懸案となっておりました朝潮運河への歩行者専用橋架橋の問題。
7/29 18時半~「朝潮運河周辺における良好な歩行環境の実現に向けた検討会」が開催されるということです。
同検討会から報告書( http://www.city.chuo.lg.jp/kurasi/kentiku/kentoukai/doro_20100608/files/houkokusyo.pdf)が、昨年6月8日区長に提出されました。
また、検討会では、下にも掲載いたしますが、地域住民の皆様から、歩行環境の実現に向けた代替案もすばらしいプレゼンテーションのもと出されもしました。
報告書において検討課題がいくつか出されていましたが、十分に検討がなされ、地域住民にこのたびの検討会でご報告されますことを期待いたしております。
東日本大震災を受け、大胆な政策の変更をすべきであったわけであり、この度の区長選挙における私の問題意識の一つでもありました。
限られた財源の中で、どのような優先順位で政策を行っていくべきか、災害への備えに関しても、同じ10億円をかけるなら、まず先に補強すべことは他に無いのかどうか、よくよくご検討いただけますようにお願い申し上げます。
<検討会委員構成>
座長:学識経験者
中央大学理工学部 都市環境学科教授、大学院土木工学専攻教授 山田正先生
地域住民の代表者
月島連合町会会長
勝どき・豊海連合町会会長
晴海連合町会会長
月島四之部東町会会長
勝どき東町会会長
晴海町会会長
月島四丁目住宅管理組合理事長
区営月島四丁目アパート自治会会長
株式会社荒谷商店(リューズ・リバー月島)の代表者
月島ローヤルコーポ管理組合理事長
浜中クリニックビルの代表者
宮吉運輸株式会社の代表者
クレアシティ勝どきアットステーション管理組合理事長
株式会社市川水産の代表者
セザールアクアフロント勝どきイースト管理組合理事長
セザールアクアフロント勝どきウエスト管理組合理事長
ライオンズマンション勝どき管理組合理事長
勝どき二丁目アパート自治会会長
勝鬨ハイデンス自治会会長
晴海ビュータワー自治会会長
アーバンタワー自治会会長
晴海アーバンプラザ自治会会長
株式会社晴海コーポレーションの代表者
運河関係者
朝潮運河ルネサンス協議会の代表者
東京都
東京都建設局河川部計画課長
東京都建設局第一建設事務所管理課長
東京都港湾局港湾整備部計画課長
交通管理者
警視庁月島警察署交通課長
<報告書>
中央区長
矢 田 美 英 様
朝潮運河周辺における良好な
歩行環境の実現に向けた検討会
座長 山 田 正
朝潮運河周辺における良好な歩行環境の実現に向けた検討について(報告)
平成21 年10 月、「朝潮運河周辺地域における良好な歩行環境の実現に向けた検討会」を設置し、これまでに6回の会議と1回の現地見学会を開催し、地域防災の意義や晴海通りの歩行者の混雑緩和に関する方策や課題などを中心に様々な検討(別紙1に列挙)を行い、検討会各構成員との意見交換や議論を行ってきました。第2回検討会では、大江戸線勝どき駅や晴海通り等の朝の通勤時間帯における混雑状況を実際に見学し、各構成員とその現状などについて確認しました。また、自身、検討会における議論や検討状況などを踏まえ、開発動向、混雑状況、歩行ルートについて改めて現地の状況を確認しておきたいと考え、3月9日に現地視察を行ったところ、16 名の構成員の自主的参加を得ました。
こうした経緯を踏まえ、本検討会としての方向性を取りまとめたので下記に示し、ここに報告します。
記
1 歩行者専用橋の必要性について
今後の月島地域(月島、勝どき、豊海、晴海各地区)の開発計画などを考えた場合、大江戸線勝どき駅を中心とした歩行環境を改善していくことは、この地域全体にとって喫緊の課題である。本検討会において、構成員の発案をもとに歩行者の混雑緩和対策の比較検討を行った結果、交通工学上の視点から考えた場合、歩行者を分散させるための新たな歩行者専用橋を整備することが、晴海通りの歩行者の混雑緩和対策として最も有効であると思われる。しかし一方で、晴海通りの両側歩道の平準化を図るために黎明橋交差点への横断歩道、あるいはエスカレーターを配備した歩道橋を設置することが、早期に、そして少ない公共投資で問題を解決することができるとの意見も複数寄せられていることから、今後、横断歩道・歩道橋の設置可能性について、道路管理者である東京都と具体的な協議を行うこと。
