「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

平成20年度東京都・中央区・江東区合同総合防災訓練 開催

2008-08-31 23:00:00 | 防災・減災
 本日8/31、平成20年度東京都・中央区・江東区合同総合防災訓練が開催された。

 参加住民の立場からみると、まず、防災拠点訓練会場で一時間程度訓練後、バスで移動し、晴海五丁目合同訓練会場で二時間程度見学・体験をすると言う流れ。

 私は、まず、地元町会のある月島第一小学校で、消防団員として参加。
訓練は、三種類。
○要援護者支援訓練:民生委員による車椅子介助の仕方の解説後、段差・狭い道・坂道・砂利道を実際に車椅子介助
○初期消火訓練:消防署員による火災警報器の設置の重要性の解説、その警報音の体験後、消火器を用い消火訓練。消防団員は、初期消火訓練で消火器の使い方を指導。
○緊急地震速報展示・特設公衆電話体験:実際に地震速報がどのように作動するかの解説
 月島第一小学校防災拠点運営委員会に属す10の組織が集まった。住民は概算、300人程度参加したようであった。
 感じたこととして、地元町会を構成する高齢者は多く参加したが、家族連れや在住外国人の参加は、少なかった。これらの方の参加をもっと呼びかける必要があると思う。
 防災拠点運営委員会ごとの防災訓練では、是非、もっと幅広く決め細やかに広報し、多くの住民の参加のもと実施されることを期待したい。各校に担当の医師を配置しているので、それら医師にも開催の声かけを忘れずに入れていただきたい。


 晴海合同訓練会場では、負傷者の救護訓練(トリアージ訓練)を見学した。
 負傷者が、搬送テント内でまず、軽症・中等症・重症に程度別に分類され(トリアージされ)、重症度別テントへ搬送。そこで重傷者はさらに救急車で病院搬送。
 別の経路として、自衛隊テントへ搬送。重傷者は、簡易手術室で手術。もしくは、海上保安庁巡視船へ搬送され、静岡県の病院へ海路搬送。巡視船内、重症患者発生したためヘリで緊急搬送。
 訓練開始一時間程度で、45名の重傷者、45名の中等症者を救急搬送したという放送が流れた。
 東京都の訓練ということもあり、例年の中央区のみの訓練とは、規模が格段に大きく、実践のイメージをもつのに非常に役立った。
 毎年、各地を巡回して東京都の訓練は開催され、たまたま今年は中央区と江東区であったが、今後できるだけ参加し、一年に一度は、本番さながらの訓練体験し災害時のイメージを膨らませる必要性を私自身感じた。
 災害時、医師ひとりひとりが、トリアージの先頭に立つことになる。外科系に限らずそれは、耳鼻科であろうが皮膚科であろうが小児科であろうが内科であろうが、すべての科の医師に課せられる。
 一年に一度は、トリアージ訓練をすべての医師が体験する場を作るべきであると思う。ICT技術を用い、体験プログラムを組めないものだろうか。
 訓練後の各セクションごとの反省会では、
*動線確保、
*患者への声かけ、配慮
*チームリーダーの指揮下の行動
*情報伝達
等に関し、意見が出ていた。


 全体の講評(晴海会場では、副知事と中央区長の二氏)後、訓練は終了となった。
 巡視船の見学があったので、参加。『海猿』の現場を見た。
 酸素が天井からも供給できる体制が、医療室だけでなく、大広間にも取られていた。
 船内は閉鎖空間をすぐに作れる構造にする必要があるため、出入り口の大きさも限られ、高い段差もあることがやむを得ないことが理解できた。


 総じて、
*年に一度は、防災訓練(医師は、トリアージ訓練も含め)・消火訓練や救命講習・心肺蘇生訓練。
*日頃から地域のお互い顔の見れる関係を気付くこと=災害に強い地域
*火災報知機の設置義務可(平成24年4月)までの設置完了と作動点検
*各関連機関の災害時の連携の取り方のきめ細かな打ち合わせ
 これらの必要性を痛感した一日であった。
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8/27 月島一丁目3.4.5地区の都市計画(案)説明会 その後

2008-08-30 06:26:31 | 街づくり
 8/27 月島一丁目3.4.5地区の都市計画(案)説明会が開催されました。
 当日、小児夜間救急に協力する日に当たっていたため、途中退席したのですが、聞くところ、10時ごろまで延長されたものの、住民側にとっては、まだまだ解決されていない問題を抱えつつも、10時をもって終了されたとのことでした。

 都市計画案の問題点を指摘しつつ、中央区議会に『まちづくりの有り方及び月島一丁目地区計画変更、同3・4・5番地区計画決定、都市計画変更、市街地再開発事業計画に関する再検討の請願』(請願第一号)を提出した「月島まちづくりを考える会」が、急きょ、8/29 19時~意見交換会を開催するということでしたので、参加してきました。

