リハビリ病院に転院してから6日目、入院から16日目となった。
転院してから順調にリハビリを続けている。
食事もよく食べることができている。
体重も1kgほど戻った。
理解できにくい会話も少なくなった。
まずは順調です。
ただ転倒事故以前とは何かが変わってしまった。
今までの入院では、比較的は早くから「帰りたい」という訴えがあった。
今回はそのような話はいっさい出ない。
もちろん、自宅で生活する自信がないことがあるのだろうが、
本人は今回の入院が一番楽だという、入院生活を楽しんでいる。
「なにもかもしてもらっているので楽に生活できる」
今までこのような発言はなかった。
いつも「家に帰って今までの生活をする」と言っていた。
私との会話では、うまくやってほしいという言い方である。
こうしてほしいという話にはならない。
新聞や書物はまだ読みたくないという。
いつも気にする入院費のことはいっさい話しに出てこない。
なにか、病院以外のことは遠いことのように思っているようだ。
このように母が、外部のことを考えないことは、実は私のとって非常に楽なことだ。
今まで母が持っていた「しなくてはならない」という強迫観念のようなものが薄れ、精神的にリラックスしているからだ。
そのことで、私もリラックスできる。
ただ、母が自分の置かれている状況を受け入れることができたことはよかったと思う一方、
今後のことはすべて私の肩にのしかかってきたと感じる。
父はもちろん、母も物事を決めることがなくなったということは介護をしている私自身の考えが「決定」にならざるをえない。
責任重大である。
転院してから順調にリハビリを続けている。
食事もよく食べることができている。
体重も1kgほど戻った。
理解できにくい会話も少なくなった。
まずは順調です。
ただ転倒事故以前とは何かが変わってしまった。
今までの入院では、比較的は早くから「帰りたい」という訴えがあった。
今回はそのような話はいっさい出ない。
もちろん、自宅で生活する自信がないことがあるのだろうが、
本人は今回の入院が一番楽だという、入院生活を楽しんでいる。
「なにもかもしてもらっているので楽に生活できる」
今までこのような発言はなかった。
いつも「家に帰って今までの生活をする」と言っていた。
私との会話では、うまくやってほしいという言い方である。
こうしてほしいという話にはならない。
新聞や書物はまだ読みたくないという。
いつも気にする入院費のことはいっさい話しに出てこない。
なにか、病院以外のことは遠いことのように思っているようだ。
このように母が、外部のことを考えないことは、実は私のとって非常に楽なことだ。
今まで母が持っていた「しなくてはならない」という強迫観念のようなものが薄れ、精神的にリラックスしているからだ。
そのことで、私もリラックスできる。
ただ、母が自分の置かれている状況を受け入れることができたことはよかったと思う一方、
今後のことはすべて私の肩にのしかかってきたと感じる。
父はもちろん、母も物事を決めることがなくなったということは介護をしている私自身の考えが「決定」にならざるをえない。
責任重大である。
了解しました。