地域の成功例、
ケアマネージャーの現場の声、
サービス利用者・サービス提供者の声を
実際聴きながら考えていく。
これからも取り上げていく予定。


本日、丁寧に事業の説明を下さった区の担当の皆様、
非常によく理解できました。ありがとうございました。
この事業の充実をさらに進めていきたく考えます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
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【お知らせ】本日8/28、皆既月食 です。

2007-08-28 11:08:22 | 教育
本日、全国的に皆既月食が見られる。

夏の思い出に、皆既月食を!!

約6年ぶりの話。
(前回全国で観察できたのは01年1月)


太陽ー地球ー月が一直線に並ぶ。

地球が月を照らす太陽光を遮り、
月は地球の影に入って暗くなる。

地球の大気で屈折した太陽光が、
わずかに月を照らし、
月は赤黒く見えるとのこと。

午後6時過ぎに一部がかけ始めた状態の月が上り、

皆既月食は、午後6時52分に始まり、午後8時22分過ぎまで。

その後、一時間は、部分月食が続く。

東南東⇒南南東にかけての空です。


*残念ながら、東京は、前線の影響で、
 雲に隠れて、または雨で、見られません。

*北海道、九州は、見られるでしょう。

詳しくは、国立天文台。
(http://www.nao.ac.jp/)
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第三の医療 在宅医療

2007-08-27 18:58:14 | 医療
外来医療、入院医療、
第三の医療が、在宅医療。

在宅医療の整備が、
求められているが、
現実は、なかなか難しい。

昨日8/26、日本医師会主催の
在宅医療研修会に参加してきた。
学んできたことを述べたい。

0)在宅医療の現状
<往診を受けた患者>
60年代中間までは、一日約15万人。
90年代5万人。
近年2.5万人。

<病院死と在宅死>
1960年 在宅死75% 病院死15%強
1977年 在宅死=病院死=約45%づつ
2004年 在宅死12% 病院死80%
在宅死の割合がかつて高かったが、
1977年に逆転して、
現在、病院死が大多数を占める。

1)医療制度改革の方向性
まず、現在進んでいる医療制度改革、
一言で言うと、
これは、「病院完結型医療」から
「地域完結型医療」への移行である。
しかし、医療分野のどこにもあてはまるが、ここでも、
制度が、先走り現場が追いついていない状況にある。
受け皿となる地域の医療体制(特に開業医レベルで)が未成熟なのである。

2)在宅医療の3つの柱(2007日本医師会指針より)
①尊厳と安心を創造する医療
②暮らしを支援する医療
③地域の中で健やかな老いを支える医療

3)具現化するための医師や医師会の心構え(2007日本医師会指針より)
①高齢者の尊厳の具体化に取り組もう
②病状に応じた適切な医療提供あるいは橋渡しをも担い利用者の安心を創造しよう
③高齢者の医療・介護のサービス提供によって生活機能の維持・改善に努めよう
④多職種連携によるケアマネジメントに参加しよう
⑤住まい・居宅(多様な施設)と連携しよう
⑥壮年期・高齢期にわたっての健康管理・予防に係っていこう
⑦高齢者が安心して暮らす地域創り、地域ケア体制整備に努めよう

4)入院した患者が在宅医療に帰れるには
①本人の症状
②本人の意欲
③家族の協力
④在宅支援体制
⑤病院のマネジメント⇒入院時から、退院後の健康と生活の安定のために、患者・家族に対して退院後に予想される問題を提供し、十分な援助計画を作成する。そして、実際の退院時には、関係者(主治医、看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士・作業療法士、ソーシャルワーカー、及び在宅医療を担当する開業医・訪問看護師・ケアマネージャー)による退院カンファレンスをもち、在宅医療担当者に引き継いでいく。
 ポイントは、二つ。一つは、入院時から退院後の生活をイメージした援助計画を立てることと、もう一つは、急性期病院から在宅医療への切れ目のない引継ぎ。


5)在宅医療を支える在宅支援体制とは(医療経済機構資料より)
①十分な量の介護サービス
②24時間体制に近い体制
③短期入所の活用
④在宅医療・医療機関との連携
⑤食生活の管理
⑥福祉用具の活用
⑦住居の改善

6)在宅医療の特殊性
医療を、家庭や地域という生活の場で、提供すること。
在宅医療は、患者さんの希望する生活を継続・実現するための後方支援医療である。ノーマライゼーションに寄与・貢献する。あくまで医療は生活の一部を支えるもの。(畑野栄治先生による)


(2007-08-27 18:58:14書きかけ、長くなりそう、一時中断)





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豊洲土壌汚染の専門家会議 傍聴してきました!!