 私自身のスタンスは、以前も書きましたが、「民意の反映したまちづくり」ができる中央区を目指すことにあります。また、月島一丁目3.4.5地区の都市計画(案)を進めることによる計画案を進める住民と計画案の問題点を指摘する住民との間の亀裂を生じさせないようにすることです。
 請願は、現在、環境建設委員会に付託され、審議継続中です。その委員会の委員のひとりでありますので、9月に開催される次回環境建設委員会に十分な準備をして臨みたいと考えています。

 意見交換会は、19時から始まり、21時半ごろまで続きました。住民の方々の積極的な発言が続き、非常に貴重な意見をうかがうことができたと思っています。
 同時に、私にとっても、多くの課題が見えてまいりました。

 以下、その課題を述べます。

①月島一丁目3.4.5地区の都市計画(案)の問題点の明確化(都市計画(案)に対して出された意見書の分析も含め)
問題点)A地区建築物等の高さの限度190mとすることについて
 建築物高さの限度190mを許容する都市計画となっている。もし、都市計画通りに高さ190mの建築物が計画された場合、当該都市計画自体の中でいう「建築物の形態・意匠・色彩等については、周辺環境及び都市景観に配慮したものとする。」に反することになる。
 高層建築物を許容するには、高層建築物間の十分な間隔や、相対する高層建築物との高さの比が適切である必要がある。
 例えば、佃大川端リバーシティ21地区の高層建築物を見た場合、各建物は、最低でも50m離れており、高層建築物の一番高いものが180m、一番低いものが110.8mで、その比は1.62。これら高層建築物配置の配慮の結果、良好な都市景観を形づくることができているのである。
 一方、月島一丁目3.4.5地区の都市計画(案)で、高さ190mの建築物を許容した場合、建物距離は、25m。高さの比は、190mに対する99.95mで、その比は1.9となる。これでは、都市景観への配慮に欠いた高層建築物を許容してしまうこととなる。
 よって、都市計画案の高さの限度190mは、都市景観への配慮に欠けるため、変更を要する。

問題点)住宅建設の目標約750戸について
 住宅建設の目標約750戸を定めて場合、急激な人口増が月島地域で発生する。保育園児の急増、児童の急増、高齢者の急増の場合の、保育園、小学校、介護・医療施設や体制などの十分な受け皿が整備されているとはいい難い。
 住宅建設の目標約750戸を定めるのであれば、計画される建築物の用途に、保育施設を付け加えたり、建築物内の医療施設での介護・医療の地域貢献まで、担保する必要がある。建築物内で吸収できないのであれば、建築計画を許容する中央区が小学校、保育園の対応を十分行うことを担保する必要がある。
 もし、これらの担保ができないというのであれば、都市計画案の住宅建設の目標約750戸は、削減する必要がある。

問題点)2号施設である広場 面積約1200㎡(ピロティ部含む)
 この都市計画では、広場 面積約1200㎡(ピロティ部含む)の設置が担保される。
 しかし、この広さのみでは、災害時の居住者750戸分の避難所としてさえも機能しない。すなわち、この広さでは、広場は、「居住者の広場」であっても、「公共の広場」とは、なりえないことを意味する。
 地区計画決定の根拠として、広場をいうのであれば、広場面積の拡大を要する。

問題点)風害
 健全な土地の高度利用を目指す必要をうたっているが、現状において、高層建築物を立てた場合、風害が起こる可能性が示唆される。
 最大瞬間風速はいくらになるのか、台風などの場合の最悪の状況での風速はいくらになるのか、風環境の詳細なデータの提示を要する。
 風害の可能性を十分分析し、分析を踏まえた防風対策を計画を提示する必要がある。

問題点)高さ制限について
 地区計画運用基準では、各部の高さは反対側の道路端より計画壁面までの距離の5倍が高さ制限である。
 当該計画では、道路5m+後退10m=15m
 15mの5倍=75mが高さ制限。
 しかし、計画では190mの制限とある。
 天空光を確保すれば、すなわち天空率が大きければ規制は適用しないことになっている。
 当該計画では、その適用が不可能である。
 可能という理由の提示を要する。

問題点)「地域貢献の考え方」にある「地域防災備蓄倉庫の設置」について
 地域防災備蓄倉庫を地下2階に、200㎡、居住者以外の分として1200人分設置するとある。
 では、居住者用には何人分を準備しているのかも明らかにして、きちんと地域貢献を言う必要がある。

問題点)「まちづくりの目標」にある建築物内病院の機能強化について
 「まちづくりの目標」では、建築物内の病院の「機能継続・更新をはかり、地域医療としての機能強化を目指す」とうたっている。
 環境建設委員会でも問題になったが、どのような地域医療としての機能強化があるのかをきちんと明らかにする必要がある。
 周辺住民の合意形成の上で、重要な部分なので、きちんと明らかにすることを強く求める。

問題点)工事による周辺住環境への影響
 この規模の開発では、都の環境確保条例に基づく「環境影響評価書」を作成してその手続きに則って事業を進める適用から外れる。
 しかし、工事には、一般的に言って、3年半~4年は必要。周辺住民への、騒音・振動、粉塵などの影響は多大である。
 工事にかかわる影響を丁寧に周辺住民に説明し、十分な配慮をもって工事が行われることを求める。

