「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

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世界一わかりやすく書かれた哲学の本。この本が、日本の民主主義を守る力も持っているとも感じます。

2024-05-04 11:25:05 | 書評

 世界一わかりやすく書かれた哲学の本。

 大学入学あたりで、出会いたかった。
 何歳から読んでも遅くない。

 この本が、日本の民主主義を守る力も持っているとも感じます。
 筆者も、考えることの究極の目的に、「幸せ」を置いています。その「幸せ」は、民主主義によって達成されるものと解します。

 考えるを考える。その先にある民主主義。



 この本、まさに、以下の調子で書かれています。




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12 コメント

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マルテンサイト千年 (グローバルサムライ)
2024-05-06 14:46:27
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタインの理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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ハイブリッド思考 (マルチスケール)
2024-07-20 19:46:49
「材料物理数学再武装」なつかしいな。番外編の経済学の国富論における、価格決定メカニズムの話面白かった。学校卒業して以来ようやく微積分のありがたさに気づくことができたのはこのあたりの情報収集によるものだ。ようはトレードオフ関係にある比例と反比例の曲線を関数接合論で繋げて、微分してゼロなところが全体最適だとする話だった。
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奇跡の女神か (円安来りてものづくり)
2024-07-30 12:24:01
トランプ元大統領の暗殺が未遂に終わったが打ち出された銃の弾丸の弾道解析から耳たぶだけに損傷を与えるという角度はものすごく狭くもしもあれがやらせであったとしたならば神の得ざる手によってコントロールされていたとしか考えられないといくつかの米国メディアは伝えている。
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AIのチャンピオンの教科書では? (エンボスパンチ関係)
2024-07-31 18:10:55
「材料物理数学再武装」といえばプロテリアル(旧日立金属)製高性能冷間ダイス鋼SLD-MAGICの発明者の方の大学の講義資料の名称だと思われます。同氏はマテリアルズ・インフォマティクスにも造詣が深く、AIテクノロジーに対する数学的な基礎を学ぶ上で貴重な情報だと思います。番外編の経済学のアダムスミス国富論(神の見えざる手)における、価格決定メカニズムの話面白かった。学校卒業して以来ようやく微積分のありがたさに気づくことができたのはこのあたりの情報収集によるものだ。ようはトレードオフ関係にある比例と反比例の曲線を関数接合論で繋げて、微分してゼロなところが全体最適だとする話だった。

まあ簡単に言うと
 1+1=2  だけではなく
 1+1=3  という世界を
数理的に表現しようとしたもののように受け止められる。
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最高峰玉鋼 (鉄の道京都人)
2024-07-31 20:22:53
私の場合「材料物理数学再武装」を読んだのが非正規分布系の確率密度関数に興味を持ったな。品質工学かんけいの怪しげなサイトで「ドミノ理論」なる政治的なにおいのぷんぷんする内容が語られていたころだった。破壊力学的な確率密度関数がそれにあたるが、ワイブル関数も一つの近似形態だという認識だったのは感動した。
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明鏡止水 (特殊鋼流通関係)
2024-08-01 12:31:41
海外で材料力学の良好なテキストとして割と有名な、Journal of alloys and compoundsでStudy of Japanese sword from a viewpont of steel strengthというのがプロテリアル(旧日立金属)安来工場冶金研究所の方などの執筆で2013年に出ていますがこういうことも現在の日本のインバウンド観光の礎を築いたのかもしれませんね。
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鋼の強靭性 (グリーンデジタル鉄の道)
2024-08-20 09:45:42
日本刀の材料力学的な評価ですね。なるほS.P.ティモシェンコの引用をもとにした、断面二次モーメントの基本的な計算をわかりやすくおこなっていますね。
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出雲やくものこころ (工具鋼技術者)
2024-08-23 14:37:40
SLD-MAGICかあ。ハイテン成形金型でマルテンサイトがマルテンサイトを切るやつですね。
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科学と宗教のダイナミズム (グローバル文明論)
2024-08-27 04:21:13
一神教はユダヤ教をその祖とし、キリスト教、イスラム教が汎民族性によってその勢力を拡大させたが、その一神教の純粋性をもっとも保持し続けたのは後にできたイスラム教であった。今の科学技術文明の母体となったキリスト教は多神教的要素を取り入れ例えばルネサンスなどにより古代地中海世界の哲学なども触媒となり宗教から科学が独立するまでになった。一方でキリスト教圏内でも科学と宗教をむしろ融合しようとする働きにより、帝国主義がうまれた。宗教から正当化された植民地戦争は科学技術の壮大な実験場となり、この好循環により科学と宗教を融合させようというのである。その影響により非キリスト教圏で起きたのが日本の明治維新という現象である。この日本全土を均質化した市場原理社会する近代資本主義のスタートとされる明治維新は欧米などの一神教国が始めた帝国主義的な植民地拡張競争に危機感を覚えたサムライたちが自らの階級を破壊するといった、かなり独創的な革命でフランス革命、ピューリタン革命、ロシア革命、アメリカ独立戦争にはないユニークさというものが”革命”ではなく”維新”と呼んできたのは間違いない。しかしその中身は「革命」いや「大革命」とでもよべるべきものではないだろうか。
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美術刀剣 (小林秀雄リスペクト)
2024-09-11 09:29:13
それにしても古事記はすごいよな。ドイツの哲学者ニーチェが「神は死んだ」といったそれよりも千年も前にイザナミ神についてそうかいてある。この神おかげでたくさんの神々を生まれたので日本神話は多神教になったともいえる。八百万の神々が出雲に集まるのは、イザナミの死を弔うためという話も聞いたことがある。そしてそこから古事記の本格的な多神教の神話の世界が広がってゆくのである。
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