2007-08-26 07:59:20 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
とうとう傍聴できました!!
私は、くじ運は、強くないと思っている。
でも、昨日は違った。

傍聴希望者85名。
傍聴者40名。音声室13名。という結果。
確率約1/2のくじで、傍聴を勝ち取った。

さて、実際の会議。
本日、新聞各紙に載っていると思う。

概算であるが、
記者約40名。
傍聴者40名。
市場関係者約40名。
都関係者約40名。
その他行政関係者約40名。
そして、専門家会議委員4名と
都の事務局12名。
これらが、総勢200~250名が、
中央区役所の大会議室の半分ぐらいの大きさの部屋に
入っていただろうか。


1)再調査のデータについて
残念だったが、今回は、
現在実施中(日程8/2~9月上旬まで)の再調査の
データは、一切出なかった。
専門家会議委員でさえ、知らされていないとのこと。

2)第三回の会議の内容について
結局、第一回、第二回会議を踏まえ、
今後、どのような土壌汚染に対する調査をしたらよいかを
確認する会議となった。

調査内容として、
①地下水をよく調べる
②特にベンゼン、ベンゾピリンなど芳香族炭化水素(PAH)を調べる
③油汚染を調べる
あたりが、特に強調されていた。

3)強アルカリの地下水の原因について
強アルカリ地下水の原因は、“シロ”で、海水と土木工事のセメント系または石灰系固化剤に含まれる炭酸カルシウムによるものということ。

4)一般傍聴者の質問について
一般傍聴者からの質問時間は、30分。
貴重な30分である。

私は、“一都民として”一番本日の会議で、
調査が甘いと感じた点を指摘させていただいた。

それは、豊洲の土壌汚染の調査は、
市場建設現場のみしか行っていないということ。
東京ガスの敷地があったが、
今は更地で、今は道路がないが、
道路ができるであろう部分の土壌調査を、していないのである!!!
特に、「6街区」(水産仲卸売場)と「7街区」(水産卸売場)の
間に道路が走るが、その部分は、
道路のできる図を描いて、
調査対象外のように見せかけているのである。
土壌は、つながっている。
その部分に汚染物質があったら、どうするのだ。
市場建設現場にしみこんでいくし、
道路を建設する時に、飛散するはずである。

平田座長は、
道路周辺の調査結果をみて、
その異常が高ければ、道路も調査すると
約束してくださったので、それを信じたい。

5)今後の専門家会議のあり方について(小坂の考え)
①一般傍聴者の質問30分は短すぎる。2時間ほどほしい。
②パブリックコメントをどこかの地点で受け付けるべきである。

以上、
簡単な豊洲土壌汚染専門家会議のレポート。

築地市場の仲卸の方々の、
食の安全を守りたい、築地のブランドを守りたい
その思いが、一般傍聴者の質問や記者会見から
伝わる部分もあった。

私は、専門家会議の委員の先生方を信じたい。
科学者として、科学的な目で、
土壌汚染の真実を究明下さることを。

特に座長の平田健正氏は、
和歌山大学システム工学部教授で学部長でいらっしゃる。
和歌山弁が入ったご説明には、
和歌山県出身の私にとって、親しみやすさを感じた。
そして科学者としての真摯な態度を私は感じた。


次回第4回会合は10/6(土)。


今後、小坂がすべきこと。

*豊洲土壌汚染の場に、生鮮物の市場を作ることに対し、医学界からも警鐘をならしていただくこと。その他にも、多くの学界がある。どうか土壌汚染を各学界から、警鐘を鳴らしていただきたいと考える。

*土壌汚染再調査が科学的になされているかを検証していくこと

*土壌汚染に関する法律の不備を国会レベルで訂正していくこと

*築地現在地での再整備が可能であることを証明すること

*食の安全が守らなくてはならないという世論を都知事にとどけること

*世界が築地に注目するイベントをどんどん開催していくこと

多くの課題がある。。。
でも、築地は絶対守れるはず。

科学的に間違っていることを、押し通すのは、政治ではない。
科学的に間違っていることから、守ることこそが、政治である。

皆様、お力を貸してください。




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本日、豊洲土壌汚染の専門家会議 さあ、いってきます。

2007-08-25 12:43:18 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
本日、第3回の豊洲土壌汚染の専門家会議が都庁で、
開催されます。