②明らかにされた問題点に対する、区の考え方を整理する

③7/1計画原案説明会、8/27計画案説明会の議事録
 両説明会は、出席した人ならわかるが、非常に紛糾した。
 問題点を明らかにする上でも、議事録を作成し保存することは重要なことと考える。
 議事録の作成と保存を区に要望する。

④8/27計画案説明会開催の是非
 環境建設委員会で出された問題点の解決のないまま、8/27計画案説明会を開いたのは、プロセスに誤りがある。
 開催の是非を質す。

⑤準備組合と近隣住民との話し合いの場の設定
 環境建設委員会で私も指摘したことであるが、住民同士の話し合いがまったくできていない。
 計画案への相互理解や気持ちのすり合わせができる場としての話し合いの場を設定する必要がある。

⑥環境建設委員会委員、都市計画審議会委員への情報提供
 月島一丁目3、4、5番地区地区計画の問題点や課題をお互い情報共有する必要がある。
 ちなみに、都市計画審議会委員構成は、学識経験者や関係行政機関の職員6人以内、区議会の議員8人以内、住民の代表6人以内からなっている。

⑦区の都市計画審議会に向けて(開催日未定)の傍聴について
 多数の傍聴希望者が出る可能性があるので、広い会議室で開催し、できるだけ傍聴者が多く入れるように、そして入れない場合の別室の音声傍聴が可能となるように、区と調整(傍聴者は審議会会長が定めることになっているが、10名という回答を得ている。)

以上、

 上記が、意見交換を終えて、私が考える課題です。課題解決に向け、努力して行く所存です。

 意見交換会にお誘い頂きありがとうございました。遅くまで、貴重な意見をご提示くださり、誠にありがとうございました。

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【再掲】本日開催です!異業種交流会

2008-08-29 08:59:31 | 文化振興、異文化交流
本日!!異業種交流会が、『あすなろの木』で、
開催されます。

企画は、フードビジネスアドバイザーの
女性起業家 岩本さんです。
かつて、早稲田大学の社会人講座で、
ビジネス企画系の講座で知り合いました。

     
     記

第5回 異業種交流会

日時:8月29日(金) 19時00分~20時30分
場所:あすなろの木(月島駅8番出口より徒歩8分)
会費:募金制

講師とテーマ:
①青山氏
【セミナー内容】「てつがく」
【プロフィール】現役世界史塾講師・某高校臨時講師

②岩本氏
【セミナー内容】飲食店の損益計算書を用いて家計に生かそう
【プロフィール】フードビジネスアドバイザー 5業態30店舗オープン
飲食店に関わる人材教育・制度の導入を得意としています。

③私、小坂もセミナー終了後(20:30~)、
15分程時間をもらいました。
【内容】築地市場移転問題 報告
【プロフィール】区議会議員、小児科医師

参加の申し込み希望の方はメールにてご連絡ください。
iwamotodenki0803@yahoo.co.jp

今回もセミナー終了後、交流会を実施します。会費は2000円です。参加希望の方はご一緒にご連絡ください。



参加の申し込み希望の方はメールにてご連絡ください。
今回もセミナー終了後、交流会を実施します。会費は2000円です。参加希望の方はご一緒にご連絡くださいませ。

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土壌汚染の現状を、ひとりでも多くの方に

2008-08-28 18:24:10 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
本日8/28、築地市場移転問題の勉強会を「家庭栄養研究会」の皆様が開催。
講師は、市場を考える会 野末誠氏。
野末氏が、東卸組合の会合で、12:30から抜けるので、
野末氏の後の講師役(案内役)を私がバトンタッチ受けた。

野末氏の流暢な話しっぷりの後を引き継ぐのは、
荷が重過ぎるのであるが、
豊洲土壌汚染の深刻さ、調査の不十分さ、対策の不明瞭さを
一人でも多く、知っていただきたいという思いで、お伝えした。
たくさんの質問が投げかけられた。

築地市場の会館で勉強会をした後、
早速、豊洲土壌汚染の現地視察へ。

警備の方に、ヘルメットを被らないで視察することに、注意を受ける。
道から水たまった野原を見るだけであるが、なかなか窮屈な話であった。

写真は、別れ際に皆様ととったもの。

これからも、
豊洲土壌汚染の問題、築地市場移転問題、
あらゆる機会をとらえ、
広く都民、市民へ伝えて行きたい。

「心と体と社会の健康を高める食生活」と謳っている家庭栄養研究会。
築地市場の食の安全・安心はもちろん、
子どもの健やかな体の発育に、食はとても重要で、
食育、食の充実の観点から、
アプローチを深めている最中の私は、
この研究会の皆様とのネットワークが広がったことに感謝しています。
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都市計画原案が、“自動的に”都市計画案になってよいものだろうか?