また、朝潮運河周辺には、運河に突き当たる行き止まり道路が数箇所存在しているが、こうした行き止まり道路を解消し、災害時の避難路を確保することが月島地域全体の防災性向上につながるものと考える。大規模災害がいつどのような状況において発生するかわからない中では、災害活動要員の移動、緊急時の医療物資等の運搬を多様な方向に可能とする動線を確保することが、地域全体の防災性をより高めるものと考える。このことについても、前述の混雑緩和対策と併せて比較検討を行った結果、新たな歩行者専用橋を整備することが最も有効な対策であると思われる。一方、月島地域8箇所の行き止まり道路の解消を踏まえた地域全体の防災性を高める検討や、防災面を配慮した橋の構造(密閉性・幅員等)の検討が必要であるとの意見も寄せられていることから、今後、地区全体の防災性の向上を含め、災害を想定した歩行者専用橋の機能、構造、役割などについても検討していくことが必要である。
2 今後の課題について
(1)都市景観等への配慮
歩行者専用橋の架橋が計画されている位置は、朝潮運河に月島川が接続する特徴を持つことから、河川、運河双方それぞれを視座においた景観と調和する橋梁デザインを検討するとともに、橋上からの景観(ビュー)や周辺の街並みと橋との調和についても配慮すること。また、架橋位置周辺の建物に対するプライバシーや周辺地域の住環境への配慮についても併せて検討すること。
(2)ユニバーサルデザインへの配慮
① 歩行者専用橋および橋と勝どき駅との間の区道の整備については、橋に至るまでの歩行環境(歩道幅や勾配、連続性、歩道の材質)、沿道建物へのスムースな人の出入り、高齢者や車椅子利用者等への配慮などユニバーサルデザインにより設計すること。
② 駅を利用する歩行者が安全かつスムースに通行できるような、勝どき駅の出入り口整備について東京都交通局と協議すること。
③ ②の整備に当たっては電線類の地中化を行うことにより、既存の道路を有効に活用するとともに、震災時における動線の確保や都市景観の向上を図ること。
(3)他の施設配備への配慮
歩行者専用橋の整備にあたっては、東京都が進めている耐震護岸整備や中央区が計画しているトリトン前の船着場、さらには、東京電力の占用橋とは競合あるいは近接施工が想定されることから、それらの施設との協議調整を図ること。
また、計画地は朝潮運河と月島川の交差部にあたることから、橋の設計等にあたっては、船舶の航行路(幅員、桁下高等)や船舶からの見通しの確保など、航行船舶の安全性について十分に検討配慮し、関係機関等との協議調整を図ること。
(4)良好な歩行環境実現への取り組み
歩道の混雑や行き止まり道路など歩行環境に関する問題については、単なる一地区の問題としてではなく、地域全体の課題として考えていかなければならない。朝潮運河周辺における良好な歩行環境の実現のため、本検討会で検討してきた当該地区を皮切りに、月島地域全体として、歩行環境改善に向けた検討を順次行なっていくこと。
<検討会で地域住民からなされた提案>
*****中央区ホームページより*****
(2)構成員によるプレゼンテーションについて
(座長)
次の議題に進みたい。構成員によるプレゼンテーションをお願いする。20 分
程度でお願いしたい。
(委員A”)
現実的な歩行予測からの解決策の提案をさせていただく。この提案を聞い
ていただき、歩行環境の課題が解消できればと思っている。
今回、このような検討会を設置いただき、中央区の方々には感謝している。
我々の基本スタンスとしても、この豊海、月島、晴海、勝どき各地域が、より
生活しやすい場となることを望んでおり、地域発展のためには、いかなる協力
も惜しまない覚悟である。ただし、X橋をつくれば全てが解決するという事務
局の考え方は非常に遺憾であると述べさせていただく。中央区土木部、地域住