第2回の専門家会議で示された土壌汚染の
再調査の結果を踏まえた本日の会議。

私が考えるに、
本日のポイントは、

1)再調査結果で判明したベンゼン、シアン化合物、ヒ素、(水銀、鉛、六価クロム)による土壌汚染状況の把握
 (地下水調査、土壌ガス調査、オールコア(棒状試料)の分析結果 含めて)

2)特に、A.P.2mより下の汚染(ベンゼン等)が残っていることに対する対策
 地下水が上昇することや、毛細管現象で、汚染物質が、今は深いところでも、地表近くまで上昇してくる可能性がある。地表近くまで、上ってきたベンゼンは、揮発化し、地表で作業をする人に、悪影響を及ぼすことになる。
 ①深い部分の汚染はどうなっているのか?
 ②地下水管理はきちんとできるのか?(雨水の浸透防止 含む)
 ③土壌中の酸素などを使いベンゼンを分解することは、果たして可能なのか?(ベンゼンの浄化法)

3)液状化現象の対策
 地震による液状化対策の工法は?

4)現在、排水で認められる強アルカリ(pH10~11)かつ電気伝導率の高いことの原因究明

5)再調査そのものの公開性、正当性・妥当性(科学的証明がなされているか)

あたりでしょうか。

そして、土壌汚染の状況がひどい、
もしくは、調査の足りない点があった場合、
再々調査実施を要求していかなくてはならないと考えます。

今回、傍聴席がなくても、別室で会議の音声が聞けるとのこと。
さあ、期待して行ってきます。

ご報告また、致します。
 
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【日記】汗・・・

2007-08-24 17:09:11 | 医療
本日8/24、急にフジテレビさんからの依頼で、
『めざましどようび』の取材が入った。

前回に引き続き、
テーマは『熱中症』

前回は、炎天下で、問題を解き、
暑さによりどれだけ、思考能力が落ちるかの実験。

今回は、体育館の中で、運動。
運動負荷に伴い発汗量がどう変わるかの実験。
実験を受ける人の体調管理と、
実験データへのコメントするという役であった。


発汗量は、『skinos』と言う器械であり、
感知器を皮膚に当てると、
発汗量が分かると言う優れもの。

高齢2名、若者2名、小学生1名の実験協力者。

運動負荷は、ラジオ体操1と2。
水分補給しながら、体操をし、発汗量の測定。
体操と測定を5セット繰り返した。

この実験で証明したい仮説は、
「高齢者は、若者より、運動負荷をかけた後の、
発汗量が、少なくなる。」というもの。

運動前と運動後で発汗量は、各自上昇。
ただ、なかなか、若者と高齢者での、
発汗量の比較には至らず、
各個人間のデータのばらつきは、
大きいような気がした。

ただ、見ようによって、
若者の典型的なパターンと、
高齢者の典型的なパターンは出たような気はする。

まじめに医学会に発表する実験をするのであれば、
参加人数を増やしたり、
器械による誤差、測定者による誤差などが、
極力減るような努力が必要であるが、
今回、それなりの結果がでたかも。

今日実験、明日放送。

テレビ局も、ぎりぎりでやっているんだなあ~。
これで、実験うまく行かなかったら、
どういう番組作りにするのだろうと、
他人事ながら心配に。
番組作りの舞台裏ものぞいてみると面白い。

一番汗をかいていたのは、
実験結果のコメントを求めれられ、
どぎまぎ、答えていた私かも。。。。

実験協力者のみなさん、スタッフのみなさん、
お疲れ様でした。


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特別支援教育の充実に向けて

2007-08-23 17:25:32 | 教育
私は、すべての子ども達の心と体が健やかに育つことを目指し、
小児科医、中央区議をしている。

『特別支援教育の充実』は、マニフェストにも書いているが、
私のテーマである。

本日8/23、教育委員会の担当部門の方に
お時間をつくっていただき、説明を受けてきた。
その内容を、踏まえつつ、
中央区の特別支援教育のあり方を考えたい。



まず、学校教育基本法等の一部を改正する法律
(平成18年6月公布、平成19年4月施行)で、
名称の変更がなされているので、確認までに載せる。
(変更前)⇒(変更後)
特殊教育⇒特別支援教育
盲・ろう・養護学校⇒特別支援学校
特殊学級⇒特別支援学級


特別支援教育の対象となる児は、
これまでの心身障害学級の児(盲・ろう・肢体不自由・知的障害)とともに、学習障害(LD)、注意欠陥/多動性障害(AD/HD)、高機能自閉症、発達障害などの特別な支援を必要とする児も含まれる。