2008-08-28 08:03:29 | 街づくり
昨日8/27、月島一丁目3.4.5地区の都市計画(案)説明会(都市計画法第17条による)が開催されました。

私は、7/1に開催された都市計画(原案)説明会(都市計画法第16条による)で、集められた意見書の意見を反映して、計画案が出されることを期待していました。

それが、意見書の内容が反映されることなく、
計画原案とまったく同じ形で計画案が出されました。

計画原案が、都市計画審議会に提出可能な計画案へ、自動的になったのであります。

このことが、どうしても附に落ちません。

これは、都市計画法自体の欠陥なのか、今回のケース固有の問題なのか、調査しなくてはならないと思っています。

当然、計画原案の形で多くの問題点が指摘されていたわけであり、例えば、
①三番地の飛び地を含め、認可基準の1haとした不自然な区域設定である点 
②狭小街区へ超高層約190m55階約750戸、高建ぺい率約63.5%(敷地面積約6300㎡、建築面積約4000㎡) 高容積率約1000%を可能にする都市計画である点
③準備組合と近隣住民との話し合いの場の設定なく計画が進められている点
意見書内容も含め、計画原案に修正を加え計画案にすべきであると思います。

環境建設委員会でも、
④その計画内に存在する病院の地域医療貢献度に関する質問がなされ、それの回答がなされていません。
⑤私自身も、準備組合と近隣住民との話し合いの場をもった後、計画を進めるべきであると要望しました。

少なくとも、計画原案に対して提出された意見書や、上記問題点に対して、
十分考慮した過程を、昨日の説明会で、計画案説明の段階で提示すべきだったと思います。
また、環境建設委員会で未回答の部分④⑤があったわけであり、
次に環境建設委員会で、その回答をした後に、計画案公告へと進むべきであったと考えます。


私は、今回の月島一丁目3.4.5地区の都市計画は、
その都市計画自体に上記①②の問題点があること以上に、
都市計画を立案するプロセスそのものに大きな問題があると考えています。

昨日の説明会でも質問をしました。
)計画原案と計画案の意味の違いはなにか。
)今回の場合、都市計画原案と計画案に変更を加えた部分はあるか。
)都市計画審議会では、多数の傍聴者が訪れる可能性があるが、それへの対応をするつもりはあるか。
)この都市計画は、東京都の環境確保条例にそった「環境影響評価書案」を作成して手続きを行うのか。

回答は、
)は、手続きの説明
)は、違いはない
)は、議会マターであり、返事できない
)は、業者を指導する
でありました。


このまま、計画案が進めば、
住民間の亀裂が生じると思います。
それを、さけることができるように最大限の努力をして行きたいと考えています。

9月の環境建設委員会と本会議、
将来的な都市計画審議会。

十分に準備して、臨んで行きたいと考えます。

ちなみに、私は昨日、「都市計画審議会の傍聴人数を10名であると思う。」と説明会で発言しました。『中央区都市計画審議会条例施行規則』によると、傍聴人の員数は、「会長が定める。」ということでした。ここに訂正を致します。
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【報告】第2回中央区 保健医療専門部会

2008-08-27 08:07:13 | 医療
8/25 第2回 保健医療専門部会が開催された。
概要をご報告します。

議題は、
(1)安心して産み育てられる環境と子どもの健康づくりについて
(2)青壮年期、高齢期の健康づくりと生活習慣病予防について

*のあとに、出た意見の羅列という形で書きます。
見難いのですが、どうかご勘弁を。
どのような視点が出されているかを、お伝えできればと思っています。


まず、
(1)安心して産み育てられる環境と子ども健康づくり

<検討の視点> 
① 母親のメンタルヘルス
② 子ども健康づくり
③ 発達障害の早期把握

*母親のメンタルヘルス
子どもを安心して生み育てるために、妊娠期や出産後のうつ症状など母親のメンタルヘルスに関する問題がある。

*母親学級の参加を促す。
母親学級の参加者 19年度 300人(24%)

*高層住宅住人へのアンケート調査を実施中

*子ども健康づくり
肥満児の増加による子どもの生活習慣病予防の問題
食育推進
子どもが自身の体を学ぶ機会を。
他区では、小児メタボリックシンドローム健診あり。

*発達障害の早期把握
早期の相談体制の整備・保護者の支援
保健所・保育園・福祉センターの連携

*厚生労働省の訪問型の推進への対応の新生児訪問を昨年より実施。
年間1100人出生の半数程度に実施、
こんにちは赤ちゃん事業(新生児から4ヶ月)。

*お産の状況
中央区側で出産した人は調べていないが
約4割が聖路加病院(聖路加しか中央区にはお産ができない現状)
区外産科との連携を。
区民の産科やお産に対しての要望を聞いていくべき。

*虐待防止について
気がつくのは医療機関である。しかも噂を嫌い地元の医療機関ではない所で受診する。中央区以外で受けている可能性高い。医療現場でも強化すべきだ。
どうフォローするか。

*虐待防止ネットワークへの通報、年間20件、中央区で相談がある。
保育園、幼稚園などからであり、ここ数年の中で、医療機関からは1~2件。


*高層住宅者への家庭訪問の問題
希望のみ訪問は行っている。
今後は、高層住人の母子に対してアンケートを7月8月に実施。
外出の頻度、周りの交流など調査し、対応策を考える。

