「ハンセン病」を学ぶ道筋を思案している。
「検証会議」を読みながらも、この本に入る前に読んでおかなくてならない本が
あるのではないかと思っていた。
ひとつは、各療養所の写真集である。
岡山の療養所は訪問することができるが、他の療養所は見当もつかない。
見当がつかないでは、話にならない。
歴史的な写真もみておく必要がある。
療養所のように隔離された施設は、想像することができないのだ。
想像するた . . . 本文を読む
7月に行われたサミットをみて、「サミット」賞味期限切れました!
とまとめたけれど、五輪も同様だと思わざるをえない。
五輪を国威掲揚の場にすればするほど、国威失墜の場にしようとする力が働く。
中国のような大国では、問題が噴出しやすい。
当然である。一つの国として治めること自体が矛盾なのである。
one chinaは、国家にとって至上命令だが、それはとても困難な命令なのだ。
いきおい強権が必要になる . . . 本文を読む
日曜の朝の楽しみに書評読みがある。
週によって、興味の差はあるけれど、今朝の朝日新聞は興味深かい本が並んだ。
読みたい本がいくつもある。タイトルの見出しだけ紹介しよう。
『決壊』 平野啓一郎 「自由な語りで無差別殺人を思想劇に」
『壊れゆくアメリカ』 ジェイン・ジェコブス 「集団的記憶喪失が文明の暗黒へと」
『日本人のリテラシー1600から1900年』リチャード・ルビンジャー 「格差生む読み . . . 本文を読む