5月3日午後2時からの上映をシネマ・クレール(岡山市)で観ました。
という珍しい書き出しになってしまいました。
というのは、この回(一日3回上映)では、想田和弘監督の「シネマ放談の会」が開催されたからです。
実は今回は2回目で、1回目は『落下の解剖学』だったそう。行きそびれてしまいました。これは記事になっています。
こちらです。読んでみると「シネマ放談の会」の意図がよくわかります。
いつもはゆっくり座れる客席が満員でした。映画館への応援効果大です。
実は『落下の解剖学』もみごとな作品で誰かと話し込みたいと思っていたほどです。
このブログでも書いていました。こちらです。第1回もいきたかったなーと。
では、『悪は存在しない』です。
基本的な情報はwikiに書かれています。こちらです。
放談の会では5点評価で挙手するのですが評価は別れました。
発言したい人が続々と続きました。
最初は2点の人が酷評、すぐに反論です。
題名と内容がかみ合わないと言えば、ぴったりだという人も登場。
想田さんにあなたの評価は何点と聴かれて、8点!という超回答をする人まで。
「濱口竜介監督作品は商業ベースと芸術ベースの作品がある。ドライブマイカーは商業ベース」と想田さん。
「今作品は、やりたいことをやったのではないか。スタッフも少人数編成と聞いている。
また、表現方法も相当自信がないとやれない。長回しが多用されているがリスクが伴う(観客の評価が気になる)」。
これは監督ならではの発言でしょう。(私の超訳ですが)
では、私自身の感想です。5点を付けました。
事前に各賞受賞のニュースを聞いていて影響されたかもしれません。
映画が余韻を残して終わるのは『落下の解剖学』も共通しているように思いました。
ともにフランスでヒットしていることなど、なるほどと思います。
パリのカフェで喧々諤々と話されている様子が想像できます。
映画自体に関してはもう少し考えてみようと思います。
お読みいただきありがとうございました。
次は「マウリポリの20日間」だそうです。予告編を観ただけで落ち込みそうなのだけど行かなくちゃー
追記 6月1日とのことです。
ガザに平和を!
ウクライナに平和を!