参考までにフォローしたい。
下線は、印として引いています。
足立区のとりくみとしての五歳児保育園児への生活習慣を身につけるとりくみ。
私は、認証保育園の園医をしていますが、すでに生活習慣はきちんと保育園児にも身についているようにも感じます。
足立区の場合、どのような幼児教育プログラムを取り入れていくのか大変関心がわきます。
合わせて、保育園と教育委員会の連携の強化は、とても大切だと感じています。
教育は、まさに乳幼児期がとても重要です。
単に早く字が読める、計算ができるという単なる早期教育をいうのではなく、愛情を受け、感受性をいかに豊かに育むかという視点が大切と感じています。
中央区も「教育の中央区」といわれると同時に、「子育ての中央区」とも言われるよう、それにふさわしいサービス提供を目指して、子育て支援をはじめ乳幼児施策も充実していかねばなりません。
その一環としての乳幼児教育があります。
本会議でも一般質問したことがございますが、大胆な発想で、幼稚園と保育園の問題に取り組むべき次期に来たのではないかと考えます。
すなわち、幼稚園の時期には、中央区の子ども達はみな等しく幼稚園教育を受け、その後保育が必要な子は、その施設で保育されるというように。
書くことはやさしいのですが、実現に向けては、さまざまな制度の壁や施設の限界があります。
中央区でもいよいよ幼保一元化の施設が誕生しますが、参考にしつつ実現の可能性を探っていけないかと考えます。
*****東京新聞(2010/01/29)*****
<’11 予算案 足立区>保育園 担当を教委に 生活習慣指導 小1プロブレム対策強化
2011年1月29日
小学校一年生の授業が成り立たない「小一プロブレム」の対策として、足立区は四月から区内全四十六の公立保育園で、五歳児を対象に生活習慣を身に付けてもらう幼児教育を本格的に始める。これに伴い区は、保育園を担当する「子ども家庭部」を区教委へ移し、幼・保・小の連携を強化する。区は二十八日に発表した新年度予算案で、幼児教育振興に一億二百九万円を計上した。 (小野沢健太)
小学校に入学したばかりの児童が環境の変化に戸惑い、授業中に教室内を歩いたり騒いだりする「小一プロブレム」について、区教委は「件数は把握していないが、区内の小学校でも起きている」と話す。
この問題で区は、保育園での対策を重視。保育園を卒園した児童は、幼稚園よりも集団行動に慣れづらいとされるからだという。
その一つが、生活習慣を身に付けさせる指導方法を記した「五歳児プログラム」。絵本の読み聞かせを通して、席について人の話を聞く習慣を付けるなどの内容という。本年度中に策定し、保育士が園児らを指導するのに役立ててもらう。
また、小中学校の指導主事が月一回ほど保育園を訪れ、指導方法について保育士らにアドバイスする。
区によると、保育園を教育委員会で担当するのは二十三区で千代田、台東に次いで三番目。区子ども家庭課は「保育園でも幼稚園と同じような幼児教育を実践し、子どもの土台づくりをしていきたい」と話している。