*訪問できないところから問題はおきているのが問題である。
区は100%訪問を目指す方針である。
なぜ、訪問できないのかの分析を。
民生委員との連携も。

*虐待に、中央区だけでなくネットワークを広げる必要がある。

*虐待など、どこに相談すべきかの電話番号をわかりやすく、広報を。

*仕事を持っている親より、専業主婦の方が人間関係が狭くなりがちである。

*母親学級の推進において中央区の気質を考えた場合「~学級」という形式でなく気軽さを感じる「サロン」のようなネーミングや親子が教えて学ぶでなく教え合う環境(いろばた会議のような)参加しやすい環境が必要である。

*予防接種について
麻疹の接種率が23区中22番。
予防接種率向上の広報活動の見直し。
今後は、インフルエンザ菌b型(ヒブ)ワクチンの実施の話も必要である。

*小児救急
平日準夜間救急もあり、小児救急に関しての区民の要望は区へは届いていない。

*保育園待機児
平成23年度までにゼロを目指す区の方針。

(2)青壮年期、高齢期の健康づくりと生活習慣病予防について
<検討視点>
生活習慣を予防し「自らの健康は、自らが守り、つくる」という積極的な姿勢を育て、生涯を通した健康づくりを推進するためには。

具体的取り組み
①健康づくりと生活習慣病予防 
②タバコ対策
③特定健診・特定保健指導
④がん予防の対策充実

*心の問題を加えるべきではないのか、
自殺予防も含め

*入院施設がない
需要の1/10
在宅医療の場合、バックアップ体制の充実が必要

*禁煙
厚労省が、年内にひとつの方針を出す。

以上。

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子曰、朝聞道、夕死可矣

2008-08-26 00:49:11 | 仲間・先生
子曰わく、朝(あした)に道を聞かば、夕べに死すとも可(か)なり。(第四 里仁篇 八)

訳:私は、朝、わが国が慈愛と寛容の政治を採用すると聞いたなら、昼間にそれをたしかめ、その日の夕方に死んだって悔いはない。(佐久 協 氏)
訳:先生が、いわれた。「その朝に真実の道をきくことができたら、夕暮に死んでも本望なのに」(貝塚 茂樹 氏)

孔子の言葉であるが、

高校時代、私の友人は、「道」を、
「美しい解答を導き出す数学の問題」に当てはめ、
そのような数学の問題に遭遇したなら、
夕方死んでもいい、と冗談で言っていた。
その彼は、某大学に合格し、希望通り、宇宙工学を専攻、
企業に勤めた後、父親の後をついで、和歌山で、
事務機器の販売の会社を経営している。
親友の一人である。


私にとって、「道」のところにあてはまるものは、
書物と、いったところだろうか。
読み始めると、時間を忘れて、
吸い込まれてしまう書物にであったなら、
夕方死んでもいいという満足を得る。
(死んでしまったら、もう本は読めないのだけど。。。)

8/25もまた、そのような書物に出会えた。
早稲田大学教授 坪井善明(つぼいよしはる)氏著の、
『ヴェトナム新時代ー「豊かさ」への模索』(岩波新書)

坪井先生は、私達に、月に一度程度のペースで、
ゼミを開催くださる。
毎回、その推薦図書やゼミは、
学問する喜びを私達に与えてくれる。
その坪井先生のご本人の著書に感動。

さて、『ヴェトナム新時代ー「豊かさ」への模索』
ヴェトナム戦争とは?ヴェトナムの現状、ASEANの位置づけなど、
非常に分かりやすく説明くださっている。

吸い込まれて一気に半分読んだ。
頭のもやが、すっきり晴れる貴重な体験をした。
ヴェトナムから、アジアが理解できたような気がする。

そんな折、仲間の医師にたまたま、携帯電話したら、
「今、ホーチミンにいる。」だって。
ヴェトナムが、とても身近に感じられた一日でもあった。
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政治家とは。

2008-08-26 00:12:00 | シチズンシップ教育
ある政治家を経験された方のことが、
私の友達のブログに載っていました。

本質的なことを言っていると思い、
ここに転載します。

****以下転載*****
 彼は政治家になる為にしているのではなく、故郷に戻って役場に入り、故郷のあるべき姿は何なのかを考えると町長になっていた。そして地域の国のあるべき姿を考えたときに国会議員になるしかなかった。
 地方自治の経験から国のシステムの矛盾点(地方自治では当たり前の事)があったり、意思決定のプロセスの明確化も含めて・・・・・
****転載終わり*****

政治家になることが目的であってはならない。
政治家は、手段である。
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東京都による水産仲卸業者への、専門家会議報告書の説明会 門前払い

2008-08-25 18:01:27 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 本日8/25、東京都による水産仲卸業者への、専門家会議報告書の説明会を傍聴するために、築地市場の大会議室を訪れた。

