「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

「なぜ生きるかを知っている者は、どのように生きることにも耐える」ニーチェの引用『夜と霧』V.E.フランクル

2022-06-30 16:48:45 | 心理学・カウンセリング

 精神科医V.E.フランクルの『夜と霧』、アウシュビッツ等強制収容所での過酷な日々が描かれた書。

 フランクルは、ニーチェの言を引用している。

 「なぜ生きるかを知っている者は、どのように生きることにも耐える」

 すなわち、

 「まさに、自分が「なぜ」存在するかを知っているので、ほとんどあらゆる「どのように」にも耐えられるのだ」と述べる。

 「なぜ」は、ひとそれぞれ。

 いつ、ガス室や焼却炉へと連れていかれるかわからない、この状況がいつ終わるかもわからない、「生きていることにもうなんにも期待がもてない」と自殺をさえ考えてしまう状況下でも、生きることを選べた二人のひとは、

 ●外国で父親の帰りを待つ、目に入れても痛くないほど愛している子どもが待っていた

 ●研究者として、あるテーマの本を数巻上梓したが、まだ完結しておらず、この仕事が自分を待っていた

 なぜwhyがあるから、いかに生きるかのhowが生まれる。『夜と霧』が問う重くて重要なテーマ。

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中央区の大きな前進、指定管理者に意見する「区民運営協議会」の設置。ほっとプラザはるみのリニューアルした地域交流センターにて。次は、「本の森ちゅうおう」へ!

2022-06-29 08:25:05 | NPO・地域力

 地域で、区の施設を運営していこうという動きが進められています。

 中央区政の大きな大きな第一歩だと思います。

 引き続き今後は、新たに整備され、かつ、指定管理者が運営を担う「本の森ちゅうおう」にも、図書館協議会(図書館法第14条)が設けられ、地域の声を反映した中央図書館運営ができれば、なお、よいのではと考えています。

 

******新規条例、ほっとプラザはるみリニューアル施設において*****






















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将来の区民にとっても貴重な財産である区道を、現世代の区民が廃道を決めてしまって果たしてよいのだろうか。

2022-06-28 17:30:47 | 街づくり

 必要な再開発はやってよいとは思っています。まちは、生まれ変わっていくものだから。

 その再開発に、時々、区道の廃道がからんできます。

 区民の貴重な財産である区道を廃道するお話につきましては、すぐには私は肯定できません。

 本日6/28、所属いたします中央区議会環境建設委員会の場で、考え悩みながら、区道を廃止する区の条例改正に反対の立場で意見を述べました。

 医学が専門の自分にとって、都市計画は勉強すべき分野であり、今後とも、専門家のご意見を伺いながら方向性を見出していきたいと考えています。

 以下の委員会で述べました拙文に対しましても、ご意見等なんなりといただけましたら幸いです。


**********区道を廃道すべきではない意見***********

 「子どもを守る会」の議案第51号『特別区道の路線の廃止及び変更』に反対する理由を述べます。

 本議案は、「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」施行区域内の区道3本を廃止するというものである。

 本件事業においては、地下にバスターミナルを設け、東京駅周辺の交通結節点としての機能充実に貢献する公益性の高い事業と言える。しかしながら、区道を残したままでも同バスターミナルは建設可能であり、ターミナル建設と区道存続は両立しうるのであって、区道廃止はすべきではない。

 以下、理由を述べる。

 

一、廃道に当たって必要不可欠な民主的な手続きが踏まれたとはいえないため

 道路法第10条は、道路の機能が失われて、一般交通の用に供する必要がなくなった場合に廃道を認めているが、現に共用されている道路の廃道は原則認めていない。
 原則認められない廃道を認めるためには、地域の廃道の是非の意見を都市計画原案に反映させる上での厳格な民主的手続きが必要と考えられる。

 この度の廃道にあたり、①「60年以上高額な法人住民税を納税してきたが区から廃道について何の説明もなかったのは遺憾」との声が沿道の事業者から実際に届けられており、直接影響を受ける当該区道の沿道の区民や事業者の意見聴取がなされてはいない。②直近で、当地区のまちづくり協議会を開催しての廃道に特化した説明もなされなかった。また、③廃道に伴う区道の売却による区への収入額とその用途について区民への説明はいまだになされていない。

従って、廃道に当たって必要な手続きが踏まれたとはいえず、道路法の趣旨から廃道を認めることは妥当ではない。

 

一、廃道は、当該地区の交通のネットワークの機能、特に防災面での安全性を大きく損なうため

 この度の廃道の結果、本件事業の施行区域内の区道で区画された4つの街区が、ひとつの巨大な街区へ統合されることとなる。

 統合された街区は、長辺約200mに、いままで3か所あった車両動線が、まったくなくなることとなり、八重洲二丁目、京橋一丁目・二丁目における交通ネットワークに支障を来たす。特に、区立城東小学校のある街区であり、目の前には、東京駅もある。災害時や緊急事態において、緊急車両が通れる動線が3本も減ってしまうことは、街の安全性を大きく損なうこととなり決して容認できるものではない。

 

一、区道を存続させたままでも、「立体道路制度」を用いることで、公益性が達成可能なため

 区民の貴重な財産を売却してしまうことは、一端売却してしまうと取り戻すことが非常に難しいため、現在の区民だけではなく将来の区民に対しても責任ある決断であるべきであって、区道を廃道する場合には、廃道を用いる以外に取り得る方法が他にないような非常に限定的な場合に限るべきである。

 今回は、地上に区道を温存しておきながら、地下にバスターミナルを、区道の上空にオフィス棟など施設整備を、「立体道路制度」を用いて行うことは可能であった。

 そうすることで、区民の大切な財産である区道を未来に継承しつつ、再開発も両立できる。同時に、上下の空間の賃借料を区は収入として得ることで区民福祉への貢献もまた、持続可能な形で行うことができたはずである。

 しかしながら、この度の廃道は、このような「立体道路制度」など取り得る代替案を十分に検討されることなくすすめられた。

 廃道は、あらゆる選択肢を考慮した最終手段として用いるべきものである。今回は「立体道路制度」を用いて区道を存続させるべきであり、廃道は容認できない。

 

 以上の理由により、「子どもを守る会」は、議案第51号特別区道の路線の廃止及び変更についてに反対します。

以上

 

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ジャーナリストの仕事

2022-06-27 13:57:45 | メディア・リテラシー

JCEJ(Japan Center of Education for Journalists)様のSNSより

ジャーナリストのありかたについて参考までに

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オープンアクセス型学術誌の進展により顕在化する 「Predatory Journal」問題、井出和希