民が智恵を出し合って、これからの世代に恥じない解決策を作っていきたいと
思っている。
検討会の根本的な目的を考えた。事務局側からの説明では、X橋建設の目的
は、「黎明橋周辺の混雑緩和」と「災害時の避難路の確保(行き止まり道路の
解消)」としている。ただし、地域には8箇所の行き止まり道路があるが、X
橋設置予定箇所以外は橋の構想さえ無い状態である。また、中央区基本計画
2008 においても、この場所にX橋を設置するとは全く記載されていない。更
に、災害時の避難については、単にX橋をつくれば全部解決すると言っている
が、そんなバラ色なことはない。まず、総合的な観点から検討、整備する必要
性がある。すなわち、本当の意味の検討会の目的は「黎明橋周辺の混雑緩和」
であると思っている。
そこで、中央区で調査した現状の歩行者数を基に、わかりにくい資料ですが
簡単にまとめた。現在の晴海通り東側歩道(の通行者数)は6,922 人、西側歩
道は807 人となっている。東側歩道の歩行者数は西側歩道の8.5 倍と非常にア
ンバランスな状況である。西側歩道を晴海方面にそのまま直進し、トリトンに
向かう場合、黎明橋公園交差点の横断歩道橋を渡らなければならず、遠回りに
なるということで、誰も使っていない。西側歩道が全く機能していない状況で
あり、これがアンバランスではないかということである。
中央区に昨年確認した晴海地区の人口増加数については、晴海3丁目が
5,264 人、晴海2丁目が731 人であった。我々は、この数字を基にこれまで検
討を重ねてきたが、たった1年後のこの検討会において、晴海2丁目は2,600
人に増えており、晴海3丁目は2,950 人に半減している。たった1年でこれだ
け変わってしまうのは、あまりにいい加減な数字であると思われる。この予測
数値は、X橋建設に都合の良い数値になっており、不信感を持っている。
我々が提案する混雑緩和対策は、「晴海通りの東・西の均等化」と「西側歩
道の通行者ルートの確保」である。一つの施策ではなく、二つの施策を組み合
わせる必要があると思う。一つは、事務局側で『できない』と言われている「黎
明橋公園前」の横断歩道の設置、もう一つは、勝どき2丁目交差点の信号の是
正である。この二つの施策を組み合わせることによって求める効果が得られる
のではないかと思っている。
「設置できない」と言われている横断歩道を設置した場合は、西側歩道を歩
いている人は、そのまま晴海方面に直進し、横断歩道を使ってトリトンに向か
う。そうすることで、現状の東西歩行者数が均等化され、東側が3,865 人、西
側が3,865 人となる。このとおりにはいかないかもしれないが、ある程度の均
等化は図れるのではないかと考えている。
勝どき2丁目の横断歩道の是正についてですが、住民の方は理解していると
思うが、この信号はスクランブル信号である。このスクランブル信号を斜めに
渡っている方が非常に多い。この斜め横断は違法であり、注意看板も設置され
ているが、現状では多くの人が斜め横断をしている。通常の信号と異なるため、
車が突っ込んできたりして、危険な状態である。ただ単に黎明橋公園交差点に
横断歩道を設置するのみでなく、このスクランブル交差点の信号を通常の信号
に戻して頂きたい。そうすることで、西側を通行する歩行者は直進し、黎明橋
公園交差点の横断歩道に誘導できると思う。
黎明橋公園交差点の横断歩道のメリットは、公共投資が少ない。これらの事
業は貴重な税金が使用される。X橋の建設には約8億円必要だが、横断歩道に
ついては、以前の事務局資料から、ほぼゼロに近い。また、橋の建設には3~
4年かかるが、横断歩道はすぐに着工でき、現在の東側歩道の混雑がすぐにで
も解消できる。維持管理についても、X橋は5億円だが、横断歩道はゼロに近
い。また、回遊性という点で言えば、現在、ほっとプラザはるみが晴海5丁目
にあり、晴海1丁目の方がここへ行くためには、晴海3丁目交差点や黎明橋公
園交差点の横断歩道橋を渡る必要があるが、お年寄りは横断歩道橋を渡れず、
大変不便を強いられている。もう一点として、トリトンの方には失礼かもしれ
