岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

国指定重要文化財の障子貼りボランティアをしてきました。

2013-09-20 21:00:36 | 岡山
和気町の旧家です。

ボランティア仲間と定期的に作業をしています。
出来ることと言えば、枝切、草抜き、障子貼、掃除といったところです。

10月に一般公開するということでその準備です。



比翼造りの茅葺屋根です。

この障子をみんなで張り替えました。
藩の賓客を迎える御成りの間や茶室ではなく、裏庭に面している部屋です。







こちらは、御成りの間の庭です。




和気町のホームページより

旧大國家住宅 附土塀宅地(2,859平米)

大國家は江戸時代後期、運送業と酒造形などを営んだ家で、江戸時代末までは大森姓を、それ以降は大國姓を名乗った。
主屋(宝暦10年/1760年)は、約18m四方のほぼ正方形の平面構造をしており、2つの入母屋造の茅葺屋根の中央部分を切妻造の瓦葺屋根で連結する「比翼入母屋造」である。これは全国的にみても珍しく、吉備津神社本殿(岡山市)、法華経寺祖師堂(千葉県さくら市)など数例が見られるのみで、民家建築としては唯一ではないかと言われている。
(平成16年7月6日国指定文化財)


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