2022-06-27 10:04:35 | 医療

井出氏の論文。

医学的にも重要なため、共有します。

➨ https://www.nistep.go.jp/wp/wp-content/uploads/NISTEP-STIH8-2-00299.pdf

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中学、高校でいかに学ぶか。学びたいという気持ちの芽生えが大切。やらされている感からの脱皮。(参照 徒然草第1段)

2022-06-26 11:46:05 | 令和の徒然草

 先日、高校生がどのように学んだらよいだろうかと疑問を呈された。

 きっと、中高の教える側の先生方も、楽しんで教えられているものは、大変深い学びができるはずである。

 中高は、最低限の生きる力をつけるとともに、大学受験や専門学校等高等教育機関へのための学びのように一般的にはとらえられがちである。
 受験は、決して「目的」ではない。
 好きな大学等へいけ、大学等で好きな学びができるための「手段」としての受験がある。

 「学習指導要領」から飛び出せないから、なかなか、楽しい学びへと広がりづらいであろう。

 時間がなくて、さらにつっこんだ学びへと自分の学びを広げていくことも難しくもある。

 全てはなかなか難しいかもしれないけれど、学びたいという気持ちが芽生えると、飛躍的に自身の学びは広がっていきます。
 やらされているという勉強からの脱皮が鍵となると考えています。

 ちなみに、義務教育や学習指導要領、大学受験がない時代の700年前、吉田兼好さんは、身に着けたい学問(特に帝王学として)を以下のように述べています。

 漢詩、和歌、音楽、古典の教養、礼儀作法。

 「ありたき事は、まことしき文の道、作文・和歌・管絃の道、また有職に公事の方、人の鏡ならんこそいみじかるべけれ。手など拙からず走りかき、聲をかしくて拍子とり、いたましうするものから、下戸ならぬこそ男はよけれ。」

 

*******徒然草 第一段******************

いでや、この世に生れては、願はしかるべきことこそ多かめれ。
帝の御位はいともかしこし。竹の園生の末葉まで、人間の種ならぬぞやんごとなき。一の人の御有様はさらなり、ただ人も、舎人などたまはる際は、ゆゆしと見ゆ。その子・孫までは、はふれにたれど、なほなまめかし。それより下つ方は、ほどにつけつつ、時に逢ひ、したり顔なるも、みづからはいみじと思ふらめど、いと口惜し。

法師ばかり羨しからぬものはあらじ。「人には木の端のやうに思はるるよ」と清少納言が書けるも、げにさることぞかし。勢猛に、のゝしりたるにつけて、いみじとは見えず。増賀聖のいひけんやうに、名聞くるしく、佛の御教に違ふらむとぞ覚ゆる。ひたふるの世すて人は、なかなかあらまほしき方もありなん。

人は、かたち・有樣の勝れたらんこそ、あらまほしかるべけれ。物うち言ひたる、聞きにくからず、愛敬ありて、言葉多からぬこそ、飽かず向はまほしけれ。めでたしと見る人の、心劣りせらるゝ本性見えんこそ、口をしかるべけれ。

人品・容貌こそ生れつきたらめ、心はなどか、賢きより賢きにも、移さば移らざらん。かたち・心ざまよき人も、才なくなりぬれば、しなくだり、顔憎さげなる人にも立ちまじりて、かけずけおさるゝこそ、本意なきわざなれ。

ありたき事は、まことしき文の道、作文・和歌・管絃の道、また有職に公事の方、人の鏡ならんこそいみじかるべけれ。手など拙からず走りかき、聲をかしくて拍子とり、いたましうするものから、下戸ならぬこそ男はよけれ。

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ハリウッド×東京チームが鋭意制作。消えゆく月島、特に月島三丁目を撮った短編映画『探す未来』、観るのを楽しみにしています!

2022-06-26 09:49:11 | 月島三丁目南地区第一種市街地再開発問題

 月島の都市再開発を問題提起する短編映画『探す未来』

 ハリウッドと東京の制作チームが、取り組まれています。

 クラウドファンディングで資金調達も実施。本日6/26が最終日。
 ➨  https://camp-fire.jp/projects/view/590126


 ハリウッドからご担当されている福田真宙さんが、地元日本語新聞に掲載されたとのこと。

 ハリウッドから月島を想ってくださったり、感謝申し上げます。



プレス発表:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000102307.html

********福田真宙さんSNSより*************

The film I produced in Japan was featured on a Japanese newspaper in Los Angeles!
Thank you Lalala Weekly for having me. To be able to talk about "Mirai To Future" and why I chose to tell this story was an honor.
The film is in post-production right now and I cannot wait for everyone to see it! Thank you to everyone who has supported me and our film🤍 We could not have finished shooting without you guys.

Our crowdfunding ends TONIGHT. We are 9% short from getting 50% of our goal. We now need help finish editing the film! I'm just gonna leave my paypal and venmo here:')

https://www.paypal.com/paypalme/masorafukuda
https://account.venmo.com/u/masorange

Please help and support ❤
Thank you always, and I will keep you all posted :')

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小坂クリニック:6月26日(日)11:00-13:00で急病対応致します。/6/28(火)午前8:15-9:15,12:00-13:00と変則的、午後は通常通り。

2022-06-25 11:33:19 | 日程、行事のお知らせ

こんにちは、小坂クリニックです。

 梅雨に入り、蒸し暑い日が続いています。熱中症にはどうかご注意ください。マスクは、外せるときは、ぜひともはずしてください。
 子どもには、ぜひ、はずすようにお伝えください。
 子どもの周りの大人は、子どもに先んじて、はずせるときは、はずしてください。
 6月1日に厚労省の会議で、小児科医ら中心に『小児における新型コロナウイルス感染症の課題について』と題する意見書が提出されました。この趣旨が、医療現場や教育現場に浸透していきますように。近隣の学校・幼稚園などに資料としてお渡しをしています。https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/407a930b45fd3d9a54129e0f77fdf7be

 現在、コロナもわずかながら見られますが、おなかの風邪、咳の風邪、熱の風邪などいろいろと出ています。アデノウイルス、RSウイルス、ヒトメタニューモウイルスなども出ています。

 先週は、病児保育の新設をお考えの病院のスタッフが当院病児保育の見学に来られました。
 子どもの病気で親御さんがお休みを取りやすくなったとはいえ、病児保育は、コロナ禍でもまだまだ必要でした。
 広がりに期待を致します。何かのお役に立てればと、ご見学など、お受けいたします。(お問合せ、当院03-5547-1191)

 
 
********今週末の日程**********

6月26日(日) 11:00-13:00
*消防団の活動のため、開始が遅れます。

********来週の診療時間の変更******

中央区議会委員会出席のため、火曜日午前が、一部変則的な診療となります。
よろしくお願い致します。

6月
28日(火)午前8:15-9:15 / 12:00-13:00/ 午後(通常診療) 15:30-19:00
*病児保育は通常通り


*************診療情報**************

1,コロナ対応について

(1)5歳以上11歳以下ワクチン接種について:https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/636513a1b3c7d8fe6d7ed7a12aba85f3

