岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

政治家を志す青年

2008-11-15 21:03:25 | 国民と国会と政治
それも地縁、血縁、資金のない若者が目指す。
とても大変なことで、若者ゆえにできることかもしれない。

今朝、市会議員を目指す若者と会った。
京都南部の中心都市の選挙である。
この32歳の青年は、10年間保育園勤務をされていた。
この10年で考え抜えぬいた社会のために実行しなくてはならないことが資料に書かれていた。
4つの公約に集約されていた。

とても参考になりましたので、引用させていただこうと思います。

1.子どもの子どもによる子どものための遊び場づくり→プレイパーク構想
●放課後の子どもの居場所づくり
●仲間、空間、時間、子どものための三間(さんかん)づくり

2.障がい児・者にやさしい差別のないまちづくり→インクルージョン理念の浸透
●ひとりひとりの個性・特性を認め合うまちづくり
●新しい出会いを紡ぎあうまちづくり

3.子育て家庭に対する安心のまちづくり→サポートネット.
親子の安心、男女共同参画の子育て環境の整備
●多様な子育てを応援するまちづくり
●ワークライフ・バランスの観点に立った支えあいのまちづくり

4.若者の声を反映し、中高年・世代間交流を推進するまちづくり→ボランティア・ポイント
●中高年を子どもの現場へ。子どもを高齢者の現場へ
●既存の福祉施設の有効利用を。

この公約は、若い人が、彼なりにいかに地域を再生すればよいのかを考え抜いたことが
よくわかります。

彼に比べ、私など何ほどのことも実行できていない。
せめて、この青年を応援しようと思う。

若いことはやはり素晴らしいことだ。
せめて、志だけは見習いたいと思う。

※有森さんの実家には、アニモ・ミュージアムがある。
アニモは、有森さんの好きな言葉。
この銅像の台座にも刻まれている。
意味は、スペイン語で「頑張れ!」

青年よ。アニモ!


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