4回目の接種券の発行がわかりにくいため、新聞のまとめ部分を掲載します。
当院は、5-11歳接種に時間を割きたく、12歳以上に対応できていないところではありますが、少しでも、12歳以上の基礎疾患のあるかたの4回目の時間が作れますように検討して参ります。
********朝日新聞2022.04.29*******
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15280584.html
4回目の接種券の発行がわかりにくいため、新聞のまとめ部分を掲載します。
当院は、5-11歳接種に時間を割きたく、12歳以上に対応できていないところではありますが、少しでも、12歳以上の基礎疾患のあるかたの4回目の時間が作れますように検討して参ります。
********朝日新聞2022.04.29*******
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15280584.html
厚労省より『新型コロナウイルス感染症 診療の手引き』別冊 罹患後症状のマネジメント 第1刷2022年4月28日が出されたとのこと。
後遺症治療について、参考にさせていただきます。
➝ https://www.mhlw.go.jp/content/000935241.pdf
さあ、ゴールデン・ウイーク突入!
小坂クリニック開業来のご恒例ですが、GW期間中、休まず、急病対応(9時-13時)いたします。
なお、同期間中は、限られたスタッフで診療を行う都合上、原則、子どもを中心に診させていただきます。当院でコロナを診断いたしました大人の経過観察は、引き続きさせていただきます。
今回のGWは、今までの中で、一番、危機感を抱いております。
子ども達の中で、コロナが流行っている状況です。
風邪や発熱でご来院される場合は、隔離でご対応させていただきたいので、ご来院の前に当院へのお電話(小坂クリニック03-5547-1191)を必ずお願い致します。
子ども達に元気なこどもの日を!
文責:
小坂こども元気クリニック・病児保育室
小坂和輝
電話:03-5547-1191
メール:kosakakazuki@gmail.com
ある読書会で、課題になった本。
その本を読んで語っている参加者の笑顔は、とってもすてきでした。
子育ては、後悔の連続です。
正解はありません。
ひとつ正解を述べるなら、子どもに耳をすまして目をこらして、待つことです。
たのくるしい子育ての座右の書
『耳をすまして目をこらす』 宮里暁美 著 赤ちゃんとママ社2021年2月16日 初版第1刷
こんにちは、小坂クリニックです。
月島では、つつじの花が美しく咲き始めました。
4月もいつのまにか、後半に。
もうすぐ、楽しみなゴールデンウイークです。
新しい学校、新しい学年、新しい教室に、皆様、なれましたでしょうか。
まだまだ、新型コロナウイルス感染症は続いているようです。
感染を制御しつつ、学びと遊びの継続を致して参りましょう。
さて、この度は、一部報道でもなされておりますように、私自身が、無料PCRセンターで実施した検査(4/5午後)で、「陽性」疑い(4/6午後通知受診)となりました。
中央区保健所のほうから、「無症状病原体保有者」の診断の報告を受け、就業制限の期間(4/5-4/12)に診療を継続したことで、厳重注意を受けました。
皆様に、ご不安、ご心配をおかけいたしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
現在、同期間に診療をした全員にご連絡を差し上げたところです。一部、電話番号が古かったり、お留守でつながらなかったかたもおられます。
診察による濃厚接触はなかったとは認識致しますが、全員に、コロナ様の症状を出現されるなどの体調の変化のなかったことを確認し終えています。
4/5-4/12の間で、ご診察をさせていただいたかたで、連絡がまだであったり、ご不安な点がございましたり、ご質問がございましたら、クリニックの方へご連絡をお願いします。
私自身は、4/5以降、現在に至るまで、体調の変化なく、症状なく経過しております。抗原検査にて、陰性確認を適宜行っております。
この度は、誠に申し訳ございませんでした。
安全・安心の医療を提供していけますよう、なお一層努力して参る所存です。
経緯の詳細は、こちらをご覧ください。
➝ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/9f4253584852554b36161c1e96e956bc
4月24日(日)9:00-13:00で、急病対応致します。
小坂こども元気クリニック・病児保育室
理事長/院長 小坂和輝
電話:03-5547-1191
Q:5−11歳の子どもたちにもワクチン接種は、やったほうがいいですか?