 現在、5歳以上11歳以下ワクチン接種に限りコロナの予防接種を実施中です。

 ただし、5歳以上11歳以下ワクチン接種は、小さい子ども達にとっては、コロナウイルスにり患しても重症化する子は、非常に少なく、接種を急ぐことはないと私は考えています。

 第1回目は、当院特設サイトからの「ネット予約」です。(中央区のサイトではありません。)

 専用サイトへのアクセス➨ https://www2.i-helios-net.com/pc/hw2_pc_login.php?MID=4825

 第2回目は、1回目終了時にご予約をお取りします。必ず、接種できるようにいたします。

●日本小児科医会:お子さんへの新型コロナワクチン接種を迷っている保護者の方へ

 ➨ https://www.jpa-web.org/blog/uncategorized/a288


(2)12歳以上の子どもへの接種、3回目接種の枠、クリニックにお電話03-5547-1191ください。

(3)コロナ後、後遺症

 後遺症につき、ガイドラインも出されています。
 一緒に、対応を考えて参ります。

(4)コロナウイルスについて基礎知識

著者と語る『新型コロナの不安に答える』宮坂昌之・大阪大学免疫学フロンティア研究センター招へい教授 2022.3.31



2,予防接種について

 小児科医師として、痛くなく接種できるように、注射嫌いにならないように、最大限の努力をして接種しています。

*子宮頸がんワクチンのキャッチアップ接種について:https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000918718.pdf
 ワクチンの積極的な勧奨が再度、始まっています。
 当院も以前からも接種を実施して参りましたが、ご予約可能です。

➨ 令和4年4月よりHPVワクチンの積極的な勧奨の再開(定期接種の対象者:12歳~16歳の女子)。同年齢を超えていてもキャッチアップ接種(平成9年度生まれ~平成17年度生まれ)も行われます。


*子宮頸がんワクチンに関する講演会:『正しく学ぶ“子宮頸がん”と“HPVワクチン”』

公益社団法人東京青年会議所 中央区委員会が主催して、講演会が開催されるとのことです。

・日時:
2022年7月2日(土) 11〜12時 銀座中学校 体育館
2022年7月7日(木) 16〜17時 日本橋中学校 体育館
※両日とも同じ内容
・対象:小中高生、女児を持つ保護者
・講師:
吉田 正平 先生 銀座吉田医院 院長
伊東 佳子 先生 茅場町いとう医院 副院長
・オンラインゲスト
ゆうこす(菅本裕子)氏 HPVワクチン接種体験者
阿南 里恵氏 子宮頸がん体験者

お申込み:https://docs.google.com/.../1FAIpQLSf6jeagAjcU.../viewform

3,アレルギー外来

(1)食物アレルギー 

 食事制限表記載いたします。

(2)花粉症、アレルギー性鼻炎

 減感作療法、当院で実施可能です。



4,ブックスタート事業について

 乳幼児のお子さんの予防接種・健診においては、絵本券をプレゼントし、お好きな絵本を選んでいただいております。

5, 病児保育について

 コロナ禍ではありますが、お預かりの際に、抗原検査を取り入れ、感染を制御しつつ、病児保育を行っています。

 予約方法:預かる子ちゃん

6,心理・発達相談、いじめ相談、不登校、入院中の学習、医療的ケアなどについて

(1)心理士とともにご相談をお受けします。

 火曜日には、心理士の先生にも参加いただき、心理・発達相談外来(要予約:03-5547-1191)を開設しています。

(2)不登校外来

 不登校のご相談、お気軽にお持ちください。
 ご一緒に考えて参ります。
 どうか、お一人で抱えこまないでください。

(3)栄養外来

 お食事、栄養、肥満などご相談お受けいたします。
 

7,健康教育
(1)朝のラジオ体操 月~土 午前6:30-6:40

 月島三丁目わたし児童遊園移転地で実施中!

 生活のリズムは、早起きから。

(2)病気の知識の発信

子どもの救急など、いざというときに、どこから情報を得たらよいかの情報デス!

(3)性教育にご関心のある皆様へ

オンラインで、一般参加可能です。

第44回日本産婦人科医会 性教育指導セミナー全国大会
 “つながる力”を高める性教育 ~自立とは依存先を増やすこと~

➨ https://www.yamagata-aog.jp/seisemi44-yamagata/outline/index.html


8、災害に備え個別避難計画を作りましょう!

 医療的ケアなど在宅で医療を受けられている皆様の個別避難計画を作りましょう。

 万が一の災害時に、どのように、避難をするか。その際、誰とどこに一緒に避難をするか。

 一人ひとり、個別避難計画を立てて参りましょう。

 一緒に計画を立てて行きましょう。

 クリニックに、ご相談ください。(03-5547-1191)


以上

*******新着情報*********

中央区令和4年度の最重要課題「基本計画2023」の策定。その中でも充実すべきはインクルージョン。あかしインクルーシブ条例を読む。

のど元過ぎれば…とならない、次に備える新型コロナウイルス感染症の検証を。中央区も検証をするとのことであり。


子育て支援策前進!2023年度から高校生の医療費無償化(所得制限なし)。都:32億円補助、23区:13億円負担(自己負担部分)、特別区長会発表2022.6.21


中央区全体の交通計画をどうしていくべきか。地下鉄新線のルートと採算性


*******先週から引き続きの情報です。**********


 月島三丁目再開発問題の映画化も撮影作業から編集作業に移行いたしました。
 クラウドファンディングも実施されています。
 応援、よろしくお願い致します。ファンディング終了が6/26 23:59:59です。
 ➝ https://camp-fire.jp/projects/view/590126

 プレス発表:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000102307.html



***********お役立ち情報****************

今回ひとつ選ぶならこのサイトを見てください。●薬物依存に対する正しい知識とは。
『私が「ダメ。ゼッタイ。」ではダメだと思う理由~Addictionの対義語はConnection〜』松本俊彦医師〈2020年12月26日収録〉

●経済学を学ぶ
経済は、自由か秩序か。シンプルにその構造が読み解かれています。鍵は、「品位とユーモアを維持できるようなバランス」猪木武徳氏

子ども家庭庁が設置されることとなりましたが、本当に必要なこととは、何か。

ぜひぜひ、ご視聴を。15分程度。https://www.youtube.com/watch?v=rKRyJqDzN9c
:参議院 2022年06月07日 内閣委員会 #03 泉房穂(参考人 明石市長)


詳細は、同氏の記者レクを。https://www.youtube.com/watch?v=BMuq-74GTLE

同氏のインタビュー:➨ https://news.yahoo.co.jp/articles/e1a4a0b211427afde1c7b98e2d4239579db8febb

補足:がんばったらできそう!子育て支援、『中央区独自の5つの無料化!』



●5~1歳の子どもたちのコロナワクチンの副反応の調査がでています。
12歳より小さいとのことです。
➨ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/478a50a953202020264165d27e25acc9

●子ども達が、免疫を、学ぶ
免疫、なかなか、難しい分野ですが、
日本免疫学会が主催で、その一線の先生方が、子ども達に学びの場をつくります。
お隣の江東区 日本科学未来館 https://www.miraikan.jst.go.jp/で、7月31日。


*************本や論説***********

●『徒然草』 吉田兼好
➨ 約700年前1330年、当時のブログ、『徒然草』。無常を生き抜く人間が紡いだ言葉。全243段中、イイね!を3つにつけるとしたら、どれですか?