 会場入り口には、3名の都の職員。

 専門家会議が、9回も開催され、かつ、毎回質問もしていると、お互い顔見知りになるもので、戸口の職員は、私を認識されたようであった。
 入り口には、「東卸組合の経営者への説明会であり、部外者は出席できない」と紙が張り出されている。
 前回8/22、都の職員に、どうかご遠慮くださいと言われ、仕方なく撤退。
 説明会最終日である8/25の本日も、懲りずに行く自分も自分であるが、仲卸の人から、本日午前、是非来てほしいとご連絡受けたからには、行くだけは行こうと、だめもとで、行ってみた。
 区議という立場、水産仲卸の経営者である区民の方も多数いらっしゃるわけで、その経営者に関る重要な説明会であり、私は、説明会に出席する資格を十分備えているという認識でいたが、東京都と見解が異なったようである。
 本日、果たして、入場は、許可されず、門前払いであった。別に、中で発言する気はなかった。ただ、傍聴し、説明会の現実を見たかっただけであるが、無理であった。

 入り口に立っていて、聞こえてくる仲卸業者のマイク音声の内容は、

*専門家会議の調査の不十分さ(有楽町層の汚染可能性を無視、5街区・6街区の湾岸突端部分の土壌調査がない点、絞り込み調査の結果がひっていない点)
*軟弱地盤である有楽町層への液浄化対策の不備
*シアン、ベンゼンの有害性
*食の安全、安心のためには、リスクゼロでないとダメな点
*かつての現在地再整備が頓挫した理由は、市場内の業者間の調整がうまく行かなかったこととして東京都は原因を帰しているが、真実は、東京都側の都合によって頓挫した点。
*現在地再整備が、十分可能であること
*新市場に関っていて、配置転換を受けた都の職員は、その後、本音を話してくれるということ

これらの、主張や意見がなされていた。

 説明会であったが、東京都は、上記質問・意見に十分な回答をできずに、説明会最終日を終了するに至った。

 一方、技術会議を公開しないまま、技術会議自体は進行している。

 今回、市場内業者、特に仲卸業者への説明は、以前も書いたが、
①都合のよいデータしか出していない点、
②上記にもある*で示したような点への十分な回答が得られなかった点、
③リスクコミュニケーションを取ろうとしていない点、
④技術会議について一切述べていない点、
などなど不備な点が多く、残念ながら説明会の態をなしていないと考えている。

 9月には都議会も始まる。
 どうか、十分なる議会のチェック機能を果たしていただきたい。 
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【お知らせ】中央区環境区民会議 是非、ご参加を!!

2008-08-25 10:24:13 | 地球環境問題

 中央区は、本年3月に『中央区環境行動計画』を策定し、環境問題への取組みを積極的に進めようとしています。(写真は、その策定された計画と概要版。)
 そのひとつとして、中央区環境区民会議なるものも立ち上げ、区民の声を、幅広く聞き、施策に反映していこうとしています。
 是非、積極的に参加してみては、いかがでしょうか?
 
 中央区では、実際に環境講座なども企画し、積極的に行動されている方々が多くいらっしゃいます。この会議が活発に行われることを、大いに期待しています。


****環境区民会議のご案内 区のホームページより****


環境区民会議に参加しませんか

 
 区内において区民や事業者の方々による環境活動が行われています。
 区ではこうした取組みをより大きな活動につなげるために、区民、事業者、団体などが一体となった新しい組織『中央区環境区民会議』をつくります。
 『中央区環境区民会議』とは、自主的・自発的に環境活動を行い、活動の環(わ)を区内全体に広げていく集まりです。具体的な活動内容は、参加者の皆さんで決めていきます。区は、参加者の1員として活動します。この会議は、区の主導ではなく参加者の皆さんにより作り上げられるものです。
 ぜひご参加ください。

環境区民会議のイメージ

環境区民会議のイメージ
◆活動の例◆

・区内の環境についての調査
・環境に関する各種イベントの開催
・区への環境施策の提案      など

参加者の皆さんの取り組みたいことを募集しています。「個人では取り組むのが難しかったけれど、団体になれば‥」と思っている方!ぜひ会議の場で提案してください。


参加対象

 個人、事業者(会社)、団体等どなたでも参加できます。
 申込後、今後の打ち合わせ会等の予定をお知らせします。
 
申込方法
 電話、郵送、ファクス、メール
 いずれの方法でもお申込いただけます。次のことをお知らせください。
 ・氏名
 ・団体の場合は代表者名(役職名)、担当者名(部課名)
 ・住所(在勤の方は勤務先)
 ・電話番号(固定または携帯電話)
 ・可能でしたら、ファクス番号、メールアドレスをお知らせください。

郵送、ファクス、メールでお申込の場合は、次の申込書をご利用ください。


環境区民会議申込書 EXCEL・19KB

申込期間
 年間を通じて受け付けています。

なお、1回目の集計は、8月31日日曜日までの受付分で行います。

 第1回の会議は、秋を予定しています。

 

****第一回環境区民会議のご案内 区からのメールより****

                                        平成20年8月

 各 位

                           中央区環境部長
        
      
中央区環境区民会議開催(第一回)のご案内


 このたびは、環境区民会議にお申込みいただき、ありがとうございました。

 さて、第一回会議を下記のとおり開催することとなりました。ご多忙とは存じますが、ご出席いただきますようよろしくお願いいたします。ご欠席の場合はお手数ですが、下記担当までご連絡ください。