本年度平成19年度4月から、中央区も特別支援教育をスタートさせた。
平成18年5月から、医師、学識経験者、都立養護学校長、区立学校長、関係部長などで構成された「中央区特別支援教育検討委員会」が設置され、その中で検討をなされてきた報告に基づきスタートに至った。


特別支援教育で大切なことは、
私が思うに、
その児が、
①人間関係豊かな子ども時代を過ごし、
②個性が生かされ、
③社会に自立(就労も含め)できるようになることである。
一貫性のある指導・教育・支援を、
各関連機関が連携しながら行わねばならない。


小学校・中学校では、
特別支援学級で学ぶか、
通常学級で学ぶことになる。


現在、中央区には、
通常学級に在籍する園児・児童・生徒のうち、
特別な教育的支援が必要と思われる児の割合は、
平均して在籍者数の1.9%である。

平成18年9月1日現在
幼稚園 在籍者数1082人中27人 2.5%
小学校     4479人中90人 2.0%
中学校     1149人中9人  0.8%
合計      6710人中126人 1.9%
(中央区における特別支援教育のあり方について 報告書 平成19年1月)

*この統計は、担任や養護教諭の判断によるもので、
医師らの診断を経たものではない。

*総数はわかっても、どのような内容で、
特別な支援が必要なのかの、
資料はない。

なお、全国平均は約6.3%
(平成14年 文部科学省 実施
「通常の学級に在籍する特別な教育的支援が必要と思われる児童・生徒の全国実態調査」より)

東京都平均は、約4.4%
(平成15年 東京都 実施
「通常の学級に在籍する特別な教育的支援が必要と思われる児童・生徒の実態調査」より)

全国や東京都の結果から見て、中央区平均1.9%は低い。
3%と仮定するなら
幼稚園児  約30名
小学校児童 約135名
中学校生徒 約35名
合計    約200名
通常学級に在籍している可能性があると、
報告書は述べている。

通常学級とのからみで、
“約200名への対応!!”が必要なのであり、
特別支援教育の重要性がご理解いただけると思う。


特別支援の必要な子が、
通常学級で学んでいけるようになることをはじめ、
特別支援教育のシステムがうまく働くには、どうあるべきか。

教育委員会の説明を理解し、
私が考えるには、

①教員の資質の向上、研修会の充実
②教育相談員(スクールカウンセラーの小学校での呼び名)/
スクールカウンセラーの介入
③教育補助員のサポート
④児童、PTA、地域など周囲の理解/ 理解啓発の促進
⑤教育センター、福祉センター、医療機関、子ども家庭支援センター、教育委員会などの連携
⑥学校が一丸となってとりくむ(特別支援教育コーディネーター、学校委員会)
⑦個別指導計画・個別の教育支援計画が、対象児ひとりひとりにきちんと作成される
⑧特別支援学校との連携
中央区の場合、江東養護学校(知的障害)と墨東養護学校(肢体不自由)
⑨副籍制度の導入検討
⑩あたらしく九月にオープンになる子ども家庭支援センター“きらら中央”の相談機能の充実や、関連機関の間に立っての調整機能の充実
⑪特別支援教育専門員(教育委員会、非常勤、一名配置)や特別支援教育アドバイザーのサポート
⑫就学相談・就学時健診の充実
⑬教育相談の充実
⑭幼稚園・保育園児からの支援の開始
⑮乳幼児健診などからの早期発見、早期の支援

などなど
これらが、うまく機能することであろう。

(羅列して書いた、順不同)

これらシステムは、中央区も備えて、
特別支援教育はスタートさせている。
ただ、システムがあっても、
人がそれで動くには、難題がいくつもあるのである。
そのシステムの裏にある、
難題、課題は、今後明らかにし、
その解決を考えて行きたいと思う。

そして、
システムとしての機能の充実が、
うまくいったとしても、
一人ひとりの個々のケースがうまくいっているかは、
これまた別問題である。

システムの充実を計るとともに、
個々のケースの問題点の解決も、
その子にあった解決法を探して行きたいと思う。

実際、小児科でかかる患者さんに、
時々相談を受けているので、
その相談になんとか答えて行きたいと考える。
小児科医として、区議として。


謝辞:
丁寧にご説明下さった、教育委員会の担当の方には、
非常に感謝しています。ありがとうございました。
特別支援教育の充実に向け、ともにがんばって行きたいと
考えています。
今後、各学校、福祉センター、教育センター、子ども家庭支援センター
など、現場に足を運びたいと考えています。
その節は、どうかご指導の程、
お願い申し上げます。