あっ、朝日新聞が、毎日放送(MBS)記者を取材している。「メディアは、強い言葉を発せられない人の言葉のスペースを確保する役割がある。」斉加尚代さん

●ハンナ・アレント
「兵士たちよ、けだものになるな。君たちは機械でも家畜でもない。人間なんだ。」その声が、たとえ、最前線の若者に届いたとしても、動けない場合がある。全体主義の体制になってしまっていたとするならば。

「先生!みんなちがって みんないいって言いますが どこまで一緒で どこから ちがっていいのですか」「どこからでもちがっていいけど、ちがうと思ったら、はっきり言うんだよ。」


●『社会学的想像力』C・ライト・ミルズ
社会学者C・ライト・ミルズは、著書『社会学的想像力』で言いきっています。「私は社会科学が「世界を救う」だろうとは信じていない。とはいえ、「世界を救おうとすること」が間違っているとはまったく思わない。」

●『耳をすまして目をこらす』 宮里暁美 著
子育ては、後悔の連続です。たのくるしいです。そんなときの一冊『耳をすまして目をこらす』


●『政治学者、PTA会長になる』岡田憲治著
『政治学者、PTA会長になる』岡田憲治著、身近な、わかりやすい政治の教科書、登場!それも実践編といった感じです。読み出したら止まらない。



今後、関心のある本
『一九八四年』ジョージ・オーウェル、
『シカゴ育ち』スチュアート・ダイベック
『ハプスブルク家』江村洋 講談社現代新書 1990年 

*************区政情報**************

 今年度の区政では、『中央区基本計画』改定、『男女共同参画行動計画』改定、『中央区環境行動計画』改定、中央区ホームページの全面リニューアル、コミュニティバスの新ルートの検討などあり、どうか、皆様の声を、中央区へお届け願います。
 診察時に、私にいただいたお声も、責任をもって、中央区へお届けいたします。


●晴海に、遊び、学び、鍛え、集え、食す区の施設ができます!
➨ 「晴海地域交流センター」(今後愛称が募集されます。)令和5年10月1日開設、晴海の街に誕生!開かれた「運営協議会」に期待。

●中央区をもっと緑に!もっと水辺と親しめるように!
➨ 中央区版『グリーンインフラガイドライン』を手元に置きながら区民・事業者・大学機関などの専門家が議論し、KK線の緑の歩行者空間整備事業計画を、ぜひとも、都に提案して参りましょう!

●コミュニティバスのルート変更が検討中!
➨ 中央区コミュニティバス・江戸バスの新運行ルート検討、『実態調査』からは、重要度が高いにも関わらず、満足度が低い状態である課題として、運行ルートと運行間隔が乗客アンケートであがっています。

●歩道橋含め、橋の耐震化、長寿命化を。
➨ 中央区内の歩道橋の耐震化・長寿命化は、大丈夫か。中央区管理する歩道橋は4橋。『中央区橋梁長寿命化修繕計画』


●日本橋首都高地下化、そのコストの負担
➨ 首都高速道路日本橋区間の地下化事業の都市計画について、資金計画など日本橋上空地下化3200億円(中央区より80億円)、新京橋連結路1100億円(中央区負担0円)

●公立中学校の休日の部活動をどうしていきますか。
中央区令和4年度の論点8-3:教育費:公立中学校の休日の部活動指導を地域の団体へ2023~25年度「改革集中期間」。スポーツ庁『運動部活動の地域移行に関する検討会議提言(案)』2022.5.31

中央区令和4年度の論点8-2:教育費:「せめて土日は先生にお休みを」今後3年間を目標に、公立中学校の休日の部活指導を地域の団体に委ねていく。


以上




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文科省:学校施設整備指針の改訂2022.6.24

2022-06-24 18:40:19 | 教育

 教育環境こそ、最も充実をさせるべきものであり、文科省の今回の改訂についても、フォローいたします。

➨ https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shisetu/044/toushin/1414524_00002.htm

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中央区全体の交通計画をどうしていくべきか。地下鉄新線のルートと採算性

2022-06-23 08:58:18 | 街づくり

 今年度、コミュニティバスのルート変更が検討され、来年度から新ルートに変わる予定です。
 ➨ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/e82011d46e5f43bbe6434ae039576474

 基本的な考え方は、令和4年3月に策定された『中央区総合交通計画2022』でまとめられています。
 ➨ https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/sougoukoutsuukeikaku.html

 コミュニティ・バス、BRT、地下鉄新線、自転車道、コミュニティ・サイクル、キックボードなどのあらたな軽車両、歩行者空間、スクールバス

 および、日本橋首都高地下化、京橋新連結路、KK線の歩行者空間整備。

 それらそれぞれの長所が活かされ、調和のとれた、交通体系が組み立てられていくことに期待します。

 特に、「地域公共交通会議」での開かれた議論がとても大切になってくると考えています。
 ➨ https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/kaigi/kmyunithibasu/kokyokotu/index.html
 

 議会の第二回定例会では、月島地域の駅の位置、日本橋地域や近隣区を入れた検討など地下鉄新線のルートに関連した質問もなされました。

参考:
中央区検討されたBRT:https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/kaigi/kmyunithibasu/kikantekikotusetumeikai/ginzasetsumeikai.files/shiryou.pdf

東京都整備中のBRT:https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/kiban/brt/#tokyoBRT
 

****地下鉄新線の検討状況******

https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/tikatetukentou.files/houkoksho_r2.pdf






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子育て支援策前進!2023年度から高校生の医療費無償化(所得制限なし)。都:32億円補助、23区:13億円負担(自己負担部分)、特別区長会発表2022.6.21

2022-06-22 10:48:25 | 医療

 23区で、2023年度から高校生まで医療費が無償化(所得制限なし)となったとのこと。

 特別区長会が2022.6.21発表されました。

 財源の考え方:

 ●2023年度~2025年度 
 
 都:約32億円を全額補助

 23区:所得制限と自己負担分をなくすために必要な部分約13億円を自主財源で負担


 ●2026年度~

 都:約32億円の1/2を補助

 23区:残りを負担

*****朝日新聞2022.6.22*****



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のど元過ぎれば…とならない、次に備える新型コロナウイルス感染症の検証を。中央区も検証をするとのことであり。

2022-06-22 08:42:27 | 各論:新型インフルエンザに備える

 コロナの検証に関する記事が出ています。

 中央区も、検証をすることは、委員会の場で述べられています。

 新型インフルエンザの流行など、今後も、きっとあるであろうし、コロナが再度くるかもれないし、コロナ以外の新興感染症のパンデミックはありうるわけであり、次に備えられるようにぜひ、役立つ検証に期待します。

 日本版CDCなるものの設置にも期待をしたいです。

*新型コロナウイルス感染症対応に関する有識者会議
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/coronavirus_yushiki/index.html

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/coronavirus_yushiki/pdf/attachment.pdf


******朝日新聞2022.6.22******

 

********朝日新聞******




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中央区令和4年度の最重要課題「基本計画2023」の策定。その中でも充実すべきはインクルージョン。あかしインクルーシブ条例を読む。

2022-06-21 21:55:53 | 公約2019

 中央区では、基本計画の改訂が、令和4年度の最重要課題です。

 その中でも特に前進させねばならないことが、インクルージョン「誰一人取り残さないこと」だと考えています。

 明石市が、あかしインクルーシブ条例を作られておられ、共有します。

***********全文*****************
https://www.city.akashi.lg.jp/fukushi/fu_soumu_ka/sabetsu/20180928_inkuru-sibu.html


https://www.city.akashi.lg.jp/seisaku/sdgs/documents/joubun_text.txt

すべての人が自分らしく生きられるインクルーシブなまちづくり条例

目次
前文
第1章 総則(第1条―第7条)
第2章 基本方針(第8条―第11条)
第3章 インクルーシブ社会の実現に向けた基本的な施策(第12条―第20条)
附則
人は多様であり、誰一人として同じ人間はいません。そして、一人ひとりの個性が尊重され、誰もが差別されず、自由を制限されることなく暮らす権利を持っています。この考え方は、児童の権利に関する条約や障害者の権利に関する条約など国際的な人権条約でも保障されていて、世界共通の目標であるSDGsの中でも人権の尊重を土台として、「誰一人取り残さないインクルーシブな社会」を目指していくことが掲げられています。
明石市は、こうした国際規範を踏まえ、多様な市民の声を聴き、コミュニケーションを重ねてそのニーズを施策に反映させることを模索しながら、みんながありのままで安心して暮らせるまちを目指して、様々なまちづくりの取組を推進してきました。
そのような中、2020年の新型コロナウイルス感染症の感染拡大に端を発した社会の変化は、障害者や高齢者、生活困窮者など生活上の制限を受けている人はもとより、多くの市民に様々な制限を強いる状況をつくり出しただけでなく、ウイルス感染をめぐる新たな差別や排除、分断や孤立を生み出すこととなりました。他方で、「これまであたりまえにできていたことができなくなる」といった生活上の制限を多くの人が感じざるを得ない状況に至ったことは、誰もが制限されることなく安心して暮らせるまちの必要性を、市民一人ひとりが実感する大きなきっかけとなりました。
今こそ、生きづらさを感じている多様な人たちがまちづくりに参加し、その視点や経験を活かして市民一人ひとりが感じている制限を取り払う方法を模索しながら、誰一人取り残さないインクルーシブな社会の実現を目指していくべきです。
ここに私たちは、明石市の「やさしいまちづくり」の考え方に沿った「インクルーシブ」という世界共通の理念を共有し、今後生じる差別も含め「いかなる差別も許さない」という決意を示すとともに、市民一人ひとりの尊厳と多様性が大切にされ、誰もが自由を制限されることのないまちづくりをみんなで進めていくために、この条例を制定します。

