岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

もう、国は国民の邪魔をしないでほしい。

2009-04-12 07:45:21 | 国民と国会と政治
小泉政権の三位一体改革の破綻。
最近の報道でも明らかになっているように、明治以来続く国から地方への押し付けの対する知事からの
異議申し立てが相次いでいる。
この点においては、橋下知事の功績は大きい。

論理や正当性なき国からの押し付けに、言葉の力で対応できる彼は、
経費削減で府民に負担を押し付けるより、国に異議申し立てをすることを
自らの役割とすべきだし、そのように方向に定めてようにもみれる。

府の財政の立て直しを図ろうと奮闘しても、国からの理不尽な要求に
財源が奪われることを実感した彼は、国の今回の「理念なきばら撒き」を批判している。

「ばら撒く財源があるなら、自治体に渡して欲しい。国よりうまく使うから」

「国は地方に、赤字、赤字というが、国こそ赤字団体ではないか。
国の赤字に対する罰則規定はないではないか」

言われてみればその通りである。

このようなことは言われて見るまでわからない。
マスコミの報道もみたことはない。

国のやり方は、人間のあり方としても、とても認められことではない。
このような考え方が、今でも存在することを支えているのは、日本の隅々まで行き渡る官僚組織と
「お上思想」だと思う。

橋下知事の、「明細なしの、ぶったくりバー」発言などとてもわかりやすい。
新介護認定に対する野党議員の「人体実験」発言なども、本質を突いている。

どんどん、発言し行動していこうではないかと思う。

※写真は平安神宮

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