今度の大統領選で、米国も不思議なクニだと改めて思いました。
そんな米国に追従する日本政府も不思議ですね。
松井久子さんが監督したこの映画は2時間を超えます。
不思議なことに憲法をほとんど学校で読み込んでいない日本人には読み解くのが
なかなか難しい映画です。
海外で憲法をしっかり学んでいる国はコスタリカでしょう。
小学生が違憲訴訟をするのですから。
国民が憲法という物差しで政府を監視しているのです。
だから、憲法が別に難しいわけではなく、子どもの頃にしっかり学ばなかったことが難しくしているだけです。
学校の先生は中立でなくてはならないという言い分はわかりますが、それでも憲法はしっかり教えることはできます。
この映画の中に憲法の条文がいっぱい出てきます。
実はそれがどこに書いてあるのかわからないことがあるのです。
本当に情けなくなりました。
クリスチャンが聖書を手放さないように、仏教徒がお経を手元に置くように、私はタブレットに日本国憲法を入れていたのですが
ここしばらくは読んでおりませんでした。
これではだめです。
クリスチャンや仏教徒の朝夕の祈りのように、一条一条読んでおかなくてはなりません。
そうでなければ、自民党草案との違いが漫然としかわからないことになります。
学ぶに遅いことはありません。
自戒を込めて。