A:
3月から5−11歳の子どもたちにもワクチン接種が開始されました。
現在オミクロン株の広がりとともに少しずつ子どもたちの間にも流行してきています。
感染する子どもたちが増えることで、クループ症候群、肺炎、けいれん、嘔吐・脱水などの中等症や重症例の数も増えてきています。
接種の考え方は、まずは、周囲の大人が接種をすること、基礎疾患のある子は接種をすることを日本小児科学会が提言しています。
メリットとしては、感染予防とかかったときに症状を軽くする効果があります。
デメリットは、副反応がありますが、概して、12歳以上のワクチンより頻度は少ないと言われています。
主なものは接種部位の痛み・腫れ、疲労、発熱など。ごくまれに心筋炎・心膜炎の報告がありますが、全例回復しています。
接種にあたっては、ぜひ、メリットとデメリットをよく考え、親子で相談をしてのぞんでください。
ご不明な点は、かかりつけの小児科にもご相談を。
厚労省資料:https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00040.html
第78回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第1回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催) 資料
(2022.6.15までの経緯を踏まえ、書き直しています。)
区民の皆様、クリニックに通院いただいている皆様、日頃よりお世話になっている皆様に、ご心配、ご迷惑をおかけしておりますこと、改めてお詫び申し上げます。
本来は、すべての方に直接ご説明すべきところではございますが、私の言葉で経緯等をご説明すべきと考え、こちらに掲載することと致しました。
本年4月5日、東京都の事業である「PCR等検査無料化事業」の視察目的で、自ら無料PCRセンターで検査を実施したところ、翌日に「陽性(疑い)」の結果通知を受けました。検査を受ける前後の私の体調は良好で、発熱・咳などの症状もなく健康でした。抗原検査キットを用いて自ら検査をしたところ、陰性でした。この結果をみて、PCR検査結果の偽陽性(※1)を疑いましたが、そうでなかったとしても、過去の不顕性感染(※2)が反映されたものであり、私からほかの人に感染する可能性は極めて低いと判断し、診療を継続いたしました。
まん延防止等重点期間は3月21日に終了していたものの、4月上旬はまだまだ、小児を含め新型コロナウイルスを疑っての受診希望者が多数ご来院されており、また、3月から開始された5-11歳の子どもの新型コロナワクチン接種の1回目接種からちょうど3週間で実施することとなる2回目接種のご予約も多数入っていました。
「エッセンシャル・ワーカー」の一人として、これらコロナ診療の第一線からは離脱するわけにはいかないとの思いがあり、自身の体調の変化に十分に注意を払いつつ診療を継続いたした次第です。以後、私は、コロナの症状を呈することなく健康な状態で現在に至っております。
保健所からの指導にも従い、その期間に診療をしたすべての患者様には、「感染の可能性がゼロではない状況で診療をしたこと」のご説明と謝罪及び体調の確認のお電話を入れさせていただいております。ご連絡の取れました全患者様にコロナの症状が生じた方はおられませんでした。
なお、私は、上記経緯の中で感染症法に基づく就業制限義務(同法第18条)を負っておらず、就業制限義務違反は決して致しておりません。区議会だよりに掲載された私に関する記事では、この点等、事実関係に誤りが含まれております。事前に訂正を求めたのですが、受け入れられませんでした。
しかし、抗原検査という客観的な検査は用いつつではありましたが、自身の症状を自身で判断したことにつきましては、第三者の判断も用いるべきであったと大いに反省を致します。
小児科医としてリスクと医療貢献を比較衡量し、診療継続でなすことができる医療貢献のほうが大きいと判断し、診療を継続致しました。当院を頼られて来られる患者様を路頭に迷わせたくはありませんでしたし、その患者様のご対応をすることこそが、新型コロナウイルスの発生の予防及びまん延の防止に資すると考えていました。小児科医としての信念からの行動であり、ご批判があれば謙虚に学んでいきたいと考えております。
※1 偽陽性とは、「真の陰性」の検査結果が「間違って陽性」と判定されることです。偽陽性の場合には、「真の陰性」なので、ほかの人に感染させることはありません。
※2 過去の不顕性感染とは、コロナ感染を受けたにも関わらず、感染症状を発症しないまま治癒にいたったことをいいます。過去の不顕性感染の場合、すでにコロナ感染の治癒した状態なので、ほかの人に感染させる可能性は極めて低いと考えられます。ただし、いつ感染したのか、いつ治癒したのかは、実際はわかりません。不顕性感染の人が保菌者(キャリア)となって、病原体を排泄し感染源となる可能性には疫学上注意が必要です。抗体検査で感染の時期を調べたり、抗原検査を用いて感染性を確かめることもあります。そのため、今回は自ら抗原検査を行い、感染性を確かめました。
参考資料:陰性確認を行った際に実際に用いた抗原検査キット
医療廃棄物処理容器内で一部分けて保存していたものを取り出し4月25日に撮影したもの。
本日4/20、朝日新聞さん「折々のことば」が、学び方のこつを教えて下さっています。
PCR検査(+)が持続するのは、感染リスクのない状態でも、検出感度が高く、検出をしてしまうためです。
PCR検査(+)が、現在の感染の状態をさすのではなく、過去の感染の状態を示す場合があります。
保健所にもご相談をさせていただきましたが、今回は、過去の感染歴をしめしていると判断されました。
非常に特殊な事例です。
検査結果の解釈が非常に難しい事例があることをお示しするために、ご紹介させていただきました。
下の図では、鼻咽頭からのPCR検査では、6週間たっても、陽性が出続ける可能性を示唆しています。
私のPCR検査(+)も、いつまで続くか追ってみます。