第1章 総則
(目的)
第1条 この条例は、すべての市民が異なる価値観を認め合い、市民一人ひとりの多様性が尊重されることで、誰もが持てる力を発揮できるインクルーシブなまちをつくるために必要な事項を定めることにより、すべての市民が大切にされ、誰一人取り残されることのないインクルーシブ社会を実現することを目的とする。
(定義)
第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
 (1) インクルーシブ社会 多様性が尊重され、障害の有無及び程度、年齢、性別、国籍等によって、差別され、排除され、取り残され、又は社会の一員として分け隔てられることなく、誰もが望む場所で安心して楽しみながら生活することができる社会をいう。
 (2) ユニバーサルデザインのまちづくり 障害の社会モデル(障害は機能障害と周囲の様々な障壁との相互作用によって生じるとする考え方をいう。)を踏まえ、障害の有無及び程度、年齢、性別、国籍等にかかわらず、誰もが自由に移動でき、安全かつ快適な生活を営むことができるまちにすることをいう。
 (3) 障害者 身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む。)、難治性疾患その他の心身の機能の障害がある者であって、障害及び社会的障壁(日常生活又は社会生活を営む上で障壁となるような社会における事物、制度、慣行、観念その他一切のものをいう。以下同じ。)により、継続的又は断続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状態にあるものをいう。
 (4) 障害者等 障害者をはじめ、日常生活又は社会生活の様々な場面において支援を必要とする状態にある者をいう。
 (5) 市民 市内に居住し、又は通勤し、若しくは通学する者をいう。
 (6) 事業者 市内において事業活動を行う者又は団体をいう。
(基本理念)
第3条 インクルーシブ社会は、障害者等が、他の者との平等を基礎として、意思の形成又は表明に係る支援その他の必要とする支援を受けられることを基本として実現されなければならない。
2 インクルーシブ社会は、障害者等が支援される存在としてのみ捉えられるのではなく、その自己決定権が尊重され、その参画が社会全体によい効果を生み出すために必要であると理解されることを基本として実現されなければならない。
3 インクルーシブ社会は、誰もが日常生活又は社会生活の様々な場面において支援を必要とする状態になり得るとの認識のもと、障害者等が必要なときに必要な支援を受けられることが、誰もが心から安心して暮らせる社会につながると理解されることを基本として実現されなければならない。
4 インクルーシブ社会は、誰もがそれぞれの置かれた状況に応じて個性を活かし、持てる力を最大限に発揮することを旨として実現されなければならない。
(市の責務)
第4条 市は、基本理念にのっとり、インクルーシブ社会の実現に向けた施策(以下「インクルーシブ施策」という。)を推進するものとする。
2 市は、職員に対して研修等を行い、インクルーシブ社会の実現に向けて取り組むために必要な職員一人ひとりの意識の向上を図らなければならない。
3 市は、総合的かつ計画的にインクルーシブ施策を推進するために、市の関係部局の横断的かつ一体的な連携を促進するものとする。
(市民の役割)
第5条 市民は、基本理念に対する理解を深めるとともに、積極的にインクルーシブ社会の実現に向けた取組(以下「インクルーシブな取組」という。)を推進するよう努めなければならない。
2 市民は、市が実施するインクルーシブ施策に協力するよう努めなければならない。
(事業者の役割)
第6条 事業者は、基本理念に対する理解を深めるとともに、積極的にインクルーシブな取組を推進するよう努めなければならない。
2 事業者は、市が実施するインクルーシブ施策に協力するよう努めなければならない。
3 事業者は、誰もが働きやすい就労環境の整備を推進するものとする。
(財政上の措置)
第7条 市は、インクルーシブ施策を推進するため、予算の範囲内において、必要な財政上の措置を講ずるものとする。
第2章 基本方針
(あらゆる差別の解消)
第8条 インクルーシブ社会を実現するためには、あらゆる差別が解消されなければならない。
2 市は、市民、事業者及び関係機関と連携しながら、差別を解消するために必要な施策を推進するものとする。
3 前項に規定する必要な施策のうち、合理的配慮の提供(障害者が現に社会的障壁の除去を必要としていることが認識できる場合において、当該障害者が障害者でない者と同等に権利を行使することができるようにするため、その実施が社会通念上相当と認められる範囲を超えた過重な負担とならない程度で、当該障害者の意向を尊重しながら、その性別、年齢及び障害の状態に応じて、必要かつ適切な現状の変更及び調整等の措置を行うことをいう。)その他の障害を理由とする差別の解消に必要な事項は、別に条例で定める。
(障害者等の参画)
第9条 インクルーシブ施策及びインクルーシブな取組(以下「インクルーシブな取組等」という。)を効果的に実施するには、障害者等の参画を得ることの重要性及び有効性を障害者等を含むすべての者が深く認識するとともに、様々な立場の障害者等の積極的な参画が図られなければならない。
2 障害者等の参画は、障害者等との対話を通じ、共にインクルーシブ社会の実現を目指すという姿勢で行われなければならない。
3 インクルーシブな取組等について、障害者等の参画を得た場合は、当該参画を行った障害者等のニーズを踏まえ、その検討が行われなければならない。
4 市は、インクルーシブ施策を実施する場合は、企画立案から評価検証に至るまでのすべての過程において、障害者等の参画機会を確保するものとする。
(情報の確保及び利用)
第10条 インクルーシブ社会を実現するためには、すべての者が必要な情報を確保することができるよう配慮されなければならない。
2 市は、情報を得ることが困難な者が有している多種多様なニーズを的確に把握し、必要な情報をこれらの者に適切に提供するものとする。
3 市は、誰もが円滑に情報を利用し、及びその意思を表示できるよう、情報伝達手段の確保等に関し、必要な施策を講じなければならない。
4 前項に規定する必要な施策のうち、手話等コミュニケーション手段(独自言語としての手話、要約筆記等の文字の表示、点字、音訳、平易な表現、代筆及び代読その他日常生活又は社会参加を行う場合に必要とされる補助的及び代替的な手段としての情報及びコミュニケーション支援用具等をいう。)の推進に関し必要な事項は、別に条例で定める。
(市、市民、事業者及び関係機関の連携協力)
第11条 市、市民、事業者及び関係機関は、相互に連携協力し、一体となって、インクルーシブな取組等を推進しなければならない。
2 市は、総合的かつ計画的にインクルーシブな取組等を推進するために、市、市民、事業者及び関係機関の連携を促進しなければならない。

 

第3章 インクルーシブ社会の実現に向けた基本的な施策
(インクルーシブ教育の推進)
第12条 すべての子どもたちが、地域の学校で共に学ぶことを基本とし、かつ、安心して学び、自分らしさを発揮できる学校教育(以下「インクルーシブ教育」という。)を実現するためには、市、学校、関係機関等の連携のもと、これらの者及び子どもたちの家族の間でインクルーシブ教育の理念が共有されるとともに、子どもたちの声に耳を傾けながら、誰もが参加し、学ぶことのできる環境づくりが図られなければならない。
2 市は、学校、関係機関等の連携に向けた取組、教職員の理解を深めるための取組その他のインクルーシブ教育を実現するために必要な学校、関係機関等に対する取組を推進するものとする。
3 市は、様々な特性を持つ子どもたちが共に過ごすことができる環境を確保し、すべての子どもたちに対して多様性への理解を深める取組を実施する。
4 市は、すべての子どもたちが、地域の学校で共に学ぶことができる環境及び学びの機会について、自分自身で選択することができる環境を整えるものとする。
5 市は、専門性を持つ人的資源を確保するなど前3項の取組を推進するために必要な措置を講じるものとする。
(災害時要配慮者の支援等)
第13条 災害時に災害時要配慮者(災害時に特に配慮を要する者をいう。以下同じ。)の安全が確保されるためには、平常時における地域住民同士のつながりの重要性が市、市民、事業者、関係機関等に認識されなければならない。
2 市は、災害時において、災害時要配慮者の避難及び避難生活が適切に支援されるよう、日頃から地域住民同士が連携協力しやすい環境づくりに努めるものとする。
3 市は、前項に掲げるもののほか、災害時における災害時要配慮者に対する支援に係る施策を推進するものとする。
4 市は、災害と同程度と認められる大規模な感染症その他市民の生活及び安全が脅かされる事態が発生した場合は、市民の生活及び安全を確保するため、当該事態の特性を踏まえ、迅速かつ適切な対応を行うものとする。
(総合相談支援体制の整備等)
第14条 市は、障害者等からの相談に総合的に対応することができるよう、関係部局の横断的な連携のもと、相談体制を整備するものとする。
2 市は、相談体制を整備する際には、関係機関及び地域住民と連携するものとする。
3 市は、障害者等が抱える課題が深刻化する前に当該課題を顕在化させるとともに、本人の意思決定を尊重し、及び支援し、かつ、本人自らの力が発揮されるよう配慮しながら、課題解決につなげるための適切な支援に努めるものとする。
(地域生活の支援)
第15条 誰もが地域で安心して快適に生活するためには、住まいの確保、支援サービスの提供その他の地域での暮らしの支援に関する取組が推進されなければならない。
2 市は、障害者の地域移行の促進に寄与する施設の整備その他の住まいの確保に困難を抱える者にとって必要な施策を行うよう努めるものとする。
3 市は、福祉に関する知識又は介護等の技能を有する者(以下「福祉人材」という。)の知識及び技能の必要性を認識し、かつ、当該必要性に係る事業者の理解促進に努めるものとする。
4 市は、研修の実施その他の必要な施策の実施により、積極的に福祉人材の養成及び専門性の向上を図るとともに、福祉人材の確保に関する施策の実施に努めるものとする。
(障害者等に対する雇用及び就労の支援)
第16条 市は、雇用する障害者等の就労環境を整備するとともに、事業者、関係機関等と相互に連携して、それぞれの特性に応じた障害者等の適切な雇用及び就労の機会の確保に努めるものとする。
(地域生活関連施設の整備等)
第17条 地域生活関連施設(官公署、学校等の公共施設、事業所、事務所、病院、集会場、物品販売業又はサービス業を営む店舗、宿泊施設、鉄道の駅、道路、公園その他の不特定又は多数の者が利用する施設をいう。以下同じ。)は、障害者等をはじめすべての市民の尊厳が大切にされ、誰もが分け隔てなく利用できるよう配慮されたものでなければならない。
2 地域生活関連施設を管理する者は、障害者等をはじめすべての市民が当該施設を安全かつ快適に利用できるよう、当該施設の職員に対する障害者等の理解に係る研修その他の必要な取組を実施するよう努めるものとする。
3 市は、障害者等及び地域住民のニーズを踏まえて、地域生活関連施設の整備に係る施策及び前項の取組の支援に係る施策の実施に努めるものとする。
(移動手段の確保)
第18条 市は、障害者等をはじめすべての市民の安全で安心かつ自由な移動を実現するため、切れ目のない移動手段の確保及び整備(移動するために必要な情報の確保及び情報環境の整備を含む。)に努めるものとする。
(移動等円滑化促進方針及び基本構想との関係)
第19条 市は、移動等円滑化促進方針(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(平成18年法律第91号)第24条の2第1項に規定する移動等円滑化促進方針をいう。)又は基本構想(同法第25条第1項に規定する基本構想をいう。)を作成した場合は、これらに従ってユニバーサルデザインのまちづくりを推進しなければならない。
(ユニバーサルツーリズムの促進)
第20条 市は、障害の有無及び程度、年齢、性別、国籍等にかかわらず、市民及び観光客の誰もが旅行を安心して楽しむことができる環境の整備に努めるとともに、当該旅行の普及促進に努めるものとする。
2 市は、前項の規定による環境整備及び普及促進に当たっては、様々な分野の関係機関と連携するものとする。