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主体的に生きることと、マキアヴェリ『君主論』

2007-08-23 12:03:35 | シチズンシップ教育
かつて、何年も前の朝日新聞のコラムで読んだことで、
頭に残っていることがある。

「夏休みの課題本として、小泉首相さん、
マキアヴェリ『君主論』を読んでみてはいかがですか?」と
コラムでは、そんなことを書いていた。
それ以来、マキアヴェリ『君主論』は、私のテーマ本である。
一度、読んだけど、なんか具体例が多くでるのだけど、
その具体例のイメージがなかなかつかめないため、
内容自体が頭に入りにくかった。

今、岩波新書『社会認識の歩み』内田義彦著を読んでいて、
マキアヴェリ『君主論』の
主題の一つをうまくまとめていた箇所にであったため、
それも踏まえながら、書きたい。



マキアヴェリは、いっている。
人は、運命に縛られ、支配されている。
どうあがいても、運命の定めから抜け出せ得ないと。
うまく生きていけるかは、たまたま運命が幸運であったから。
運命は、人間に絶えず襲い掛かってくる存在なのである。


しかし、自身の努力で、運命を切り開くことが、
出来る部分もある。

人生の、
運命に定められている部分が、半分。
運命を切り開くことができる部分が、半分の割合。


運命を切り開くことは、
それは、ひとつひとつの行動において、
「賭け」をしているということ。
ダンテが言っているという。
人間の最低の条件は、
「自分の責任において自分の行動をきめること」。
=「自分を賭ける」という行動。


「賭け」をしている行動こそ、「主体的に生きている」部分。

賭けに勝つかどうかは、
競馬でも、株式投資でも、情報を分析する。
行動を決めると言う自分を賭ける場合にも、
事実の客観的な認識が必要である。
歴史から学ぶ部分も多い。
事実を客観的に認識し、それから、
賭ける先を決めて生きていくのである。


マキアヴェリは、自分を賭けたら、
果敢に行動しろといっている。

人間いかに生きて行くべきか考えている間に、
人の生きている実態を見落としてしまってはならないと。
人間いかに生きるべきかを常に考えていなければならないが、
そのために、現実を無視すると言った形で考えてはダメ。


マキアヴェリ曰く、「私は、用意周到であるよりはむしろ果断に進むほうがよいと考えている。....(運命を)征服しようとすれば、うちのめしたり、つきとばしたりすることが必要である。運命は、冷静な行き方をする者より、こんな人たちに従順になるようである。」



主体的に生きると考えると、
わかりにくいけど、
「自分に賭ける」生き方とは、なんか判る気がする。

そして、人生の半分は運命に支配され、
主体的に生きないと、
すべて運命に支配されるかもしれないが、
半分ぐらいは、
果敢に行動することで、
切りひらくことができるかも知れないのである。


マキアヴェリに勇気付けられる!!気がしたのは、
私だけでしょうか?
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世論は、7割 築地市場移転に反対です。

2007-08-22 16:45:39 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
8/10 毎日新聞で、世論調査が報道された。

3期目を迎えた石原慎太郎知事の都政について、
都民を対象にした世論調査。

***記事抜粋***
移転先の豊洲地区(江東区)から土壌汚染が見つかり、「食の安全」面から議論になっている築地市場(中央区)の移転は「反対」が約7割に達し、都民の理解が得られていない実態が浮かんだ。

(中略)

■築地市場移転
 築地市場の豊洲地区への移転については、「やめるべきだ」が68%に上った。反対は女性で75%、男性で61%を占めた。特に20~40代の若い年代層で反対が賛成を40ポイント以上上回っており、食の安全に対する厳しい意識が伺えた。

***抜粋終わり***

 私は、いまだかつて、築地市場移転に賛成の市民に会ったことがありません。あうひとあうひと、みんな反対なのです。
 築地市場の一つの大きな問題として、「食の安全の問題」以外に、「みんなが、築地市場移転反対なのに、移転の話が進んでいるという問題」があると考えます。

 ちなみに、以前ブログで書きましたように(2007-08-20 17:52:46)、今、東京都は豊洲土壌汚染の再調査を実施しています。本日8/22、その場所を我々区議による見学を可能にするよう、中央区議会局調査係⇒中央区企画部企画課と相談をしてみました。現場は見るべきです。何事も現場に解答があります。
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