委員長、副委員長は、
日本のNPOにおける第一人者であり、かつ、
地域活動を実際に取り組まれている方などが、
委員となられた委員会であり、
話される内容は、
本当に勉強になりました。
委員会を傍聴しながら、
私が考えたことを述べます。
断っておきますが、ここに書きますのは、
会議の内容ではなく、
あくまで、私見です!!
①プラットフォームの可能性
様々なNPOが参加し、情報交換をする場を設ける。
それをプラットフォームという。
それは、様々な可能性に満ちている。
例えば、政策提言の場となりうる。
現行の「選挙選出の中央区議会議員による中央区議会」のように、
「NPO代表者による中央区議会」と題して、
区の抱える課題を話し合ってもおもしろいかもしれない。
そして、その課題が見えてくれば、
今度は、その解決に向けて、
参加者自らのNPOが
それぞれの持ち味を生かして動き、
解決していくのである。
場所もなんなら、議論の場は、
中央区議会議場を多目的使用の一環として
使っていただいてもよいかもしれない。
②顔を合わすことの大切さ
行政とNPOとの協働は、
信頼関係から始まる。
さて、その信頼関係は、何から生まれるか。
“顔を合わすことから生まれる”
ということは、
プラットフォームを作るべき場所は、
自ずと決まってくる。
是非、中央区役所内に、
NPOのプラットフォームを作って
いただきたいと個人的には考える。
③「子育て支援債」ならぬ、「NPO活動応援債」の発行
金融商品としての公債、かつその使用目的の明確化にて、
「子育て支援債」は、無事完売された。
同様に、「NPO活動応援債」を発行してもよいのでは。
利率は、ほとんど0%。
将来、原資だけは保証される。
えられる満足は、priceless!
NPOが解決していった課題が、
出資者に満足を与えるのである。
私は、中央区には、このような条件でも、
十分応えてくださる“思い”を持った人が多いと
感じている。
④中央区の強みを生かしたNPOとの協働
1)中央区は、歌舞伎、映画、文学、様々な文化が
いたるところにある。
2)また、中央区は、全国展開のNPOの本部が
おかれている。
文化関連の協働で、他地域ではできない、
ユニークな取組みができるであろう。
また、全国展開のNPOが、
プラットフォームで、連携をすれば、
日本全体の社会の課題を解決する力を、
ここ中央区から、発信できるであろう。
⑤中央区の課題“住民間のつながりの希薄化”を解決するためのNPOとの協働
マンションが建ち、そこにいきなり街が生まれる。
古くからある町会・自治会とのつながりは、
希薄な住民が増えてしまう。
そのあたりをうまく仲介するかたちで、
NPOが存在することが、できるのではないか。
行政が住民同士を結び付けるより、
うまく結びつけるきっかけを提供できるであろう。
以上、私がひとりで考えたことではなく、
委員会で話された内容が、
さらに私の頭の中で、
ぐるぐる回って出てきた考えであります。
いずれにしろ、
これからも、
この協働推進会議は続いていきます。
夏には、一つの提言が出される予定です。
是非、注目していきましょう。
どんなのがでるか、とっても楽しみです。
NPOとはなにか、その課題などを
考えている人にとって、
この協働推進会議は、
本当に勉強になる会であると思います。
傍聴して損はありません。
次回、ご一緒にいかがですか?
*傍聴ほど疲れ、かつ、
フラストレーションのたまることはない。
特にこのように盛り上がっている会議を聴く時は特に。
自分も議論の輪の中に、入りたいのに、
この我慢しなくてはならない辛さといったら。。。。