附 則
この条例は、令和4年4月1日から施行する。
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子どもの救急など、いざというときに、どこから情報を得たらよいかの情報デス!

2022-06-19 08:54:05 | 小児医療

 ネットでは、情報にあふれています。

 子どもの救急など、いざというときに、どこから情報を得たらよいかの情報デス!


*****阿真京子氏SNSより********

病院に行く前に知っておきたいこと
https://note.com/ama_kyo/n/n60211adbc9d9

 

 

 

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小坂クリニック:6月19日(日)9:00-13:00で急病対応致します。来週、6/21(火)22(水)午後休診とさせていただきます。

2022-06-18 09:33:06 | 日程、行事のお知らせ

こんにちは、小坂クリニックです。

 梅雨に入りました。蒸し暑くなる時期でもあり、熱中症にもどうかご注意ください。マスクは、外せるときは、ぜひともはずしてください。
 子どもには、ぜひ、はずすようにお伝えください。
 子どもの周りの大人は、子どもに先んじて、はずせるときは、はずしてください。

 6月1日に厚労省の会議で、小児科医ら中心に『小児における新型コロナウイルス感染症の課題について』と題する意見書が提出されました。
 この趣旨が、医療現場や教育現場に浸透していきますことを、願っています。
 近隣の学校・幼稚園などに資料としてお渡しをしているところです。https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/407a930b45fd3d9a54129e0f77fdf7be

 以下、情報発信いたします。
 いろいろ書いています。
 その中で、今回、最もお伝えしたいサイトを選ぶなら、精神科医松本俊彦先生のご講演です。PTAなどで、子ども達への薬物依存教育に携わる親御さんもおられるかもしれません。ものすごく、参考になります。
➨ 『私が「ダメ。ゼッタイ。」ではダメだと思う理由~Addictionの対義語はConnection〜』松本俊彦医師〈2020年12月26日収録〉


********今週末の日程**********

6月19日(日) 9:00-13:00

********来週の診療時間の変更******

中央区議会本会議出席のため、午後休診とさせていただきます。

6月
21日(火)午前8:15/11:30(通常診療)/ 午後 休診させていただきます。

22日(水)午前8:15/11:30(通常診療)/ 午後 休診させていただきます。

*************************

 月島三丁目再開発問題の映画化も撮影作業から編集作業に移行いたしました。
 クラウドファンディングも実施されています。
 応援、よろしくお願い致します。ファンディング終了が6/23(木)です。
 ➝ https://camp-fire.jp/projects/view/590126

 プレス発表:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000102307.html


***********お役立ち情報****************

今回ひとつ選ぶならこのサイトを見てください。●薬物依存に対する正しい知識とは。
『私が「ダメ。ゼッタイ。」ではダメだと思う理由~Addictionの対義語はConnection〜』松本俊彦医師〈2020年12月26日収録〉

●経済学を学ぶ
経済は、自由か秩序か。シンプルにその構造が読み解かれています。鍵は、「品位とユーモアを維持できるようなバランス」猪木武徳氏

子ども家庭庁が設置されることとなりましたが、本当に必要なこととは、何か。

ぜひぜひ、ご視聴を。15分程度。https://www.youtube.com/watch?v=rKRyJqDzN9c
:参議院 2022年06月07日 内閣委員会 #03 泉房穂(参考人 明石市長)


詳細は、同氏の記者レクを。https://www.youtube.com/watch?v=BMuq-74GTLE

同氏のインタビュー:➨ https://news.yahoo.co.jp/articles/e1a4a0b211427afde1c7b98e2d4239579db8febb

補足:がんばったらできそう!子育て支援、『中央区独自の5つの無料化!』



●5~1歳の子どもたちのコロナワクチンの副反応の調査がでています。
12歳より小さいとのことです。
➨ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/478a50a953202020264165d27e25acc9

●子ども達が、免疫を、学ぶ
免疫、なかなか、難しい分野ですが、
日本免疫学会が主催で、その一線の先生方が、子ども達に学びの場をつくります。
お隣の江東区 日本科学未来館 https://www.miraikan.jst.go.jp/で、7月31日。


*************診療情報**************

1,コロナ対応について

(1)5歳以上11歳以下ワクチン接種について:https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/636513a1b3c7d8fe6d7ed7a12aba85f3