ないが、トリトンスクエアは非常に低迷を極めている。一方で晴海で最も人口
増加が著しいのは晴海3丁目であることから、「黎明橋公園前」に横断歩道が
あれば晴海3丁目の方々が簡単にトリトンへ行くことができ、トリトンの活性
化へ結びつくという効果もあると考えている。事務局側は、横断歩道はつくれ
ないという説明をしているが、つくるための智恵を結集し、出来るところから
早急に着手することが、区民にとっては必要であると思う。
先ほど、事務局から「黎明橋公園前には横断歩道は設置できない」との説明
があったが、横断歩道設置に向けた解決策を考えた。この場所は追突事故が多
いということだが、他の交差点と比べても事故が多いという訳ではない。追突
事故は橋の上が多いというが、勝鬨橋の前後にも同じような交差点が設置され
ている。黎明橋とどこが異なるのか解らない。また、横断歩道が危険であるな
ら予告信号を設置してはどうかとの提案をしたところ、事務局からの回答は
「可能である。ただし、運転手が予告信号を見ることにより、渋滞や事故が発
生してしまう」とのことであったが、そんなことは無い。予告信号は安全のた
めに設置するものであり、事故や渋滞が発生するのであれば、どこにも設置で
きない。追突事故に関しての対応策は必要であるとは思う。
また、交差点を設けた場合の赤信号の停止時間は、前回の説明では40 秒必
要ということであったが、今回の説明では10 秒減っている。まだまだ減らす
方法があると思われるが、わずか30 秒の増加であれば、十分な許容範囲であ
ると思う。
晴海通りは、晴海3丁目、勝どき2丁目、勝どき駅前の各交差点に横断歩道
が設置されている。何故、黎明橋公園交差点だけが横断歩道を設置することが
できないのか疑問である。
先ほど説明した、勝どき2丁目のスクランブル交差点を元に戻し、連動制御
することで解消可能ではないかと思う。
事務局の方から、右折信号の捌け残りや右折滞留長の長さが問題であるとの
指摘があったが、右折する車両は非常に少ないと思われる。
「信号待ち時間が増大し、違法な横断が増える」という説明があったが、歩
行者やドライバーのモラルの問題であり、この交差点に限ったことではない。
また、「周辺道路との連動制御が困難」という説明があったが、困難であれ
ば、新たな信号機は日本中どこにも設置できなくなってしまう。何故、この交
差点だけが困難であるのか。非常に曖昧な言い訳としか思えない。
現在の勝どき2丁目交差点における歩行者の横断状況を考えれば、「黎明橋
公園前」に新しい横断歩道を設置したとしても、歩行者が滞留するとは考えに
くい。歩行者が滞留するのであれば、現在の勝どき2丁目交差点についても是
正する必要があるのではないか。「黎明橋公園前」に横断歩道が設置されれば、
歩行者は勝どき2丁目交差点と黎明橋公園交差点に分散することが予想され
る。西側の歩行者全員が「黎明橋公園前」の横断歩道を渡るとは考えにくい。
以上のことから、「黎明橋公園前」における横断歩道設置の可能性は非常に
高いと考えている。後はやる気の問題だと思う。
また、横断歩道が難しいのであれば、横断歩道橋を設置してもらいたい。横
断歩道橋をつくれないという理由は全く無いと思う。エスカレータ付きであれ
ば、利便性も高まる。特にバリアフリーを考えるのであれば、エレベーターも
必要である。現在の老朽化した歩道橋は、通学路に指定されているため撤去は
難しい。しかし、この歩道橋は耐震性に優れていないと思われるので、公園側
に耐震性の優れた歩道橋を設置し、通学路とすることが望ましいのではないか。
先ほども説明したが、晴海3丁目と1丁目の行き来が便利になり、回遊性が
向上する。建設費についても安く、エレベーターを配備しても約3億円と歩行
者専用橋の半分以下の費用で整備できる。
また、現在の横断歩道橋の下に横断歩道を設置してはどうかとの提案に対し、
横断歩道と歩道橋の組み合わせは困難であるとの回答であったが、実際に2つ
がセットで設置されている交差点の事例はある。つくれないのではなく、つく
らないだけである。
これまでの話だけ聞くと、現在の状況だけで、将来については検討していな
