親元離れて学ぶ中学生たち、行く子も、留まる子も、心のケアがしっかりとなされますように。
*****朝日新聞2024.1.18*********
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15841004.html
なかなか、科学的には説明がつかないけれど、ストンと心の中で、落ちた文章に出会いました。
本日1/11の毎日新聞に書かれていた論説、詩人伊藤比呂美氏『コロナ下の学生たちよ』における文章。
<人間の無意識が地下水脈のように(時間的にも空間的にも)すべてつながっている>
これからも書物を通じ、詩とは限らないと思いますが、地下水脈からおいしい水をくみ上げ、味わいたいと思います。
引用:
学生に質問されたことがあります。
「なぜ昔の人や遠くの人が書いた詩でもいいと感じるんでしょう?」。
私は答えました。
「詩とは、自分のずっと底にある無意識をくみ上げるもの。人間の無意識はもしかしたら地下水脈のようにすべてつながっているのかも。私のくみ出した小さなひしゃくの無意識は、何百、何千年前に生きた人、地球の裏側に暮らす人がくみ出したひしゃくの無意識とつながっているのかも」と。
引用終わり:
*************毎日新聞2023.1.11 オピニオン 抜粋*******
怒りを制御する技術。
*****朝日新聞2022.10.12******
貴重な体験談です。
➨ https://digital.asahi.com/articles/ASQB72VCXQB6PTIL009.html
******重要な箇所、一部抜粋*****
精神疾患とは何か。
患者に聞かれたら「大きなストレスが慢性的にかかりつづける、うまれつきのなりやすさ、育った環境などの要因があって、脳の神経が傷ついて、脳の働きがうまくいかなくなっている状態」と伝えている。
傷のつき方によって、休むだけで回復する場合もあれば、薬を飲んだ上でストレスへの対処法を考える場合もある。
弱いからなるわけではない。誰でもなる可能性がある。「強いから一定の我慢ができてしまい、崩れるまで気がつかないこともある」という。
「発症すると治療・回復には時間がかかる場合もある。睡眠を十分に取り、ストレスを解消し、相談できる相手を見つけて予防してほしい」と願う。
そして、精神疾患の患者には「なかなか回復が出来なくても焦る必要はない。しっかりと時間をかけていけば、うまく症状と付き合っていけるようになる」と伝えたいという。
悪い変化が起きたときは対応(how)を考える、よい変化が起きたときはその理由(why)を考える(信田さよ子)
朝日新聞の「折々のことば」から、出会った一文です。
生き抜くための、非常に有用な知恵と感じます。
**********朝日新聞2022.7.7*******
精神科医V.E.フランクルの『夜と霧』、アウシュビッツ等強制収容所での過酷な日々が描かれた書。
フランクルは、ニーチェの言を引用している。
「なぜ生きるかを知っている者は、どのように生きることにも耐える」
すなわち、
「まさに、自分が「なぜ」存在するかを知っているので、ほとんどあらゆる「どのように」にも耐えられるのだ」と述べる。
「なぜ」は、ひとそれぞれ。
いつ、ガス室や焼却炉へと連れていかれるかわからない、この状況がいつ終わるかもわからない、「生きていることにもうなんにも期待がもてない」と自殺をさえ考えてしまう状況下でも、生きることを選べた二人のひとは、
●外国で父親の帰りを待つ、目に入れても痛くないほど愛している子どもが待っていた
●研究者として、あるテーマの本を数巻上梓したが、まだ完結しておらず、この仕事が自分を待っていた
なぜwhyがあるから、いかに生きるかのhowが生まれる。『夜と霧』が問う重くて重要なテーマ。
「おもてなし」の真意は、どこにあるのか。
「見返りを求めていないように見える」という部分に値打ちがある。
京都大学経営管理大学院准教授 山内裕先生が、おもてなしとは真逆の「無愛想な鮨屋」がなぜ繁盛するかから端を発し、分析されています。
➝ https://diamond.jp/ud/authors/5cb7d63e77656187b7010000
マインドフルネスについてのお話を伺いました。
自分の体を感じることが、心の平安につながるということのよう。
朝の何気ない散歩、ラジオ体操、ジョギングなど、体を感じており、そのことが、心へよい影響を与えているようである。
<マインドフルネスについて>
マインドフルネスとは、共感と素直な好奇心をもって、今この瞬間における目的に注意をはらうことから生じる、気づきである。マインドフルな気づきを修練することで、過去を思い悩んだり未来を心配したりすることなく、今この瞬間にいかに生きるべきかを発見することができる。
<マインドフルネスとは何か>
経験、とりわけストレスフルな経験に対する考え方と感じ方を変えることができるようにする、包括的な身心の訓練のこと。
マインドフルネスは、
•思考、感情、身体感覚に注意を向け、直接気づくようにして、それらをよりよく制御できるようにする。