             


1 開催日時  平成20年9月18日(木) 午後2時~4時

2 会場    中央区役所 8階大会議室

        所在地 中央区築地1-1-1

        最寄駅 東京メトロ有楽町線 新富町駅 

3 内容    ①環境区民会議の趣旨説明

        ②環境活動についての意見交換、提案

        ③今後の進め方について


【担当】中央区 環境部 環境保全課 計画推進係 口(がぐち)

    TEL 03-3546-5406
    FAX 03-3546-5639

    E-mail kankyo_04-kuminkaigi@city.chuo.lg.jp

 

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【お知らせ】異業種交流会、ご参加をお待ちしています。

2008-08-25 08:30:35 | 教育
異業種交流会が、『あすなろの木』で、
開催されます。
企画は、フードビジネスアドバイザーの
女性起業家 岩本さんです。
かつて、早稲田大学の社会人講座で、
ビジネス企画系の講座で知り合いました。

     
     記

第5回 異業種交流会

日時:8月29日(金) 19時00分~20時30分
場所:あすなろの木(月島駅8番出口より徒歩8分)
会費:募金制

講師とテーマ:
①青山氏
【セミナー内容】「てつがく」
【プロフィール】現役世界史塾講師・某高校臨時講師

②岩本氏
【セミナー内容】飲食店の損益計算書を用いて家計に生かそう
【プロフィール】フードビジネスアドバイザー 5業態30店舗オープン
飲食店に関わる人材教育・制度の導入を得意としています。

③私、小坂もセミナー終了後(20:30~)、
15分程時間をもらいました。
【内容】築地市場移転問題 報告
【プロフィール】区議会議員

参加の申し込み希望の方はメールにてご連絡ください。
iwamotodenki0803@yahoo.co.jp

今回もセミナー終了後、交流会を実施します。会費は2000円です。参加希望の方はご一緒にご連絡ください。



参加の申し込み希望の方はメールにてご連絡ください。
今回もセミナー終了後、交流会を実施します。会費は2000円です。参加希望の方はご一緒にご連絡くださいませ。

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地方分権改革

2008-08-24 11:47:48 | 地方分権改革

 今の行政・区政の一番のキーワードは、『地方分権改革』だと思います。もう一つのキーワードは、『住民参加』。
 そして、この二つは、切っても切れない中で、地方分権改革の先には、住民参加があります。
 地方六団体の地方分権改革推進本部のホームページ(http://www.bunken.nga.gr.jp/)にも、「地方分権改革は、だれもが住み慣れた地域で、生き生きと暮らし続けていける社会を目指しています」と掲げています。(地方六団体とは、全国知事会、全国都道府県議会議長会、全国市議会議長会、全国町村会、全国町村議会議長会。)

 地方分権改革の動向で大事な資料は、地方分権改革推進委員会による第1次勧告(平成20年5月28日)。

****第1次勧告****



平成20年5月28日 「第1次勧告 ~生活者の視点に立つ「地方政府」の
確立~」

  ○ 本文 [PDF:140KB]
    (別紙1) 基礎自治体への権限移譲を行うべき事務 [PDF:480KB]
    (別紙2) 措置対象の国庫補助金等一覧 [PDF:28KB]
    (別紙3) 国の出先機関の見直しについて(事務・権限仕分けの考え方) [PDF:19KB]
  ○ 要約 [PDF:38KB]
  ○ 概要 [PDF:39KB]
     (参考資料) [PDF:2,073KB]
     【分割ダウンロード】
      ( 1/ 6) [PDF:412KB] ( 2/ 6) [PDF:554KB] ( 3/ 6) [PDF:539KB]
      ( 4/ 6) [PDF:516KB] ( 5/ 6) [PDF:445KB] ( 6/ 6) [PDF:263KB]

     【関連リンク】
      政府が「地方分権改革推進要綱(第1次)」を決定 (平成20年6月20日) [PDF:29KB]
    → 丹羽委員長コメント ~政府の「地方分権改革推進要綱(第1次)」
       の決定に当たって~ [PDF:12KB]
      「第1次勧告」を福田総理に手交(首相官邸ホームページ)

*****第1次勧告資料終わり*****



 現在、中央区では、「特区のあり方検討委員会」の動向を踏まえながら、分権改革に取り組んでいるところです。

 ただし、なかなか、分権改革が、上手く進んでいない状況があり、過去の分権改革の問題点が区のホームページでも載せられています。

 都が事務を行うより、区が事務を行った方が、より効率的できめ細かな住民サービスが行えるはずです。
 現在、検討対象事務リストで、法令に基づく事務336件、任意共管事務108件 合計444件の事務が、検討リストに上がっています。
 本年度中には、「基本的方向」が、「検討委員会」から「特区協議会」に示される予定。平成21年4月からは、具体化に向けた検討へと入っていきます。
 