いのではないかという意見もあると思う。
実際に事務局が検討したデータをもとに、「黎明橋公園前」に横断歩道を設
置した場合の通行量を検討した。左右の均等化を図り、晴海2丁目の増加人口
2,600 人が晴海通り東側を、晴海3丁目の増加人口2,950 人が西側を通行した
らどうなるかについて数値を出した。その結果、将来の通行量は東側が6,465
人、西側が6,815 人となり、東側の通行量は現在よりも減少する。また、西側
も現在の東側の通行量程度となる。この数値は事務局が提示したデータを基に
算出しているので、事務局が数値を変更すれば、この数値も変わってきてしま
う。
まとめとしては、「黎明橋公園前」に横断歩道または横断歩道橋を設置する
ことで、東西歩道を有効に活用でき、歩行者数は将来も現状の東側歩道以下の
レベルとなる。つまり、将来、横断歩道や歩道橋を整備するだけで、両側の歩
道で通行量が減るということであり、横断歩道を1箇所つくることで、全て解
決するということが言える。
また、晴海2丁目5街区の最も近いルートは晴月橋であり、黎明橋ではなく
晴月橋に向かう可能性が高い。中には月島駅を利用する人も考えられる。そう
すると、予測した東側の6,465 人がもっと減少する可能性もある。
問題となっている勝どき駅の構内についてだが、勝どき駅は、東側歩道が非
常に混雑している状況で、西側歩道側に新しい出入口の設置を計画している。
これは、通勤者を東側ではなく西側へ誘導しようと計画しているということで
ある。つまり、西側の出口を利用する通勤者を西側歩道へ誘導することが、こ
の地域の良好な歩行環境に結びつくと考える。対策が必要なのは東側歩道では
なく西側歩道である。また、勝どき駅の駐輪場は西側歩道側に設置されている。
この駐輪場をどのように活性化させ利用してもらうかということも重要であ
る。
まとめとして、「黎明橋公園前」に横断歩道を設置することで、将来の交通
量は東西歩道とも現状の東側通行量以下となる。事務局はできないという意見
であるが、率先して取り組むべきである。
また、通勤時間のピークはたったの30 分であり、わずか30 分のために8億
円という膨大な費用を使って橋を架ける必要が本当にあるのか。
今後の勝どき駅は、更なる通勤者増が見込まれるため、新たな出入り口が増
設される可能性があるが、その計画が全く確定されていない中で、計画を勧め
て良いのか。計画が決まってから、改めてこの議題について検討をするべきで
ある。
公共事業は我々住民の税金であり、中央区のものではない。無駄と思われる
公共事業には多くの住民が反対している。
我々は、橋の建設反対について、約500 名の方の署名を集めた。この署名に
ついては、座長にお預かり頂きたい。
最後になるが、一度、橋を作ると50 年、100 年は架け替えを行わない。後
世のためにも、負の遺産を残さないことが我々の使命であると思う。
X橋を設置した場合に、どのようになるのかイメージを作成した。きれいな
場所がこのようになってしまう。これが、本当に8億円をかけてつくる意味が
あるものなのか。このイメージをもって我々のプレゼンを終了させていただく。
X橋に関する疑問点は山のようにあり、提案したいことはまだまだあるが、
今回は20 分という短い時間のなかで簡単にまとめさせて頂いた。是非、また
時間をいただければと思う。
******以上*****
****中央区ホームページより*****
http://www.city.chuo.lg.jp/kurasi/kentiku/kentoukai/20110729kentoukai/index.html
検討会を開催します
「朝潮運河周辺における良好な歩行環境の実現に向けた検討会」を以下のとおり開催します。
開催概要
・開催日時
平成23年7月29日(金曜日) 午後6時30分から
・開催場所
月島区民センター(月島特別出張所) 1階会議室
・内容
(1)報告書の課題に対する検討状況について(報告)
(2)その他
【問合せ先】
環境土木部道路課月島道路事務所
電話 03-3531-1155 ファクス 03-5560-1987