•古来の瞑想実践に深く根差しつつ、最新の科学的進展も利用する。
•誰もが殺伐とした世界のなかで平穏を見つけられるように手助けするという、潜在的な価値をもっている。
日本の小児医療について、重要な位置づけの医療機関である「国立成育医療研究センター」が、コロナ禍におけるこどもたちの生活と健康の現状に関する調査を実施しています。
コロナがまん延しはじめた昨年4月から、5度に渡りアンケートを実施され、その結果を公表し、かつ、浮かび上がってきた課題への提言もなされています。子ども達のこころのストレスへの対処法など、積極的に発信されています。
現在、第6回調査が実施されています。
多くの声が集約されることで、報告が、教育機関・行政に届き、対策や支援へつながっていくものと考えます。
期限が、9月30日までです。
ひとりでも多くの皆様のご協力が得られますように、こちらでもお知らせさせていただきます。
子ども自身も回答者になれます。どうか、日ごろ、感じていることを、大人達に届けてください。
記
おとなの みなさんへ
コロナ×こどもアンケート
コロナ×こども本部では、コロナ禍におけるこどもたちの生活と健康の現状に関する調査をしています。
調査結果は速やかに一般向けに公開するほか、こどもに関わる様々な団体へ提供し、役立ててもらえるように働きかけています。
本調査は、こどもアドボケイト(こども自身の気持ちや意見を聴き、それを社会につなげる)事業としても運営しています。
第6回調査を2021年9月13日~9月30日の期間で実施します。
たくさんの方の声が集まると、社会を動かす大きな力になります。ぜひご協力をお願いします。
調査にご協力いただきたい方
①②のどちらかに該当する方に、広くご協力をお願いしています。
① 小学校1年生~高校3年生(相当)のお子さま
② 0歳~高校3年生(相当)のお子さまのおうちの方(お父さま、お母さま)
お子さまだけでも、おうちの方だけでも、両方でも大丈夫です。
両方の場合は、はじめにお子さま、続いておうちの方に答えていただきます。
(未就学のお子さまについては、おうちの方だけにご協力いただきます。)
調査について
無記名のアンケートです。
アンケートの平均回答時間は、お子さま、おうちの方それぞれ10分程度です。
※第6回調査はいままでに実施された調査と同じ質問も、違う質問も含まれています。
今までの調査結果や現在の社会状況をふまえて重要な質問を厳選しています。
●こどもの みなさんへ
この アンケートは、 あなたの さいきんの ようすを ききます。
あなたの こえが、 みんなの げんきを まもるために やくだつからです。
この アンケートは テストでは ありません。
あなたが なにを こたえたか だれかに しられることは ありません。
おもった とおりに こたえてください。
だいたい 10ぷん くらい かかりますが、とちゅうで やめることも できます。
みんなの こえで みんなを げんきに!
ぜひ、 アンケートに こたえてね!
感動って?
結局、感動で、物事を、私も決しています。
びびっとくるから、その方々と一緒に何かを取り組みを始めます。
たまたま、西田幾多郎氏関連著書を読んでいる途中ですが、西田氏が言う「意志」を理解する中で、感動のとらえ方もバージョンアップするかもと感じています。
あと、「感動」を売りものにするTV番組は、逆に嫌ですよね。感動は、なかなか作れないと思います。作ろうとして作るものではないと。
感動は、人間の重要な根源のひとつ、あるいは、根源そのものかもしれません。
いま、ストレス社会。
心のありようが、日々の生活を豊かにしてくれます。
禅、黙想、マインドフルネスが言われています。
例) ジョブズも愛読、マインドフルネスの基礎となった禅のバイブル『禅マインド ビギナーズ・マインド』
小児科学会が被災した子の心のケアに関するマニュアルを作成したとのこと。
本日2/2、東京新聞で紹介されていました。
マニュアルの重要な箇所がまとめられていましたので、ご紹介いたします。
******東京新聞 2016/02/02*****
もちろん、子ども達に関わる学校・保育の現場でも当然に先生や保育士らにも適用になります。
ストレスチェックは、その結果は、企業の人事には見られず、産業医と本人だけのデータ共有がなされます。(この個人情報保護が、最も大事な部分であると考えます。)
もし、高ストレス状態の結果が出た場合、その本人は、産業医の指導を受けることができます(本人から申し出があった場合は、企業は、本人と医師の面接指導を実施するとことが義務、申出を理由とする不利益な取り扱いは禁止)。
指導者・保育者が高ストレス状態では、けっしてよい教育・保育がなされることはありません。
性格判断は、血液型など含め、あんまり信じないのだけれども、一応、面白そうだったので、掲載します。
本日、どこかのTVで、朝の時間やっていました。
Aタイプ 愛情を受けるタイプ
Bタイプ 自信家
Cタイプ バランス型
よく聞いていたわけではないのだけど、論文も出ているようです。
指の長さと、性格がどのような因果関係でそうなるのか、興味深いものです。