 私も、地方分権の視点からの施策の分析を行って行きたいと思っています。

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国際交流サロン~地震だ!その時あなたはどうしますか?~

2008-08-24 09:57:56 | 防災・減災

 私は、区議会の特別委員会である防災等安全対策特別委員会で副委員長を拝命している以上、区内の防災・減災の取組みを、幅広く勉強しなくてはと、思っています。

 昨日8/23、国際交流サロンで、テーマが、地震という内容で、在日の外国人と地域の人の交流会があり、参加してきた。 国際交流サロン自体、初めての参加。

  京橋消防署の江口氏による非常にわかりやすい防災のお話の後、グループになって、意見交換をした。

 私のグループは、台湾出身でオーストラリアも長い男性、中国出身の男性、築地在住の日本人女性、新宿在住日本橋勤務の日本人男性そして私の5人。 台湾も中国も地震には慣れっこのようであった。ただ、オーストラリアは異なるらしい。 15年で一度小さな地震があったのみという。

 地震のとき、地域の外国の人とも、自助共助の助け合いをしていかなくてはならない。 8/31に中央区の防災訓練があるが、どれだけの地域の外国人が参加されるだろうか。
 防災拠点委員会を核に、地域の顔の見える関係ができていくことを一つは、待ちたい。

 国際交流サロン、地震でいったが、実は、それ以外の得るものが非常に大きかった。
 いろいろと、異文化に対しての自分の既成概念が崩れることが、多かった。
  国際化という場合、個人レベルで言うなれば、このような在住外国人との交流の場に足しげく通うことであると思う。
 いつか書いたと思うが、国際人とは、海外の情報を、メディアからではなく、直接知ることができる海外の地元の友達を、たくさんもつことであるとつくづく感じている。


****以下、昨日のイベントの案内****

http://www.chuo-ci.jp/pdf/salon/salon200808J.pdf

 

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動物との共生推進員 獣医師部会

2008-08-23 10:37:55 | NPO・地域力
動物との共生、本区でも課題の一つです。

保健所が中心となり、共生を考えるセミナーが、
年に何度か、企画されています。
私も、何度か参加しました。
それをきっかけに、
熱心に活動される方々と知り合い、
街でお会いした時は、
よく動物の話題で盛り上がります。

昨日8/22、中央保健所を訪れた際、
『動物との共生推進員 獣医医師部会』が
開催されていました。
中央区の獣医医師10名全員が部会員。
昨日は、そのうちの6名が出席とのこと。

獣医師の先生方とも、
同じ生命に携わる医師同志であり、
連携していければと思っています。
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喘息キャンプ 

2008-08-23 10:04:34 | 小児医療
中央区では、夏に、喘息の子ども達の健康づくりのために、
喘息水泳教室や、
2泊3日の喘息キャンプが開催されます。

今年の定員は、38名。
申し込みは、39名。
一名抽選漏れでしたが、辞退者が出て、
結局、全員参加。

私のクリニックにかかっている子ども達も、
たくさん参加されています。
喘息の診療の時に、
楽しかった思い出を話してくださいます。

昨日8/22は、喘息キャンプ後の講習会。
私も、キャンプの現場は見ていないので、
雰囲気をつかむために、少しその講習会に顔を出しました。

壁に貼られた思い出写真を見ると、
ラジオ体操、水泳、
広い緑の芝の上での野外活動、
山登り、
益子焼づくり、
様々な活動をしながら、
子ども達が笑顔で、楽しんでいました。

このように楽しみながら、
喘息のからだとどう向き合うか、
理解を深めていってほしいと思います。
上手く付き合っていけば、きっと治ります。

喘息の子ども達にとって、健康づくりの本当によい機会です。

課題として、区内の喘息のお子さんが、皆、
このキャンプの存在をしっているかどうかがあります。
今後、学校や医療機関を通じても、
お知らせをすることで、
幅広く周知できていけばとよいのではと、思っています。



以下、区報に載る喘息キャンプのお知らせです。
6月1日号です。

****区報6月1日号転載****
ぜん息児サマーキャンプ参加者募集

このサマーキャンプは、子どもたちが親元を離れ、医師など専門スタッフのもとで集団生活をしながら、自立心を養い、健康増進を図ることを目的としています。またキャンプ当日だけでなく、キャンプ前後に講習会を設け、親子でキャンプ中に指導されるぜん息体操等を体験し、日常生活で役立つ予防・発作対策等を身に付けます。

日程
8月6日(水曜日)から8日(金曜日)の2泊3日
講習会は7月11日(金曜日)、8月22日(金曜日)

場所
栃木県芳賀郡益子町 「ホテルサンシャイン益子舘」

対象
区内在住で、医師に気管支ぜん息と診断されている小学校1年生から中学校3年生

内容
水泳・呼吸法練習・ハイキングなど

定員
38名(申込多数の場合は抽せん)

費用
昼食代として3,000円

申込方法
6月16日(月曜日)までに区役所4階福祉保健部管理課にある所定の用紙で直接または郵送で申込む。
なお、区のホームページの電子申請でも申込めます。

◎講習会不参加の場合はキャンプの参加を取り消しにする場合があります。


【申込(問合せ)先】
〒104-8404
中央区築地1丁目1番1号
福祉保健部管理課保健係
電話 03-3546-5400



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