 現在、5歳以上11歳以下ワクチン接種に限りコロナの予防接種を実施中です。

 ただし、5歳以上11歳以下ワクチン接種は、小さい子ども達にとっては、コロナウイルスにり患しても重症化する子は、非常に少なく、接種を急ぐことはないと私は考えています。

 第1回目は、当院特設サイトからの「ネット予約」です。(中央区のサイトではありません。)

 専用サイトへのアクセス➨ https://www2.i-helios-net.com/pc/hw2_pc_login.php?MID=4825

 第2回目は、1回目終了時にご予約をお取りします。必ず、接種できるようにいたします。


(2)12歳以上の子どもへの接種、3回目接種の枠、クリニックにお電話03-5547-1191ください。

(3)コロナ後、後遺症

 後遺症につき、ガイドラインも出されています。
 一緒に、対応を考えて参ります。

(4)コロナウイルスについて基礎知識

著者と語る『新型コロナの不安に答える』宮坂昌之・大阪大学免疫学フロンティア研究センター招へい教授 2022.3.31



2,予防接種について

 小児科医師として、痛くなく接種できるように、注射嫌いにならないように、最大限の努力をして接種しています。

*子宮頸がんワクチンのキャッチアップ接種について:https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000918718.pdf
 ワクチンの積極的な勧奨が再度、始まっています。
 当院も以前からも接種を実施して参りましたが、ご予約可能です。

➨ 令和4年4月よりHPVワクチンの積極的な勧奨の再開(定期接種の対象者:12歳~16歳の女子)。同年齢を超えていてもキャッチアップ接種(平成9年度生まれ~平成17年度生まれ)も行われます。


3,アレルギー外来
(1)食物アレルギー 

 食事制限表記載いたします。

(2)花粉症、アレルギー性鼻炎

 減感作療法、当院で実施可能です。



4,ブックスタート事業について

 乳幼児のお子さんの予防接種・健診においては、絵本券をプレゼントし、お好きな絵本を選んでいただいております。

5, 病児保育について

 コロナ禍ではありますが、お預かりの際に、抗原検査を取り入れ、感染を制御しつつ、病児保育を行っています。

 予約方法:預かる子ちゃん

6,心理・発達相談、いじめ相談、不登校、入院中の学習、医療的ケアなどについて

 ご相談をお受けいたしております。

 火曜日には、心理士の先生にも参加いただき、心理・発達相談外来(要予約:03-5547-1191)を開設しています。

7,朝のラジオ体操 

 月島三丁目わたし児童遊園移転地で実施中!


8、災害に備え個別避難計画を作りましょう!

 医療的ケアなど在宅で医療を受けられている皆様の個別避難計画を作りましょう。

 万が一の災害時に、どのように、避難をするか。その際、誰とどこに一緒に避難をするか。

 一人ひとり、個別避難計画を立てて参りましょう。

 一緒に計画を立てて行きましょう。

 クリニックに、ご相談ください。(03-5547-1191)

*************本や論説***********

●『徒然草』 吉田兼好
➨ 約700年前1330年、当時のブログ、『徒然草』。無常を生き抜く人間が紡いだ言葉。全243段中、イイね!を3つにつけるとしたら、どれですか?

あっ、朝日新聞が、毎日放送(MBS)記者を取材している。「メディアは、強い言葉を発せられない人の言葉のスペースを確保する役割がある。」斉加尚代さん

●ハンナ・アレント
「兵士たちよ、けだものになるな。君たちは機械でも家畜でもない。人間なんだ。」その声が、たとえ、最前線の若者に届いたとしても、動けない場合がある。全体主義の体制になってしまっていたとするならば。

「先生!みんなちがって みんないいって言いますが どこまで一緒で どこから ちがっていいのですか」「どこからでもちがっていいけど、ちがうと思ったら、はっきり言うんだよ。」


●『社会学的想像力』C・ライト・ミルズ
社会学者C・ライト・ミルズは、著書『社会学的想像力』で言いきっています。「私は社会科学が「世界を救う」だろうとは信じていない。とはいえ、「世界を救おうとすること」が間違っているとはまったく思わない。」

●『耳をすまして目をこらす』 宮里暁美 著
子育ては、後悔の連続です。たのくるしいです。そんなときの一冊『耳をすまして目をこらす』


●『政治学者、PTA会長になる』岡田憲治著
『政治学者、PTA会長になる』岡田憲治著、身近な、わかりやすい政治の教科書、登場!それも実践編といった感じです。読み出したら止まらない。



今後、関心のある本
『一九八四年』ジョージ・オーウェル、
『シカゴ育ち』スチュアート・ダイベック
『ハプスブルク家』江村洋 講談社現代新書 1990年 

*************区政情報**************

 今年度の区政では、『中央区基本計画』改定、『男女共同参画行動計画』改定、『中央区環境行動計画』改定、中央区ホームページの全面リニューアル、コミュニティバスの新ルートの検討などあり、どうか、皆様の声を、中央区へお届け願います。
 診察時に、私にいただいたお声も、責任をもって、中央区へお届けいたします。


●晴海に、遊び、学び、鍛え、集え、食す区の施設ができます!
➨ 「晴海地域交流センター」(今後愛称が募集されます。)令和5年10月1日開設、晴海の街に誕生!開かれた「運営協議会」に期待。

●中央区をもっと緑に!もっと水辺と親しめるように!
➨ 中央区版『グリーンインフラガイドライン』を手元に置きながら区民・事業者・大学機関などの専門家が議論し、KK線の緑の歩行者空間整備事業計画を、ぜひとも、都に提案して参りましょう!

●コミュニティバスのルート変更が検討中!
➨ 中央区コミュニティバス・江戸バスの新運行ルート検討、『実態調査』からは、重要度が高いにも関わらず、満足度が低い状態である課題として、運行ルートと運行間隔が乗客アンケートであがっています。

●歩道橋含め、橋の耐震化、長寿命化を。
➨ 中央区内の歩道橋の耐震化・長寿命化は、大丈夫か。中央区管理する歩道橋は4橋。『中央区橋梁長寿命化修繕計画』


●日本橋首都高地下化、そのコストの負担
➨ 首都高速道路日本橋区間の地下化事業の都市計画について、資金計画など日本橋上空地下化3200億円(中央区より80億円)、新京橋連結路1100億円(中央区負担0円)

●公立中学校の休日の部活動をどうしていきますか。
中央区令和4年度の論点8-3:教育費:公立中学校の休日の部活動指導を地域の団体へ2023~25年度「改革集中期間」。スポーツ庁『運動部活動の地域移行に関する検討会議提言(案)』2022.5.31

中央区令和4年度の論点8-2:教育費:「せめて土日は先生にお休みを」今後3年間を目標に、公立中学校の休日の部活指導を地域の団体に委ねていく。


以上

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